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JBII四国 第3戦

イマカツCUP

08月19日() 徳島県 旧吉野川

ストーリー

ぶっちぎりウェイトで前年の雪辱を晴らす頂点に!青山和広ペアが優勝!

残暑厳しくて不安定な空模様のなかJB2プロアマ四国シリーズの第3戦イマカツCUPが旧吉野川を舞台に開催された。

近年の傾向として四国も急な集中豪雨が多く発生するようになっている。吉野川本流より堰をこえて流入される水は、そんな雨の影響で少し低温の少し濁りある水質となっていた。

魚の着き場や反応状態も水質とともに変化しているようで、移り行くフィールドコンディションにピタリと合わせていくのは困難な状況の日々・・・2週間後に開催されるTOP50シリーズのプリプラが行なわれていることもあり、多くの選手から「なかなか厳しい」という言葉も聞こえていた。

ようやく反応させられる個体も700~800gのアベレージ、そんななかでも貴重な良型キロアップを仕留めてきた選手たちが上位に名を連ねた。

優勝したのは昨年の同大会で、同ウェイトながらゼッケン負けを喫した青山ペア。チャプター岡山の高梁川でも好成績な実力派リバーマスターが今回は2位に500g以上の大差をつけるぶっちぎりのウェイトを叩き出して見事な頂点に上りつめた。

2位にはベテラン平井ペア。年間AOYが掛かっている一戦も気負いすることなく、クレバーに「やるべき事をやりきっただけ」の安定したスタイルを貫き、きっちりと競り勝ってくるところはお見事!堂々の準優勝を飾った。

3位は阿部ペア。さまざまなフィールドの大会に参戦、経験値の高さと魚に口を使わせる粘り強さは定評あるなかで唯一ネックだった夏の最終戦をついに攻略!さらに強くなったと実感させる表彰台に輝いた。

4位のボギーこと横山ペアは昨年夏に同じフィールドで開催されたTOP50戦でも準優勝している。まさに旧吉野川はホームグラウンドといわんばかりの実力を発揮!さすがさすがのお立ち台ゲット!

5位に食い込んだのは馬淵ペア。実質上これがTOP50戦のプリプラを兼ねている状態ながらも、出場するからには表彰台はハズさない!有限実行の強さを今回も見せつけた。TOP50戦前のプリプラ期間というプレッシャーが、いかにフィールドを「簡単には釣れない」コンディションにさせるかは、その時に釣行した者なら誰もが知るところである。にもかかわらず高いウェイイン率になった事は旧吉野川のポテンシャルのみならず四国シリーズを一年間戦い抜いてきた全ての選手たちのレベルの高さだと言えよう。

四国内のみならず全国区シリーズで活躍している選手の強さの原点を伺い知ることができるうえ、アマチュアと同船することにより未来のトーナメンター、未来のプロアングラー育成の場ともなっているプロアマ四国シリーズ・・・

近畿や岡山方面から強豪選手が続々と参戦してくる人気の秘密はこういう部分にあるのかもしれない。

2012年度シリーズを大きな事故もなく無事に開催し幕を閉じられた事は、アングラーと地元の皆さんとの友好な関係があってこそである。西日本屈指のリバーフィールド旧吉野川をアングラーの立場から大切にして、2013年シリーズの盛大な開幕を期待したい。

写真・報告:JBローカルスタッフ

JBII四国シリーズ2012

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