五十嵐誠メジャー2勝目

2007年4月21日～22日JBマスターズイースタンリーグが河口湖で開幕した。第1戦の勝者は初日3位、2日目1位の五十嵐誠。初日2位、2日目3位の野村俊介を1ポイント差でかわしてメジャー2勝目をあげた。

クラシック・河B・河A・マスターズ・マーキュリーと5回連続の春の河口湖JB戦。今回はその第4章。他と大きく違うのは「30cm」というキーパーサイズ。放流魚の殆どが20cm台後半でノンキーパー。河口湖育ちのバスも子バスは多いが、30cm越えは少なく戦略に組む込みのは難しい。前週までの上位パターンである「シラウオパターン」に関しては釣れる魚は減ってきた。シラウオ自体も減ったという話もある。ウエイイン率はかなり低いことが予想された。

大会初日は184名参加で検量されたバスはわずか36匹。30cmの壁は予想以上に厚かった。初日トップは三浦利彦で唯一の3匹検量。2位は1本で2374gの野村俊介。3位は同じく1本の五十嵐誠、2本の星野潤一が2020gで4位、ここまでが2キロ越え。5位から19位までが1キロ台で殆どが1本のみという厳しい結果となった。

2日目。ポイント制のため、初日上位10名ほどは誰にでも優勝のチャンスはある。しかし、なかなか上手く行かないのがトーナメントなのか・・。両日ともにハイウエイトだったのは、五十嵐誠と野村俊介のみ。野村は2日間で持ち込んだのはわずか2匹、しかし合計重量は4524g！更に上を行ったのが五十嵐誠。2日目に4155gを持ち込んで、198P+200Pで優勝した。

春の5連戦上位陣は皆2キロ前後の魚を釣ってくる。キーパーが25cmでも30cmでもどうでもよい？！彼らのキーパーは40cmのようだ。

報告・写真　NBCNEWS　H_togashi