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JB河口湖B 第2戦

エコガードCUP

07月07日(木) 山梨県 河口湖

ストーリー

2011年7月7日JB山木vs野村シリーズ・・と、揶揄されるほどの初夏の河口湖JBシリーズ。3回目はJB河口湖Bシリーズ第2戦エコガードCUPとして開催され、今回は山木一人に軍配があがった。

避暑地は何処へ?というくらい気温・湿度ともに高い近年の河口湖。この日も曇天で蒸し暑かったうえに適度な風も吹いていた。産卵から回復した個体も多く、一般的には「釣れる」状況。

検量率は72%。リミットメイクは1割。2キロでシングル、3キロでお立ち台という結果に。

5位は********。朝イチJB桟橋付近でフィーディングする2キロフィッシュをキャッチ。同じ場所で500gの放流。その後、小海~二ノ瀬エリアで800~1キロフィッシュを追加し5キロを軽く越えるウエイトを持っていた。しかし、終了間際にライブウエルを開けたところ、2キロフィッシュが瀕死状態。看病の甲斐もなく完全デッドに。結果4本で3218g。高水温期ゆえに魚の管理にはじゅうぶん気をつけたい。

4位は初夏以降猛烈な強さを見せる林直樹。長浜エリアのウィードエッジをダウンショットで攻め2時間ほどでリミットメイク&入れ替え。3405gで3大会連続のお立ち台へ。

3位は4815gの浅見克美。信号下の壁沿いに付くスーパーキッカーフィッシュを発見するもキャストだけで逃げる状況。そこで、ホームレイクの相模湖で多用する岸際の草にラインを引っ掛けての提灯釣り作戦が功を奏しその魚をキャッチ。3/8ozの普通のラバージグでキャッチしたそれは驚異の3600g。長さはともかく太さがハンパではない見事な魚体だった。その後、漕艇・橋内で3本キャッチ。あと1本が悔やまれる。

2位はいつもの野村俊介。前日組み立てたプランは朝イチに崩壊したらしいが、フルタイムプロ故のリカバリー能力を発揮。気持を立て直し信号下エリアの岩陰撃ちで4本キャッチ。その後各地を転々とするも釣れず。更に、お腹の調子を崩しやむを得ず産屋~信号下へ戻った。そこから再び炸裂しキロフィッシュを筆頭に連発。最終的に5キロを越えるウエイトに。
この14日間で12日釣りをしているらしい。それ故のアジャスト力か。
なお、今年の野村はお立ち台インタビューで一日の流れを全て話している。同じ会場で立て続けに大会があるにもかかわらずだ。そして、釣り方は基本的に同じではある(シャローのサイト・半サイト)が、場所や一日の流れ、細かいルアーのアクションなどは毎回違っている。
明日は明日の風が吹くから「全て話すけど、他の選手にはマネできないだろう」という自信をうかがい知ることが出来る。

僅か85グラム差で優勝したのは山木一人。今回はソウルシャッドの「段巻き」メソッドを使った。ウィードエリアに居るバスの近くにソウルシャッドをキャスト。藻面まで潜らせた後にリールを段巻きしてバスの興味を惹かせリアクションでバイトさせるらしい。ソウルシャッド一つで何通りの攻めがあるのだろうか。
他にもダウンショットで放流をキャッチしたり、スピナーベイトで岬巡りをし入れ食いになったりでキーパーを20本以上キャッチ。珍しく「バス釣り楽しい~」と言っていた(普段は逆のことを言う)。

山木vs野村3連戦2011は2勝1敗で山木の勝ちであった。

年間ランキングは山木・野村が109ポイントで並んでいる。第3戦は8月11日に開催される。

PS:今回のお立ち台に並んだ5名は全員レッド+ブルーのシャツを着ていた。ゲンを担ぐむきの選手は是非。

写真・報告:NBCNEWS H.Togashi

JB河口湖Bシリーズ2011

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