ゴールデンウイークも終わり、各地の釣り場ではもうスポーニングシーズンも終わりに近づいていますが、東北の山地にある桧原湖は水温11℃とまだまだ早春といった感じです。
大会一週間前から強烈な寒波も入り、直前プラでは釣果の方は少し厳しいという声も聞こえてきました。今年から桧原湖のプロ戦はキーパーサイズが30cmになったこともウエイイン率が下がるのではという懸念になっていましたが、スタートしてみるとすべてのネガティブ要素をぶっ飛ばすほどナイスフィッシュが多く釣れていました。
スタートは強い西風と寒さの中となりました。日中になっても気温は上がらずでしたが、パターンの多くはプリスポーンを意識したシャローで、表層からボトムまで多くのパターンが存在していました。ジグヘッドのI字系やビッグベイトなどのパターンが上位に食い込みました。
優勝は白鳥選手と金木選手の3500g/3本を超えるか超えないかの攻防。エリアも釣り方も全く離れていたところでドラマが起こっていました。金木選手はキャロで南エリアを中心に、白鳥選手は北エリアをジグヘッドで攻略しました。
写真・レポート:JBローカルスタッフ