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JBII四国 第1戦 ジャッカルCUP 03月06日() 愛媛県 野村ダム

ストーリー

JBII四国第1戦ジャッカルCUP概要写真 2016-03-06愛媛県野村ダム

苦手意識を克服して破顔一勝(笑)!横山修史ペアが好ウェイトで優勝!



JBIIプロアマ四国シリーズの第1戦ジャッカルCUPは、二度目の春一番を想像させる南寄りの強い風が時折吹きつける愛媛県の野村ダムで開催された。
これまで10年間、旧吉野川だけで開催されていた四国のJBシリーズが再び野村ダム、早明浦ダム、旧吉野川と四国内の様々なフィールドをトレイルすることになった。
異なるフィールドでの開催は選手たちにとって、ある意味大変でありながらも、それをはるかに上回る面白さやチャンスを持っている。
今回の野村ダムは細長い川を堰き止めたリザーバーであるが、水質は常時やや濁りを帯びているためバスにとってはクリアーレイクよりもプレッシャーから逃れやすい。そのためかキロフィッシュを超える良型の個体のストック量も膨大であり、難しい時期ながらもハイウェイトバトルが予想された。
いざ競技が始まると、ダムサイトに近い下流でリザーバーの攻めをする選手、大規模野池を攻略するように中流域でワンドや岬を攻める選手、冬季水位で水量が豊富なため上流へ向かい「川」状態になっているエリアを攻める選手と各艇が散り散りになっていた。
様々な戦略・戦術が試された今回の野村ダムから、まさに様々な正解を導き出してきた選手が上位に名を連ねることになった。
優勝は横山修史ペア。地元の旧吉野川ではTOP50シリーズ準優勝をはじめ常勝の名にふさわしい活躍をしているが、以前に野村ダムで開催された大会で好成績を残せず「あまり好きなフィールドではなかった」と語っていた。しかし生野銀山湖や東条湖など多くのフィールドで培った経験値を活かして苦手克服!はにかんだ笑顔で優勝を飾った。
準優勝の岩井謙亮ペアはチャプター愛媛の野村ダム戦にも近年連続出場しており、慣れたフィールドで四国内外の強者を相手にガチバトルという挑み方であった。厳しい状況だったとしても他選手より少しでもベターな選択を結果として導き出せる手腕は本物!4キロオーバーの見事なウェイトを持ち込んだ。
3位には佐藤健人ペアが入賞。旧吉野川育ちながら近年はJB津風呂湖にも積極参戦して経験値を積み重ねている。技巧派と呼ぶにふさわしい「食わせ」の釣りの腕前は定評があり、今回も3キロ前後のウェイトで競い合う選手のなかから頭ひとつ抜け出して、優勝者に隣り合う表彰台の位置を掴み取った。
年間3戦の勝負となるJBIIプロアマ四国シリーズ、次は歴史的名勝負が幾度も繰り広げられた本格的リザーバーの早明浦ダムが舞台となる。湖面利用に関してローカルな制約など多くの「しなければならないこと」が必要な第2戦となるが、すべての選手が万端の準備を行ない最高のパフォーマンスを発揮してバスフィッシングの腕前を競い合えることを期待したい。

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