2024年の河口湖で一番輝いた冨沢真樹がクラシック2勝目を達成!
11月16日~17日にジャパンスーパーバスクラシックが山梨県河口湖で開催された。全国から49名の精鋭が参加し、2日間の総重量で戦った。初日に2本で4795gという猛烈なスタートダッシュを決めた冨沢真樹が、そのまま逃げ切り2度目のクラシックチャンピオンの座に輝いた。
Day1 曇天ローライト 半数がノーフィッシュ 冨沢真樹が4795g
初日は終日曇天ローライト・無風だった。朝1時間ほど取材艇でまわってみた。ド沖のFFSは少なくクラシックだけに?古典的な普通の釣りをしているボートが多かった。
昨年の覇者である宇佐見素明でさえハワイ前のシャローに浮いていた。秋クラシック恒例の「小海の放流」は今回行われなかったので放流地点の大船団は無し。鵜の島周辺がやや人気で、全体にまんべんなく散らばっている感じだった。
初日は49名中25名がノーフィッシュの憂き目に遭った。釣ってきた選手は「普通の釣り」が多かったためウエイトも普通で、キロフィッシュ1本や、500g前後を2~3本がほとんどだった。状況的にかなり難しいとうFFSの釣りで唯一ハメたのが冨沢真樹。2本ながら4795gをウエイイン。2位の前田康佑に1400gの差をつけた。
Day2 秋晴れの2日め 初日の貯金で冨沢真樹が逃げ切り優勝
2日めは見事な秋晴れになった。気温も上昇し検量時はTシャツでもいられるほどの異様な暖かさだった。2日めはクルマで一周してみた。鵜の島周りのボートが初日よりも増えていた。奥河口湖方面ではFFSパターンのボートがチラホラ浮いていた。一方で増水をうけシャローカバーを撃つボートも見れらた。
2日めの冨沢真樹はノーフィッシュに終わった。天候が変わりバスの状況が変わったという。初日ノーフィッシュだった佐々一真が4,044gを持ち込み猛烈な追い上げをみせたが1歩及ばず。2日間コンスタントにウエイトを重ねた山下尚輝もわずかに足りず冨沢真樹が初日のウエイトで逃げ切った。
2024年の冨沢真樹は破竹の快進撃を見せた
JBマスターズ第1戦優勝
JBマスターズ第4戦優勝
JB河口湖B 第4戦 優勝
JB河口湖B AOY
JB河口湖A AOY
マスターズ戦は2戦だけ参加し全勝。そして締めくくりのクラシックで優勝。クラシックは2016年の亀山開催でも優勝しているので2勝目でもある。
これにて2024年のJBシリーズはすべて終了した。
写真・レポート:NBCNEWS H.Togashi