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JB全日本バスプロ選手権 東日本

10月01日()~10月02日() 山梨県 河口湖

ストーリー

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Not only 野尻スモール but also 河口ラージ
秋の山上湖に滅法強い林直樹が東日本チャンピオンに

2011年10月1日~2日に全日本バスプロ選手権東日本大会が河口湖で開催された。各JBローカル大会で上位3割に入った選手が参加できるこの大会の魅力は優勝賞金の高さ。そのぶん参加人数も多く東日本大会には149名の選手が集まった。数日前に放流が行われ久々に放流戦となったが優勝に絡むにはネイティブの攻略が必要だった。

Day1

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湖月・長浜・小海・大橋南が今回の放流場所で朝イチから選手が集中。スタート直後から大橋周り~グラブワンドでヒットシーンを何度も目撃できた。他の場所でも朝イチはよく釣れていたらしい。

放流効果でよく釣れた初日。そのウエイイン率は87%。リミットメイカーは15%の25人だった。472gが平均重量で頭ひとつ抜けるには550~600gの放流バスで揃える必要があった。

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そんな中、ネイティブ組の2名が3キロを超えた。単日トップは大場直樹。先日バスプロ13年目にして初のお立ち台に上がった勢いは衰えず。得意のディープクランクドラッギングで1500gと800gをキャッチ。400~500gの放流でまとめて3366g。
2位は田中健治。漕艇場6~7mの回遊待ちの釣り。プラクティスでは連日ビッグウエイトが出ていたそうだがこの日は不発。居付き5本で3044g。
3位は山木一人。いつものスーパービッグが入った訳ではなく、放流をメインにまとめて2998g。以降、放流が得意な選手が2800~2900gを釣ってきた。

Day2

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秋の河口湖にしては厳しい冷え込みがなかった今大会。この日も朝7時で13度。例年よりじゃっかん開催時期が早いのかもしれないが、周りの草木もまだ緑色をしていた。

2日目は初日よりは風がなくサイトはしやすそうだった。ただし前日に相当数が抜かれているため、簡単に釣れる状態ではなかった。

ウエイイン率のダウンは10%ほどだったが、前日に比べて釣れた数は大幅ダウン。初日の485匹から一気に250匹にまで減った。それはつまり一人あたりの割り当てが激減したわけで、複数日開催における放流戦の難しさが露呈した。

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単日では星野潤一がネイティブ2本で3624g、幾志健一郎が2984gというハイウエイトが出たが全体的には厳しい2日目だった。

そんな荒れた2日間の大会を制したのは林直樹。初日は素直に放流を狙い2674gで12位スタート。2日目は狙いをネイティブにシフト。ネイティブといってもビッグバスではなく、林の場合はいわゆる「キーパーサイズ」。500~600gのネイティブを5本釣ってくる。言葉にすれば呆気無いが、これは本当に難しい。夏以降の河口湖では圧倒的な強さを見せる同選手だが、ウエイトは3キロ台の時が多い。山木・野村のようなハイウエイトではないが、中型バスを外さすコンスタントに釣ってこれるのが林の強み。
その強さを今回も発揮し放流組が苦しむ中、鵜ノ島周辺の6~7mウィード+岩をアンクルジョッシュミートの1/16ozネコリグで攻めて優勝をもぎ取った。

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総合2位は田中健治。ネイティブ6キロコースの勝負にでたが回遊に当たらず準優勝。
3位は放流戦では別格の強さを誇る鹿島英樹。4位は放流王子伊藤康晴。5位に福山哲也がそれぞれ入賞した。上位の釣り方詳細はこちらで。

写真・報告:NBCNEWS

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