7月14日、JB旭川第3戦イマカツCUPが岡山県・旭川ダムで開催された。
梅雨は明けたものの、連日の激しい夕立もあり、当日朝も今にも降りそうな天候でのスタートとなった。
結果、相変わらず厳しい釣果が続いている旭川ダムだが、この時期としてはやはり上流組が上位にと考えられていたが、意外にも中流域組の方が強かった試合となった。
そんな第3戦を制したのは昨年のチャプター旭川では年間優勝を手にした瀬戸孝章選手。西川・旧橋脚跡や江与味で、ドライブクローラーのネコリグ、ヘビダンを使いグットサイズを含むリミットメイクに成功。参戦2年目にして嬉しい初優勝を手にした。準優勝には今年からシリーズ参戦している佐原一選手。ハイプレッシャーの上流の魚をストレートワームのネコリグ(0.4g)で攻め攻略。初入賞となった。第3位には今季初戦に続き2度目の入賞となった宇野堅二選手。西川ワンド入口付近の沈み橋脚をネコリグ(1/16)でタイトに落としていった。4位には今シーズン不調でJB旭川では初ウエインとなった塩見友広選手。スロープ対岸のブッシュをエコバレッドのフォールでキッカーを。江与味上流のブッシュをOSPドライブクローラー3.5インチのフォールでキーパーを揃えた。5位には2年ぶりの入賞となった加藤浩三選手。上位選手の中では一番下流に位置する栃原の岩盤をボウワーム(ネコリグ)のフォールで攻め、1本ながらグットサイズを仕留め入賞した。加藤選手はこの入賞で、暫定年間1位につける事になった。
上記したように注目の年間タイトル争いはこの試合で5位入賞を果たした加藤浩三選手が暫定トップに。続いて僅か1ポイント差で2位には、2010年のタイトルホルダーで、タイトル奪還に燃えるも柳浦秀貴選手。5ポイント差の3位には昨年のマスターで年間タイトルを手にした小林知寛プロ。10ポイント差の4位には初戦で優勝した大谷慎一選手。5位には旭川では数々の入賞経験を誇る長瀬照之選手となっている。最終戦ではこの上位選手を中心に注目していきたい。
開催にあたり、冠スポンサーのイマカツ様、中島レンタルボート・島田様。関係各所にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。