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JBマスターズ第5戦ダイワCUPストーリー

JBプロトーナメント情報2008

10月18日()~
10月19日()

長野県 野尻湖

JBマスターズ 第5戦 ダイワCUP

トーナメント概要初日結果2日目結果トーナメント結果上位のフィッシングパターン写真

ストーリー

秋野尻最強の男!吉田博史が得意のスースレキャロで2度目の優勝

2008年10月18~19日長野県野尻湖にてJBマスターズシリーズ最終戦ダイワCUPが開催された。一気に気難しくなる秋の野尻湖。戦前の予想よりウエイイン率は高かったが、半数は1匹のみ。多くの選手が似た釣りをする中で、自分だけの釣りを持っている選手はやはり強い。今大会はスーパースレッジのキャロライナリグを得意とする吉田博史が僅差で優勝した。同選手は2002年クラシック4位2006年マスターズ決勝優勝、そして今回と、晩秋の野尻湖では誰もが認める最強の選手になった。

10月18日Day1

朝は5℃の気温ながら日中は20℃まで上昇。天気は快晴、南東の弱風。一ヶ月前に比べて少し減水。そんなコンディションで開催された初日。最終戦ともあり、バスアングラーオブザイヤー争いにも注目が集まった。バスマガジン記者は2日間北大祐に密着。この模様はバスマガジンで。湖上のほうは、夏以降続くディープフラット組、そしてバンク系ディープ組に分かれたようだ。

14時半検量。初日トップは第4戦総合3位の天野研吾。この状況下で5本3775gを持ち込んだ。周りはあまり釣れていないようだが、同選手はプラクティスの時からいい感じに釣れていたらしい。そして2位は去年9月の最終戦で総合2位になった三井潤。見事なプロポーションのラージマウスも入れ、5匹で3750gをマーク。リミットメイクは以上2名。3位は水道局バンクの8mを3インチイモグラブのライトキャロライナとパワークローラーのダウンショットで釣った中谷大智が3匹で2260gを持ち込んだ。この日は163名で検量率は50%、うち34%1匹のみ。2匹釣れば賞金への望みが繋がるという釣れ方だった。年間ランキングのほうは、北大祐が23位に踏みとどまった。他の上位陣は1匹が多く、北が一歩リードするかたちとなった。

10月18日Day2

空の青さも数値的な気温も初日とほぼ一緒。しかし、この日は昼前から強烈な南風となった。それによって好転したのか、2日目にしては、悪くない検量率で46%がウエイインした。

単日トップは西のリザーバーマスター山岡計文。唯一のリミットメイクを果たし3765gをウエイイン。ちなみに昨日の1~2位は3775gと3750gと、かなり近い数字。2位は西のスースレキャロ・マスター小林知寛。砂間沖9~11mを5gシンカーのスーパースレッジ・キャロで攻め4匹3234gを持ち込んだ。800g平均の驚異的なパターン。3位は琵琶湖のイチ爆マスター村上明生が3匹で2262gを持ち込んだ。上位3名が関西からの選手だった2日目。

総合成績

2日目4位に入ったのは、初日も4位だった吉田博史。そして初日5位の村上明生が2日目3位。つまりは同ポイント。そして、重量差僅か26gでお立ち台ラストコールを受けたのは吉田博史だった。

初日の上位陣では天野研吾・三井潤が2日目も踏ん張りお立ち台へ。山岡計文は2日目にまくって総合4位となった。総合トップ5のフィッシングパターンは別ぺージで。アングラーオブザイヤー争いは、渋い状況のなか、2日間とも2本持ち込んだ北大祐が2位に48ポイントの差をつけて獲得した。2006年と2008年、2度目のアングラーオブザイヤー獲得である。

写真・報告NBCNEWS/湖上写真:バスマガジン

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