天気 | 晴れ |
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風 | 北西の弱風 |
気温 | 6~13℃ |
水温 | 9~10℃ |
水位 | 満水→減水 |
水質 | ややクリア |
参加者数 | 53人 |
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検量/率 | 36人/67% |
LM人数/率 | 14人/26.4% |
バス総数 | 72匹 |
バス総重量 | 66,640g |
1匹平均重量 | 925g |
3匹 | 14人/26.4% |
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2匹 | 8人/15.1% |
1匹 | 14人/26.4% |
0匹 | 17人/32.1% |
3000g~ | 5人/9.4% |
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2000g~ | 12人/22.6% |
1000g~ | 10人/18.9% |
1g~ | 9人/17.0% |
~0g | 17人/32.1% |
三寒四温が繰り返される難しい時期にJB2プロアマ四国シリーズの第1戦ジャッカルCUPが旧吉野川を舞台に開催された。
暖かくなったと思えば寒波襲来、そしてまた穏やかな日・・・水質水温ともに変化が激しく、毎週のように魚の居場所や攻め方が切り替わっていた。
プリプラでは誰もがイージーにキャッチできた良型の個体はおろか、前日プラではレギュラーキーパーでさえ行方不明になるような状況だった。
歴戦の強者や優勝候補と目されたトッププロが急激なフィールドコンディションの変化に苦渋を舐めるなか、『次の一手』をドンピシャ推測して当ててきた選手が上位に名を連ね、明暗くっきり分かれた一戦となった。
優勝したのは古くからマスターズ戦などに参戦してきたベテラン森北知宏ペア。昨年、同フィールドで開催のチャプター徳島年間優勝、アウェイの高梁川(岡山県)で開催された中四国ブロック戦での優勝に続き、年をまたいで今度はプロアマ戦での栄誉!積み重ねてきた経験に裏打ちされた強さはとどまるところを知らない快進撃で見事なスタートダッシュを飾った。
2位はJBルーキーイヤーの高戸和也ペア。ピンスポットに狙いを定めて攻めぬき、後半に一気のまくりで高ウェイトへと入れ替えてきた戦略はお見事!今後注目となる選手である。
3位にはボギーこと横山修史ペア。TOP50メンバーに返り咲くべく虎視眈々と年間タイトルを狙っている若武者は、実力通り堅実なウェイトを揃えて順調な滑り出しを見せた。
4位入賞したのはベテラン平井清博ペア。豊富な知識と経験値の高さは四国トップクラス。余裕の3キロオーバーを叩き出して順当な表彰台に輝いた。
5位は大阪から参戦の溝上智一ペア。得意の釣りを貫いてボーダーラインの3キロ超!地元四国勢の表彰台独占に風穴をあけた。
2010 年の開幕戦はバスを手にしてきたほとんどの選手がポイントを獲得し、釣れなかった選手が5点という結果ではじまった。次戦はアフター回復の荒喰い時期となるため、ともすれば「3キロ釣ってもただの人」というハイウェイトバトルが予測される。いかに他選手と違う攻めが展開できるか?違う魚を仕留めてこれるか?個々人の釣りスタイルを活かしたレベルアップが最も試される期間・・・ヒートアップの風が四国にアツい春を呼ぶ!
写真・報告 JBII四国スタッフ