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JBII河口湖 第2戦

ジャッカルCUP

08月25日() 山梨県 河口湖

ストーリー

夏から強い林Bros.チームが6,730gで圧勝!

2012年8月25日山梨県河口湖でJBII河口湖シリーズ第2戦ジャッカルCUPが開催され51チームが参加。ウエイイン率は66%とじゃっかん厳しい大会だったが、今回もまた3キロ、2キロのビッグフィッシュが複数持ち込まれ関東屈指のビッグレイク河口湖を印象づける結果となった。

記者は6年前まで河口湖に住んでいた。その頃の記憶ではお盆を過ぎれば一気に秋の様相だった。しかし、近年の河口湖は暑い!朝こそ18度と涼しいが、日中は30度まで余裕で上昇。比較的湿度が低いため関東の平野部にくらべればいくぶんマシではあるが、とにかく暑い。この日は終日見事な青空、そして微風。より一層暑かった。

湖のほうはかなりの減水。急激に減ったようで、ロイヤルワンドのシャローではたくさんのウィードが水面に頭を出していた。選手の分布は夏のポジショニング。産屋~信号下・八木崎~丸栄・鵜の島周り・小海エリアで多くのボートを見かけた。

気温MAXの13時に検量スタート。ノーフィッシュも目立ったが、目をみはるような50UP~ロクマルに近いバスが複数持ち込まれ会場を沸かせた。

優勝は初夏からめっぽう強くなる林兄弟。河口湖には山木一人・野村俊介という2人の猛烈に強い選手が居る。ただし2人とも戦略のメインはサイトフィッシング。春~初夏は圧倒的に強いが、可視レンジのバスが減るとそのパワーはやや落ちる。特に山木一人の場合はプラグを使った技が多いため、ウィードが伸び始めるとその戦力は大幅ダウンしてしまう。一方の野村俊介はダウンショット、近年ではスモラバを使いこなすようになり、死角が無くなってきた感もある。ただし、それはあくまでも魚が見えるとき。

各メディアにも度々登場するこの2名のトップ50プロは全国的にも有名であるが、河口湖には強い選手が複数存在する。その中でも初夏~秋に釣ってくるのが林直樹・正樹兄弟だ。自ら「ウィードが生えてくると釣れる」というのは伊達では無い。去年のこのシリーズでも6月と8月に優勝している。ボーターである林直樹は6月から10月の河口湖で過去に7勝、今回で8勝目という快挙。

夏~秋河口湖最強の選手だ。ちなみに秋の野尻湖も強い。

林Brosの戦略は「普通の釣り」である。サイトフィッシングではなく、放流狙いでもない。ネイティブと呼ばれるバスを季節に合わせて普通に追って、普通に釣ってくるのが最大の強み。

「普通」の事で結果を出すこと。少し特種なトーナメントレイク河口湖で釣りをするアングラーなら、いかに凄いことかをおわかり頂けるはず。

釣り方もライトリグから巻物・フットボールジグなどいろいろこなせる凄いチームだ。

今回は朝イチに八木崎エリアでチャターベイトで2本。その後白州エリアへ入りフットボールジグ+ポーク(ビッグダディ)で2キロフィッシュをキャッチ。更に丸栄でもグッドサイズを釣り上げた。1本300g台が残ってしまったが、5本の総重量はプロ同士ペナ100gを引いて6,730gとした。この時期にこのウエイトはかなり凄い。

2位は********チームで5,705g。パートナーが朝の30分で3キロ・2キロクラスをフットボールジグで連続キャッチ。5700は通常なら優勝ウエイトであるが、今回は運が悪かった。

3位は内山和章チーム。朝イチの久保井ワンドでキロフィッシュをキャッチ。その後、突然ボイルが起こりスモラバを食ってきたのが2500フィッシュ。寺崎で600を追加し4,315g。

4位は初澤一嘉チーム。産屋・信号下のウィードアウトサイドエッジをスモラバ・ダウンショットで攻め合計6本釣ったうち1600、1200gが入って3,960g。

5位は岩堀剛志チーム。風が吹くタイミングで沖の台地に入りダウンショットで4本キャッチ。2,584gでお立ち台へ。

以前はライトリグが殆ど。近年は表層プラグやシャッドのプラグ類が上位の釣り方として目立った河口湖だが、バスの巨大化に伴いベイトタックルによるフットボールジグという新たなトレンドが生まれつつあるようだ。

写真・報告:NBCNEWS H.Togashi

JBII河口湖シリーズ2012

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