JBマスターズ 第4戦 ダイワCUP 09月26日()~09月27日() 長野県 野尻湖

上位の釣り方

1位 室町 雄一郎

エリア

竜宮、砂間、琵琶々崎、砂間などのボトムが硬い岬
水深4~12m
魚探に映るベイトが少ないせいかバスが場所に執着してないように感じたため、魚が必ず通り道にする岬&ハードボトムを狙った。

釣り方

リーダーが80cm程の1.8gライトキャロライナリグ。動かし方はズル引き&ステイ。エリアをシェアすることが多い竜宮岬は他選手の動きを見つつ、ルアーのトレースコースをアップヒルorダウンヒルで変えてアプローチに差をつけた。
プラクティスでは小さくてパーツが沢山ついているワームとシンプルなイモ状のワームとで明らかな釣果の差がついたため、初日はタイニーレインズホッグからキャスト。1匹目を釣ったあとはバイトは出るもフックアップまでは至らず。以降はアンクルゴビー2インチのテールカット逆差しをセットしたライトキャロで2日間で8匹をキャッチすることに成功。

タックルSet1

  • 1.8gライトキャロライナリグ リーダー80cm程 アンクルゴビー2インチテールカット逆刺し
  • ティムコ ゴールデンウイングツアーエディション 68SUL
  • スピニング2500
  • バンガード3lb キャロリーダー ハリス0.8号 キャロダンスイベル ライト

メッセージ

JBトーナメントに参戦して今年で9年目?になり、ようやく成績らしい成績を納めることが出来ました。成績が出ないことに心が折れて「このまま辞めてしまおうか」と何度も思ったこともあります。しかし今回、優勝という最高の形で結果を残すことが出来ました!本当に諦めないで良かった・・・。この一言に尽きます。
今回の結果を受けて私の勤める「釣り道具のキャスティング」の皆様、お客様からも祝福のメッセージをたくさん頂きました!釣りをしていて良かった!トーナメントを続けていて良かったと思えた最高の瞬間でした。また表彰台の1番高い所に乗れるよう、頑張りたいと思います。これからもよろしくお願い致します。

2位 織田伸彦

エリア

菅川、琵琶島周り

釣り方

魚探に映ったバスをライトキャロで直撃。最細で高感度・高強度のライン(ジャッカル レッドスプール2lb)でバスに違和感なくアプローチする。

タックルSet1

  • O.N.プランニング ドングリ1、ジャッカル バレットシンカー1.8g 、がまかつ 渓流8号、ライトキャロライナリグ
  • プロト63USL(ソリッドティップ)
  • ステラ2000
  • ジャッカル レッドスプール2lb

メッセージ

なかなか優勝できない織田です。僕の釣りをやりきっての結果なので優勝選手が見事ですし自分の力不足を時間と共に再実感しています。頑張ります。
ジャッカル様、愛知県入鹿池の見晴茶屋様、O.N.プランニングのみんな、大会先でお世話になっている皆様、僕と関わる皆様、いつもありがとうございます。

3位 鬼形 毅

エリア

砂間 4~8mのナチュラルブレイク

釣り方

初日、2日目ともに北風予報だったため、風表となる砂間のブレイクに直行。このスポットは2009年同時期開催のマスターズ戦初日に単日2位になって以降、北風時には本命視しているが、地形やベイトの有無だけではなく、アプローチ方法までがかみ合わないと好結果が出ない場所でもある。
魚探で見つけられるわかりやすい沈み物だけではなく、ただのブレイクの中にもちょっとした食わせのピンが存在しており、その把握こそがこのスポット攻略のカギだと思う。
リグはキャロのみ。重た目のシンカーを使い、ピンスポットできっちりと止めてワームを送りこんでやる。朝イチは居付き狙い、その後はフィーディングの回遊待ち。今年はブレイクラインに引っかかっているゴリやエビが少なく、バスの足が速いためまとめ釣りが出来なかったのがリミットメイクに失敗した主原因だと思う。

タックルSet1

  • ワーム:Garyエコカットテールの鉢巻きより上部分のイモ仕様 リグ:ライトキャロ5g
  • レジットデザイン ワイルドサイド WSS-ST65L
  • ステラ2500S
  • サンライン シューターFCスナイパー2.5lb. + トルネードVハード0.8号

メッセージ

釣り方、場所、風向き、他選手の動きを考えると、初日トップで折り返した時点で勝てる、勝たなくてはいけない、と思いましたが・・・。残念無念です。
昨年の野尻湖戦で2位、亀山ダム戦で6位、今回の3位、JB桧原湖シリーズ第4戦での2位など、レジットデザインを起業して以降、上位に何度か入ることができました。高いモチベーションと仲間の理解、応援を受けて戦ったシーズン。やはりトーナメントはメンタルが重要だということを再認識した1年となりました。
野尻湖ではいつもお世話になる1番館さん、ラインブレイクは一度もなかったサンラインさん、レジットデザインの仲間とご愛用頂いている皆様、最愛の家族に感謝いたします。

4位 松村真樹

エリア

湖全体バンクの7m~8m

釣り方

ライトキャロライナリグでひたすらワームをステイさせる。

タックルSet1

  • ライトキャロライナリグ+アングルゴビィ2インチ
  • ラグゼATS05 S73UL
  • スピニング2000番
  • 東レ バウオ スーパーハード スーパーフィネス2ポンド

タックルSet2

  • ライトキャロライナリグ+アングルゴビィ2インチ
  • ラグゼATS05 S71L
  • スピニング2000番
  • 東レ バウオ スーパーハード スーパーフィネス2ポンド

その他

フック:がまかつワーム321ファインカスタム#6 アクティブ:SSトーナメント・フィッシュスケール

メッセージ

一昨年は10位、昨年は3位、今年こそと勝ちにこだわって挑みましたが悔しい結果となりました。
また次頑張りたいと思います。
いつも応援してくださるメーカー各社様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。

5位 近藤健広

エリア

1日目 松ヶ崎、船瀬ワンド入(出)口

2日目 亀石

釣り方

なるべく風の当たるor風の流れるバンクでロングビルシャッドで3~6メーターボトムに当たるか当たらないかの感じでのドラッギングジャーク(GPSでキッチリ50メートル確認しながら)

今年の秋の野尻湖はフラットエリアにワカサギの反応が少なく、またプリプラクティスの段階から自分には非常に釣れない状況が続いていた。そんな中でもシャッドのリアクション釣りでは魚が触れていたので前日プラクティスでも状況に良化が無ければ昨年同様シャッドの釣りを押し通す事を決めていた。

初日、ファーストフライトで風が無かったので前日ボイルが起きていた水中島へ。既に先行者が何人か居ましたが少し待っているとボイルが始まり皆一斉にキャストを始めるも誰もチャンスをモノに出来ず翻弄されっぱなしなのでボイルが落ち着いた所で離脱してバンク巡りの旅に出る。
ありとあらゆるバンクを巡るも如何せん風が弱い事からか?バイトすら貰えず苦しい展開。

10時過ぎ位からある程度の風が吹いてきたので気持ちを入れ直し、11時半に1200g、12時半にプラクティスでも釣れたことの無い1600gを超えるサイズをキャッチ。
その後1本ジャンプされてミスをしてしまい2本ながらサイズに恵まれて初日を2位で折り返した。

戦前に周りには2連覇か?と冗談言われてましたが…。

野尻スモールに限らず明日は明日の風が吹くと思っているので気負わずに迎えた2日目。
朝からローライトで初日の朝より若干風が吹いていたので「イケるかも?」とポジティブ思考でスタート。が、実際はバイトは遠くチャンスは正午を回ってからに。
貴重なバイトをモノに出来ず苦しい展開に胃が痛くなりつつも魚をキャッチ出来たのは帰着の40分前。その後も時間ギリギリまでラン&ガンしたが何も無く終了。

2日目の魚も1キロを超えていたのが幸いし、他選手も伸び悩んだ事もあり総合5位でフィニッシュ。
自分を信じてやり切ったので悔いは無いけれど、正直もう少しチャンスはある!と思っていましたが…。

今回2日目に多くの選手の皆さんに快く近くで釣りをさせて頂きました事をこの場を借りて感謝申し上げます。どうもありがとうございました!

タックルSet1

  • ウルトラスレッジ、アイスクリームビルシャッド
  • スピニング6ft10in ML
  • 2500番
  • フロロ3.5lb

タックルSet2

  • シャッドのキャロライナリグ 5gシンカー+1号フロロリーダー60センチ スーパースレッジ
  • 5ft10in MH
  • 2500番
  • フロロ4lb

その他

魚探 HE-840

メッセージ

野尻湖でお世話になっているレンタルボート「ほとり荘」の小出社長とプロスタッフの林晃大君、野尻湖チャプタースタッフの方々や仲良くして下さる参加者の皆様、神奈川チャプタースタッフの方々や参加者の皆様、マスターズのトレイルを一緒に回って仲良くして頂いている榎本淳市君、釣りで知り合った友人達、家族、ムッシュこと田中さん、サポートして頂いている河口湖の「ボートハウスさかなや」様。
沢山の人達のお陰でトーナメントを戦えている事に改めて感謝しております。

この度マスターズ野尻湖戦2連覇は実現出来ませんでしたが今後も出来る限り頑張って参りますので応援、御指導御鞭撻のほど宜しくお願い致します!

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