JB霞ヶ浦 第1戦 エバーグリーンCUP 03月02日() 茨城県 霞ヶ浦

ストーリー

JB霞ヶ浦第1戦エバーグリーンCUP概要写真 2014-03-02茨城県霞ヶ浦

JB霞ヶ浦シリーズ2014年度の第1戦‘エバーグリーン’カップが3月2日に開催された。

今年は、関東で3週間前に2週連続で大雪が降った。ここ霞ヶ浦の積雪はたいしたことはなかったが、この時の雪と雨の影響で、冬としては異例の大増水となった。水温は今年の冬は比較的温かく、6℃前後を保っていたが、大雪の時に4℃まで下降した。その後は、暖かい日もあり、前週は気温が20℃にまで達した日もあり、水温は7℃前後まで上昇した。試合当日は、北岸のワンドで8℃、平均で7℃、各流入河川は6℃台となっていた。水質は冬らしく透明度が平常時よりも高く、透明度は約50㎝あった。

ここ最近の霞ヶ浦の釣果は、平均すると1本もいかないような、厳しい状況であった。バスの釣れている場所は、大きく分けて2ヶ所あった。1つは越冬場所。もう1つはセカンダリーポイントであった。1月からセカンダリーポイントでの釣果も単発ながら入り始め、徐々に越冬場所から移動を開始しているバスも窺えた。選手達の話をトータルすると、越冬場所から動いていないバスと、セカンダリーポイントへ動いたバスの比率は五分五分といった感じであった。ただ、セカンダリーポイントでキャッチされたバスの方が、圧倒的にサイズは良かったこともあり、こちらに的を絞っている選手が多かった。
試合前に選手から集めた情報をまとめると、1本でもウエインできる選手は20人程度ではないかといった意見が多く、例年同様に全体の1割程度のウエイン率が予想されていた。

定番の場所を叩き続け、正解に限りなく近い釣り方を展開し、そしてタイミングが合って、1本釣れるか釣れないか、といった状況下での試合となった。

試合当日の天候は雨時々曇り。朝の気温は7℃と、ちょっと暖かめではあったが、日中は気温が上昇せず、日中は真冬並みの気温であった。北寄りが常に吹いており、アルミボート等、小型ボートで本湖へ出るのはちょっと辛い状況であった。

優勝は、北利根のセカンダリーポイントをシャッドで攻め、1本ながら2キロオーバーをウエインした成田亘昭選手。プロ初年度の初試合で見事優勝を飾った。

今回ウエインされたバスの大半は、バスの横幅に厚みがありポットベリーな、コンディションの良いバスが印象深かった。

次回第2戦‘アブガルシア’カップは6月15日に開催される。

banner for http://www.jackson.jp/

今年のJB霞ヶ浦

近年のJB霞ヶ浦

関連ページ

去年同時期霞ヶ浦で開催