JBJBマスターズ第1戦イズムCUPストーリー

2022年 03月19日()~03月20日() 茨城県 霞ヶ浦

JBJBマスターズ第1戦

イズムCUP

2022年 03月19日()~03月20日()

茨城県 霞ヶ浦

ストーリー

帰着間際!狙い通りのキロアップ!
室町雄一郎 霞ヶ浦2連勝!

2022年のJBマスターズシリーズが春まだ浅い茨城県霞ヶ浦で開幕。2割しか釣れない厳しい状況で室町雄一郎が得意のカバー撃ちで霞ヶ浦2連勝の快挙を成し遂げた。

Day1:2割のウエイイン率

大会の前週から一気に春めいてきた関東地方だったが大会前日に一気に冬の寒さに逆戻り。挙げ句、本番前夜は冷たい雨が降り注いだ。

ただし春の大会においてそれは想定内。大会中は曇りベースの晴れ。波風も穏やかな天候に恵まれ、全国から集まった107のボートは思い思いのエリアに散っていった。

結果ウエイイン率は2割。リミットメイクは3名だった(今年はレギュレーションに変更がありマスターズの霞ヶ浦戦はバッグリミットが3本になった)。

初日トップは黒田直希。本湖東岸のドッグに絡むストラクチャーをツインテールリンガーのネコリグで狙ってリミットメイク。ウエイトを2210gとした。

春らしい体型のキロアップがポツポツと検量されたが、全体的にはとても厳しく88名が無念のノーフィッシュ申告となった。

Day2:室町雄一郎が驚異の2連勝!

大会初日の夜も雨が降っていたが、朝にはあがって青空の下で2日めが開催された。この日も風は穏やかで全域を走り回れる好条件だった。しかし、魚の反応に関しては好条件ではなかったようでこの日も検量できたのは26名のみ、2日間連続で検量できたのは8名のみだった。

優勝は初日3本2位、2日め1本7位の室町雄一郎。初日はノーマークに近かった妙義水道のアシで難なく2本キャッチしたが2日めはボートが多くてバイトが遠のいた。「バスは居る。けどプレッシャーで口を使わないだけ」と想像し、他のボートが帰着へ向かうまで待った。そしてボートが減ったラスト10分に全神経を集中させアシ際にネコリグを落とし込んでいった。そしてロッドから伝わってきた生命感・・・・

この奇跡的な1本が1234gで7位114ポイントを獲得した。マスターズシリーズは2日間のポイントで最終順位が決定されるが、今回準優勝だった喜代浜友貴とは同ポイントだった。総重量での争いになり138g差での優勝となった。

去年の第1戦は奈良県津風呂湖開催だったが、一昨年は霞ヶ浦で開催され室町雄一郎が優勝した。沼育ちのカバー撃ちスキルで驚異の霞ヶ浦連続優勝を成し遂げた。

次回第2戦シマノCUPは4月23日~24日に山梨県河口湖で開催される。

レポート:NBCNEWS H.Togashi
写真:NBCNEWS・GoGo!!NBC

 

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