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ジャパンスーパーバスクラシック 11月05日()~11月06日() 千葉県 亀山ダム

ストーリー

11月5日~6日に千葉県亀山ダムでジャパスーパーバスクラシックが開催された。去年から小規模レイクでの開催ができるように少数精鋭の大会にフォーマットが変更された。今年はJBトップ50から年間上位7名、マスターズから年間上位4名、9つのローカルJBシリーズ年間チャンピオンの計20名に出場資格が与えられた(実際の参加は15名)。レギュレーションは各日25cmキーパーの5リミット、2日間の総重量で競われた。亀山ダムは関東屈指の魚影の濃さを誇るうえにロクマルクラスの実績もとてもに高い。キーパーサイズを積み重ねるか、一発大物を狙うか。JB3大タイトルの一つである「クラシックウィナー」の称号獲得を目指し15名の精鋭が湖上に散った。

Day1 絶好調 北大祐が2326gでリード

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関東全域が「秋晴れの行楽日和」とTVニュースは伝えていたが亀山ダムだけは雨が降った初日の朝。朝の気温は8度。日中は晴れて16度くらいにあがった。水温は16度前後とのこと。

雨が上がった9時前に取材を出してダムサイト付近から折木沢最上流まであがってみた。乃村弘栄が一発狙いのカバー撃ち、青木大介は最上流のサイト・カバー撃ちを行っていた。その他の選手はキーパー取りであろうディープのライトリグ・バンクを流しつつのライトリグが多かった。

亀山ダムでガイド業を営む小森嗣彦は今大会本命の一人。朝イチは上流のサイトを試みたようだが「雨で活性が落ちた」と嘆いていた。同じく冬季にここでガイドをしている五十嵐誠は本湖ディープで朝の早い段階で4本釣っていたが「サイズが小さい」とのことだった。

JBワールドチャンピオン・バサーオールスタークラシック優勝と波に乗る北大祐とも何度か湖上ですれ違ったが、その時点では「ゼロです、全然だめ」と言っていた。

15時に検量が始まる。全員検量はしたもののリミットメイクは僅か4名と厳しい状況。そんな中、初日トップウエイトを叩き出したのが北大祐。12時過ぎまでノーフィッシュだったものの、スピニングタックルながら5gという重めのシンカーを使ったダウンショットで「メタルジグっぽいアクション」を意識してから怒涛のイレグイモードに突入し7本キャッチ!2326gでトーナメントリーダーに。

全体的には400g前後のキーパーフィッシュが殆どでリミットメイクして2キロ前後という感じ。そんな中、一人気を吐いたのがマスターズ年間2位で参戦の冨沢真樹。1本で1292gのグッドサイズを持ち込んだ。

Day2 冨沢真樹がキッカーをキャッチし逆転優勝

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2日目は朝から快晴に。日中はほどよく風が吹いた。全体的に選手の動きは初日と同じ。ディープ・バンクでキーパーを揃えるか、シャローでグッドサイズを狙うか。結果、2日目は後者に軍配があがった。

2日間シャローカバーを撃ちまくった乃村弘栄が54cm1912gをキャッチ。日本最難関クラスと噂される「亀山の見えバス」もこの選手に狙われたら思わず口を使っちゃうようで青木大介はキロクラスを3本仕留め3,068gで単日トップに。

そして圧巻は冨沢真樹。2500クラスのスーパーキッカーを持ちこんだ。初日のキロフィッシュと同じく笹川上流の小さいインレット周辺をエコカットテールのネコリグで攻めていたところ、すぐ近くでボイルが起こった。すかさずキャストを決めてヒットしたのが2500キッカー。キーパーサイズも3本交えて2日目は3050g。トータルウエイトを4342gとし、2位の北大祐に208g差でクラシックウィナーに輝いた。

冨沢真樹は2年前にチャプターデビュー、2015年にJBII河口湖、JB河口湖Aシリーズへエントリー。今年からJBマスターズに昇格し年間ランキング2位を獲得。2位の悔しさをバネに戦った本大会では錚々たる顔ぶれを倒してのクラシックチャンピオンに輝いた。来年はトップ50シリーズに参戦の意向。21歳でイケメン。新たなスター誕生か!?

写真・レポート:NBCNEWS H.Togashi

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