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JB霞ヶ浦 第1戦 エバーグリーンCUP 03月27日() 茨城県 霞ヶ浦

ストーリー

JB霞ヶ浦第1戦エバーグリーンCUP概要写真 2016-03-27茨城県霞ヶ浦

ここ数年、JB霞ヶ浦シリーズの初戦エバーグリーンカップは3月上旬の開催であったが、今年は少し遅く3月下旬の27日に開催となった。例年の初戦は、「初戦を制す者が年間を制す」といった定説を生むほど、初戦は厳しい戦いが強いられていた。でも今年は下旬に開催ということで、例年よりは釣りやすいことから、ウエインされるバスの数も多くなると予想された。
 大会当日までの霞ヶ浦の状況を大まかに観てみると、まず2週間前の3月中旬は、比較的温かい日が多く、一気にバスはシャローで喰い始めた感じであった。更に釣れているバスのサイズは非常に良く、2キロアップの釣果もかなり入ってきていた。このままいくと、更にシャローへ入ってくる第2陣3陣も加わり、大会当日は物凄い結果になると予想された。しかし、前週の週末には雨が降り、更に寒の戻りがあった。前週のプラクティスの結果を選手に聞くと、釣果は落ちていたが、サイズのよいバスは単発ながら釣れている状況は変わっていなかった。その辺を踏まえて推測してみると、シャローに入ったバスは既にシャローに留まり、食い気の斑はあるものの、何らかのタイミングで捕食しているようであった。
 試合前日のプラクティスの結果を選手に尋ねると、大半の選手は厳しいと答えていたが、見えていると答える選手の数は例年以上に多かった。ここまでの結果や情報を踏まえて、ウエイン率とウイニングウエイトを予想すると、ウエイン率は2割、優勝は3キロ後半といった感じであった。
 試合当日、気温は若干低めの8℃であったが、天候は曇りということもあり、それ程朝の冷え込みが厳しい感じではなかったが、日中も大して上昇することもなく、10℃前後と、一日を通して気温の変動は少なかった。試合中には少し雨も降った。水温は本湖平均11℃。先週はまでは12℃であったので、1℃下降した。風は北東寄りでそれほど強くは吹かなかった。
 試合中の選手の動きを観てみると、東岸の蛇籠やドッグ絡み、古渡、北利根を含むデルタ地帯といった、春の定番スポットが今年もボートは多くなっていた。
 そしてウエインの時間になると、例年初戦では検量に並ぶ列ができるどころか、ウエインされてくるのも疎らなのだが、今年は列が出来た。結局39名の選手がウエインと、約1/4の選手がウエインした。更に、ウエインされてくるバスのサイズは大型ばかりで、1キロ後半のバスも多くウエインされた。最終的にはウエインされたバスのアベレージは1,369gと、過去最高のウエイトとなった。そしてお立ち台のボーダーラインも3,454gとハイウエイト戦となった。5位で3キロ越えは初であった。そんな初戦を制したのは霞ヶ浦シリーズではお立ち台の常連である内野兄弟の兄、吉原健司が4,595gという驚異的なウエイトで制した。更に2位には弟である内野智が3,770gで入った。2人共に、いつものエリアでいつものルアーでキャッチであった。
次回第2戦は5月29日にアブガルシアカップが開催される。

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