天気 | 晴れのち曇り |
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風 | 無風→西の風 |
気温 | 25-33℃ |
水温 | 28℃ |
水位 | 満水 |
水質 | やや濁り |
参加者数 | 45人 |
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検量/率 | 43人/95% |
LM人数/率 | 35人/77.8% |
バス総数 | 118匹 |
バス総重量 | 103,580g |
1匹平均重量 | 877g |
3匹 | 35人/77.8% |
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2匹 | 5人/11.1% |
1匹 | 3人/6.7% |
0匹 | 2人/4.4% |
3000g~ | 17人/37.8% |
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2000g~ | 10人/22.2% |
1000g~ | 10人/22.2% |
1g~ | 6人/13.3% |
~0g | 2人/4.4% |
少しづつ秋の気配を感じる青空のなかJB2プロアマ四国シリーズの第3戦イマカツCUPが旧吉野川を舞台に開催された。
渇水だった上流の早明浦ダムを満水にした大雨の影響で土茶濁りだった水質が回復するのに比例して大会直前までバスの活性は一気に高まっていた。
勝負を決めるサイズのバスは徐々に散ってしまったかと思われたが、丁寧に攻めてキャッチできるキロフィッシュの活性は下がらず、結果として17位までが3キロオーバー、上位5組のウェイト差は僅か90gの大激戦となった。
優勝の栄誉に輝いたのはチャプター旭川ダム会長の小山雅史ペア。アウェイと言われた旧吉野川のハイウェイトバトルを征して年間2位までジャンプアップを果たした姿は地元四国勢に鮮やかな印象を与える堂々の戦いっぷりだった。
2位には地元徳島の尾崎直也ペア、僅差の接戦をすりぬけて見事な準優勝。年間順位を3位にまでジャンプアップさせる強さを見せつけた。
3位の真部剛ペアは同じ旧吉野川で直近に開催されたチャプター徳島でも表彰台を飾った好調子のまま公式戦連続のお立ち台、お見事!
4位にはベテランの平井清博ペア。オールラウンダー選手がJR鉄橋周辺でクレバーな戦いを展開、貫禄の姿を見せた。
5位は岡本篤典ペア。初戦ノーフィッシュの悔しさから上昇を重ね、最終戦でついに嬉しい表彰台を飾った。
年間3戦がすべて終了したJB2プロアマ四国シリーズ、若手の台頭からベテランの意地が白熱した戦いてあった。また中国・近畿から参戦してくる選手たちの活躍も著しく、地元四国勢の奮起は必至の情勢。ペア戦ということでパートナーの力量も釣果に大きな影響があるため、来期に向けてプロ登録する選手しない選手の把握から各パートナー獲得まで、ストーブリーグの戦いがすでに始まっている様相だ。 何はともあれ2009年度シリーズを大きな事故もなく無事に開催し幕を閉じられた事は、アングラーと地元の皆さんとの友好な関係があってこその結果だと言えよう。 この日も大会終了後にほとんどの選手が居残って、夕方遅くまで汗ダクになりながらスロープ周辺の草刈りを行なった。 TOP50戦も開催される西日本屈指のリバーフィールドをアングラーの立場からも大切にして、2010年シリーズの盛大な開幕を期待したいものである。
写真・報告:村橋基礎