JBJBトップ50第1戦ゲーリーインターナショナルCUPストーリー

2019年 04月05日(金)~04月07日() 奈良県 七色ダム

JBJBトップ50第1戦

ゲーリーインターナショナルCUP

2019年 04月05日(金)~04月07日()

奈良県 七色ダム

ストーリー

西のリザーバーマスター2強が直接対決!
三原直之が悲願のトップ50初優勝

2019年4月5日、平成最後のトップ50戦としてゲーリーインターナショナルCUPが奈良県七色ダムで開催された。三寒四温の寒暖差が激しい2019年。前日プラまで厳しい寒さが続いたが、大会期間は急激に気温が上昇。大潮にも重なり春のビッグウエイト戦になるかと思われた。しかし現実は甘くなく上位の一部を除けばローウエイト戦だった。そんな中、北山川上流のシャローにフィーディングで上がってくるバスをサイトで攻略した選手が2名いた。優勝の三原直之と山岡計文だ。この2名だけがトータルウエイト16キロ台という異次元のサシの勝負を繰り広げた。

予選初日 超地元山岡計文が6660gでトップに

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早春の大会は天候の急変に見舞われることが多々あるが、今大会は3日間穏やかな天候になった。気温も高めで推移した。湖はまだ産卵前の状態。故にこの高気温は良い方向に作用すると思われた。しかし現実は甘くなかった。2014年の同時期にも七色ダムでトップ50戦が開催されており、あのときよりは全体的に釣れているが、5本のバッグリミットを揃えたものは26%に留まった。ウエイトも3キロ釣ればシングルだった。

初日トップは超地元の山岡計文。比較的粒ぞろいの5本を持ち込み6,660gを記録した。2位は3キロ級を混ぜた市村修平で6180g。同じくスーパーキッカーを混ぜた野村俊介が4,540gで単日3位。

予選2日め 三原直之が7キロ超え!

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初日よりも暖かい朝の予選2日め。リミットメイカーは30%まで上昇するなど初日よりは若干上向き釣果となった。
初日トップの山岡計文はこの日も6キロ近いウエイトを持ち込み会場を沸かせた。しかし、それを2キロ近く上回るウエイトを持ち込んだのが三原直之。今大会最重量の7495gというスーパーハイウェイトだった。

予選結果

ウエイト順位並び替えた予選順位は山岡計文が12,435gでトップ、435g差で三原直之がそれを追う。この2名だけが12キロ台で、3位の市村修平が8キロ台だった。上位2名の一騎打ちの様相だが、ここは七色、一日で15キロもありえるポテンシャルを持っている。暫定10位くらいまでは誰が勝ってもおかしくない状況で決勝日を迎えた。

決勝日 320g差で三原直之が逆転優勝!

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桜吹雪が舞うなか決勝日が始まった。暫定トップの山岡計文と2位の三原直之は主戦場が同じ。北山川のインサイドベンドにあるシャローフラット。ここにフィーディングに上がってくるバスを両者ともサイトで狙っている。
山岡計文はリザーバーでの優勝経験豊富な西のリザーバーマスターだ。ちなみに自宅は七色ダムの眼の前。部屋からキャストできるくらいの近さ。まさに庭先での戦い。三原直之もまたホームレイク東条湖で圧倒的な強さを誇り、お隣池原ダムでのクラシックウィナーでもある。西のリザーバーマスター2名による同エリアでのガチンコ勝負となった今大会。

最終日は水位が下がるため、予選時よりはシャローに上がってくる個体が減ったようだが、それでも両名は着実にウエイトを重ね上げた。

三原直之は3キロ級を2回ミスったとの目撃情報も・・・

結果、三原直之は決勝日に4本4,475g。山岡計文はリミットメイクしたものの3,720g。三原直之がわずか320g差で逆転。自身初のトップ50ウィナーに輝いた。

上位5名の釣り方はこちらで。

次回は福岡県遠賀川を舞台に6月7日~9日ベイトブレスCUPが開催される。

写真・報告:NBCNEWS H.Togashi

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