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[インデックス][トーナメントレポート][JBマスターズプロシリーズ第4戦]

表彰式・お立ち台インタビュー

スポンサー挨拶で表彰式が始まる

「第5位ゼッケン72斉藤忠選手1,938g」とアナウンスされると選手からどよめきの声が。
2キロでお立ち。割とタフコンディションの大会となった。

TOP5の面々。
ここクリックで大きいサイズの写真が表示されます。お土産にどうぞ。

チーム賞は「TeamNEXTONE」がゲット

お立ち台インタビュー

第5位 M72 斉藤 忠 1,938g

狙った場所は対岸の岬のとこと、そこの(会場横の)浅いところなんですけど、水深が浅いところにベイトがワーっと通るようなところの捕食しやすいような岩の裏とかを、いわゆるネコリグにしたワームで釣っていくと。今日も同じような事をやってる人もいたと思うんですけども、完全に居るって読めるようなところにワームを持ってきて、中層でキッチリ止めてあげる。

「なるほど難しいですね。」

慣れると出来るんですけども。そうすると迷っているようなヤツが掛けていけるというのが、今日のウエイトです。

「斉藤さんは今日5本なんですけども、何本ぐらい釣ったんですか?キーパーは。」

今日は8匹ぐらい。

「ボート止めるの大変だったですよね?」

そうですね。風上に船を持ってきて後ろに投げるという方法でやると、浅いところの魚にプレッシャーもかけないし距離も取れるという風に、アプローチを少しだけ考えてやりました。

 

第4位 W49 小泉 岳司 2,680g

場所はさかなや前の溶岩と、畳岩。それも溶岩ですね。あと一つはロイヤルワンド。みんながアルミを駐艇しているワンドです。そこはウィードで、キッカーが獲れたのはヤナギワールドのロブワームのグリーンパンプキンですね。それのジグヘッド1/16と、あとウィードのノーシンカーはメガバスのチビドンのアボガドソリッドのワッキーリグ。背の高いウィードのところに投げて、ひたすらフォーリングさせるだけです。

第3位 M75 増田 泰久 2,840g

場所的には大橋の左方ですか?ちょっと地名わからないんですけども…。

「こちらから見て左側ですか?」

はい。そこのところで、風が向こうに吹いていたもんですから丁度水が巻くような場所で、ノーシンカーで7mまで落としまして、ラインでアタリを取ると。殆ど竿に伝わるアタリって無かったんですよ。ラインがこの風でかなり厳しかったんですけども。

「そうですね。見えないですもんね。」

殆ど見えないですね。その見えないところをサンラインのバイトマーカーシステムで見て、それがツンと動いたり糸フケが止まったりと。とりあえずアワせてみる。結構スカも多いんですけど10回に1回はあって、それでキーパーがとりあえず3つ揃いまして、残り1時間ぐらいになりまして、本当は雨が降ったらバズベイトをやろうと昨日決めてたんで。昨日結構いいサイズが出たもんですから。ただ雨が降らなくて、でも1時間の中で勝負賭けようって事でシャロー行きまして、そこで4本。立て続けに30分ぐらいで。そこで昔のちょっと懐かしいルアーを使って出しました。で、それでなんとか。

「どんなんですか、懐かしいって?」

えーっと、H社の缶が書いてるクランクですね。あれで5本ポンポンと来たんですけど、1本バラしまして。あれが昔から好きで使ってたんで、それが勝因ですかね。

「今日は5本のウエイインなんですけども、キーパーはどれくらい釣ったんですか?」

キーパーは4本。全部で9本ですか。それで入れ替えさせてもらいました。

第2位 W30 古沢 勝利  3,028g

昨日のプラの段階で、保安と表(保安区域の外)と両方やったんですよ。保安で結構いいのがジャパンAとかBの時とか釣れてるって話を聞いてて、ちょっと見に行ったんですけどあんまり良くなくて。で、表に行ったらもっと良くなくて、もう良くないからハワイで。ハワイの魚は見えるんでハワイで勝負をしようと決めて、そしたらハワイが禁止になったんで、急遽ここをと思って保安まで。保安の魚は見えるんで。

「手漕ぎなんですか?」

はい。手漕ぎ…足漕ぎボートで釣ったんです。場所は西湖の流れ込みのところと、右側の方に結構流れ込みが沢山あるんですけど、流れ込みのサンドバーのすぐ脇のウィード。

「得意なパターンですよね。前もそういうのありましたよね。」

でも、流れに乗せるワケじゃなくて、流れの下で…っていうか、その下で待ってるバスをフォーリングと中層のスイミングで。使ったルアーは小ちゃいラバージグ。ハンハンジグとかいう名前だと思うんですけど、見付けて買ってきたのが2個あって、それとゲーリーの4インチワームってテール付きのがあるんですけど、それをカットテールにするんですよ。そうすると、3インチ半か3インチちょいのカットテールが出来るんですよ。それが河口湖でよく効くんですよ。それのワッキーリグ。その2本で釣りました。

「何か他に…それだけですか?」

そうです。それだけです。

「古沢さん流れ込み好きですもんね。」

そうですね。でも数が出なくて。前回のワールドで僕、柳さんとか清水さんとエリアが一緒だったんですけども、僕やりきれなくて全然ダメだったんですよ。今回、もうやりきろうと思って、やりきりました。


M25 野村 俊介3,628g

朝イチに、えー、グラブワンドから畳岩に掛けて、朝入ってすぐにキロフィッシュが獲れたんですよ。で、12時半まで行ったり来たりして、キーパーを4本獲って。はい。

「なるほど。あのロイヤル前のところを行ったり来たりして。」

そうですね。で、それからちょっと釣れなくて、最後小海のそこの湾なんですけど、岬のちょっと手前のシャローで、水深50cmとかそんぐらいのところで、5位の方が言ってたようにベイトがまわってくるんですよ。その瞬間だけ突然食い出すような感じで、そのブッシュとか岩に付いてるヤツを、ラバージグ落とすと落ちた瞬間に口を使うみたいな感じで。

「どんなラバージグなんですか?」

ナッソの1/4ozの。

「ロイヤル前を攻めている時もラバージグでやったんですか?」

ロイヤルはリトルスパイダーと、クラッカージャックのタイニービーホッグっていうやつのジグヘッドです。

「詳しいことは色んな雑誌社の取材を受けるだろうし、また書いていただきますが、勝利者の権利として何でも好きなことをどうぞ。」

今回デュエルカップってことで、去年から1年ちょっとサポートしていただいて、冠の大会で優勝出来たことが凄い嬉しいですね。

 

野村、古沢、小泉と河口湖では滅法強い3人がお立ち台に立った第4戦。釣りにくい時期でも「釣る人は釣る」というのが顕著に現れた結果となった。やはりこの時期でも上位に食い込むにはシャローの釣りをマスターする必要があるようだ。

さて、マスターズ戦は残り2戦。首位の千葉が逃げ切るのか?それとも深江の逆転か?それとも、、、、まだまだ熱い戦いから目が離せない!

文中敬称略



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