JBII四国 第1戦 ジャッカルCUP 03月01日() 徳島県 旧吉野川

ストーリー

JBII四国第1戦ジャッカルCUP概要写真 2015-03-01徳島県旧吉野川

さらなる進化を見せる世代交代の先駆者!亀井晴紀ペアが優勝!


JB2プロアマ四国シリーズの開幕戦ジャッカルCUPは、寒の戻りを感じさせる冷たい雨降る旧吉野川で開催された。
事前情報では春の動きを先取りしはじめる個体の釣果がチラホラ聞こえていた。サイズも良いため、いかにそれらを狙うのかが今回の戦略であり勝負を左右すると思われる状況だった。
しかし当日は水中の活性も冬へと逆戻り。水面より上においては冷たい雨ばかりか、それを横なぐりにさせるほどの強い風がボートの安定さえも奪うといった厳しいコンディションであった。
2/3以上のペアが最終的にはルアーでなく『サジを投げる』ほどの洗礼をあびるなか、的確な推測とアプローチで魚を探し反応させたペアは良い魚に巡り合えた。また、一匹釣るとNFでは獲得ポイントに大きな差があるため、年間を見据えてサイズはともかく冬パターンで堅実に魚を持ち込んだ選手も見受けられた。
優勝した亀井晴紀ペアは2011年、2013年の開幕戦でも頂点に輝いている実力者。ベテランや中堅選手に可愛い可愛いと言われながら育ってきたのも今や昔のハナシ・・・すっかり成長した背丈は参加選手でも1,2を争うほど高く、釣りの腕前でも1,2を争うほどだと認められている、まさに世代交代の先駆者であると言っても過言ではない選手である。
近年のTOP50シリーズでも世代交代の声が聞こえてきたりもしたが、昨年の加藤プロVS沢村プロの戦いが印象強いようにベテラン健在をアピールする声もまだまだ聞こえてくる。
そういった構図の波が今戦優勝の亀井選手によってJBプロアマ四国シリーズにまで押し寄せてくるのか?次回はアフターの荒食いも視野に入れた大勝負も予見される5月24日の開催となり、どのような戦いが繰り広げられるのか注目である。

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