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JB全日本バスプロ選手権 東日本ストーリー

JBプロトーナメント情報2009

10月17日()~
10月18日()

山梨県 河口湖

JB全日本バスプロ選手権 東日本

トーナメント概要初日結果2日目結果トーナメント結果上位のフィッシングパターン写真写真

ストーリー

パフェクトゲームで野村俊介が今期3つめのタイトル獲得!

2009年10月17日~18日に河口湖で全日本バスプロ選手権東日本大会が開催され、今期絶好調の野村俊介がパーフェクトゲームで優勝した。
各ローカルJB戦の上位20%に入った選手に出場権が与えられる当大会。去年までは文字通り全国から河口湖へ集まっていたが、今年は東西に分かれての開催となり、東日本大会は200名の選手があつまった。
例年は11月中旬に開催され、山上湖である河口湖では、放流が無いとロースコアの戦いとなることが多かったが、今年は約一週間早い開催となったことと、1ヶ月前の放流魚がまだ辛うじて釣れる状況だったことが幸いして、この大会にしては高い検量率となった。

しかし、数少ない放流魚を皆で取り合うカタチになり、検量した選手の半数は1~2匹。そんな中、2日目終了10分前にリミットメイクし、全選手の中で唯一の2日間リミットを達成した野村俊介が、初日1位、2日目1位、総重量も2位に2500gの差をつけてのパーフェクトゲームを達成。JB山中湖AOY、バスアングラーズオブザイヤーに続き、今期3つ目のタイトルを獲得した。

DAY1

紅葉が始まっているものの、湖畔全体の景色は「緑色」が勝っており、まだまだ「秋浅い」河口湖。気温も比較的高く終日曇天。いかにも「釣れそう」な感じの初日。湖畔を回ってみると、一番人気が勝山駐車場~鵜の島まわり。ついで長浜・湖月、と9月18日の放流地点を中心としたエリア、そして、小海・浅川・さざ波前などにもボートが複数浮いていた。

通常のローカル戦より1時間遅い14時に検量が始まる。写真撮影ボーダーを2キロ、後半から1800gに設定。今回の放流は高ウエイトの個体が多く、3本釣れば写真ボーダーに絡むような展開だった。

この日のトップは河口湖最強の一人である野村俊介。4本の放流魚+ネイティブ(と、呼ばれる)キッカーを1本入れ4745g。2位も河口湖常勝の山木一人こちらも2キロ近いスーパーキッカーを1本入れ4,565g。3位は元河口湖住民の市村直之。前回の放流エリアを周り、ウィードインサイドのシャローでポークのダウンショットを使ったサイトで釣っていき、5匹3740gを持ち込んだ。4位は河口湖現住民かつお立ち台常連の荻野元気という「絵に描いたような」結果となった。
全体的には検量率が68%と戦前の予想よりは釣れた初日であった。

DAY2

2日目は晴天となり、日中の最高気温が20℃を超えた。地上ではTシャツ一枚でOKな天候となった。この天気により岸釣りアングラーも増えた。今大会から、岸釣りアングラー・一般のボートとの間合いに関するルールが非常に厳しくなったため、放流地点のショアラインをサイトする選手には厳しい大会となった。人気のエリアは初日と変わらずだが、ボートの多くはショアラインから離れ、沖へ浮いていた。

初日の上位陣がウエイトを落とす中、野村俊介はこの日もリミットを揃え2日間連続のトップウエイト。昼前まで3本だったらしいが、エレキを上げながらの超シャロー攻略で終了10分前にリミットメイク。360点満点での完全優勝となった。

総合2位は2日間ともに2800g台を持ち込んだ井口淳夫。3位に荻野元気。4位に斉藤修一。5位に後藤拓也という結果。5位の後藤は2日間とも2000g台。来週のクラシックでは今戦よりも低ウエイトが予想されるが、結果はいかに?!

写真・報告 NBCNEWS W_Togashi

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