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ストーリー

キューヨシのアフターはベテランに軍配!多田通治ペアが優勝!

JBIIプロアマ四国シリーズの第1戦イマカツCUPは曇り空から一気に暴風雨が襲うめまぐるしい天候変化の旧吉野川で開催された。
普段より少し遅い季節の進み具合に水中のバスもまた沿っているようで、プリ、ポスト、アフターが混在するフィールドコンディションだった。
前日プラ日は定水で魚の活性を上げる要素に乏しく厳しい様子...しかし大会当日は河口堰開閉によるカレントや波風に活性上昇の期待がもたれた。
四国シリーズ出場選手のレベル向上を裏付けるかのように、その少しの活性上昇を活かしてウェイイン率はほぼ100%(NF申告選手はデッドによる)の盛り上がる一戦となった。
激しい若手の台頭とベテランの意地が激しくぶつかる近年の四国シリーズ・・・
優勝の栄誉を手にしたのは堅実な強さを誇るベテラン多田通治ペア。パートナーに地元ローカル大会で年間優勝したトップアマ選手を招き、得意のエリアでビッグワンを仕留めるなど完璧な展開で見事なスタートダッシュを飾った。
2位は昨年よりメキメキ調子の上がっている山崎陽平ペア。コンスタントに良型を揃えて一歩抜きん出る4キロアップのウェイトを持ち込んだのはお見事!もはや貫禄の準優勝を手にした。
3位には安定した強さで定評のある植田誠寛ペア。プラで見つけた今切川最下流で一日中貫き4キロに迫る充実のウェイトをマーク。順当な表彰台に輝いた。
4位入賞したのもベテラン村橋基礎ペア。長年の経験に裏打ちされた堅実な釣りに2キロのキッカーフィッシュを加え、いい笑顔のお立ち台となった。
5位は尾崎直也ペア。なかなか難しいコンディションにうまくアジャストさせて3635g。ダンゴ状態から頭ひとつ抜け出しての入賞となった。
震災の余波で開幕がズレこんだ2011年。次戦は「天国と地獄が表裏一体」のアーリーサマーとなるため、予測不能な戦いが展開されるだろう。個々の能力最も試されるアツい夏はすぐそこだ!

写真・レポート：JBローカルスタッフ

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