[インデックス][トーナメントレポート][JB東北シリーズ第1戦]

表彰式

 


今回のTOP5。

ここをクリックで大きい写真が表示されます。TOP5の方でパソコンをお持ちの方はお土産にどうぞ。


TOP5が壇上に呼ばれインタビューがはじまる。
インタビュアーは斉藤正樹プロ

 


お立ち台インタビュー 

第5位JA284 関之台 一寿
東京都 2176g/5匹

「どちらで釣ったんでしょうか?」

朝、まず月島の裏側辺からずっと流していて、その辺で4つ獲りまして。その後、京ヶ森の方を軽くちょっと流して、そこで3本ぐらい獲って、その後、あっちの奥の…何ていうんでしたっけ?こっちの北のあっちの端っこの方の…

「こっち側の?あそこの島の裏側ってことかな?」

裏のもっと奥。あっちの方で3本デカイのを。

「大体何mぐらいのところをやっていたんですか?」

大体、2.5から3mぐらいです。

「使ったリグは?」

ずっとシャッドとか、ハードベイトを中心に。ずっと片っ端から投げて。

「アタリカラーとかはありました?」

いや、ナチュラルだったら何でもっていう感じで。

「他に何か無いですか?」

今日、ちょっと車ハマっちゃって、こんな汚い格好で凄い申し訳無いんですけど、釣りの方も上手くハマったっていうことで(笑)。


第4位 JB1365 小野寺 由彦
宮城県 2226g/ 5匹

「どちらで今日は?」

朝イチ、スタート第1フライトだったんですけども、船外機がちょっとトラブりまして、それでエレキスタートで出まして、すぐキャンプ場を出て右側の島の裏側のフラット。

「はいはいはい。 今日、結構居ましたね。 」

それでみんないいポイント…、昨日良かったポイントを取られちゃってっていうか入れなくて。
ちょっと沖目の方を流したら偶然にスタンプにベイトが、かなりの量が止まってて、その辺どこ流しても釣れるっていう状態で、朝30分ぐらいで7本ぐらい出まして。

「そうすると、あそこっていうのは2m半か3mぐらいだよね?」

ええ。
3mから1mぐらいまで、ブレイクラインが入っていて、それで1mから3mぐらいまでまた岸に向けて下りるんですけど、それに一度コンタクトさせて下りのラインを釣っていくっていう。

「止めるってワケではないんですね。 」

トゥイッチで少し長めに止めるっていう感じですね。

「じゃあ、全部で今日は何本を?」

全部で15、6本ぐらいです。

「大体、平均で400サイズくらいですね。 」

ほぼ朝のうちに400・3本に、300台。
それで入れ替え2本400やって、後は延々に400が釣れ続いて入れ替えも出来ない状態で、大きいの狙ったんですけどね。 出ませんでしたね。

「他に何かありますか?」

えーっと、使ったミノー。
これが何と、今江プロから戴いて。
金さん経由で。
それでもう朝イチ、ロッドを掴む前に拝んで(笑)。

「それは何?」

ショーギンアユですね。
スピンムーブシャッドです。
その後、プレデターもやってみたんですけど、出ませんでしたね。


第3位 M351 明楽 賢一
神奈川 2256g/ 5匹

 

 

「今日はやりましたね」

今日はね。 去年一年ダメでしたけどね。

「まあ、お店もオープンしたということで 」

今日、実はですね、お立ち台に立たないと東北シリーズに参加するのも危なかったです。
社長の方からね、まあ行ってもダメだと、店に居ろと言われてたんですけれど、良かったですね。

「良かったですね。 今日はどちらで?」

エリアは最初南に下って、テンプトプロの一昨日お店に来て、新発売になるインビキャットというリングワームの3インチのヤツがあるんですけど、それで1本。
朝イチ獲れて、これはいいなと思ってたんですけど、そこから何にも釣れなくなって、11時ぐらいまであちこちをのたうち回って走って。
こりゃもうしょうがないと決めて、狐鷹森へ行って、これもやっぱりテンプトプロのティーグラブっていうグラブなんですけど、それのNPBナチュラルプロブルーみたいな色がありまして、これスモールに良く効くんですけど、これでそこで6本。
入ってすぐに2本獲れて、しばらく釣れなかったんですけど、またポツリポツリ。
人が居なくなると口を使うような感じで。
水深が2mから3mぐらい。
リグはジグヘッド、両方共ジグヘッドですね。

「ジグヘッド。 重さは?」

1/16と1/8です。
岩に引っかかって、外れてフォールの時に食うというような感じですね。

「スタンプの釣り方と似たような感じだよね 」

そうですね。 はい。

「全部でそうすると、それで…。 」

7本ですね。 で、2本入れ替えて。

「確率いいですね。 」

そうですね。 そばに鬼形プロがいて、鬼形プロの前で2本ぐらい釣れて。

「じゃあバラシは無し?」

無し。 騒いでやったんで、気分良く(笑)。

「じゃあ、他に何かございますか?」


今回、お店の方を無理言って休んで来られて、こうやって結果出せたんで良かったと思います。
去年一年間ずっと不調でですね、クラシックも出れませんでしたけれど、クラシックの権利も取れて、これで手伝わなくてもいいなと思っています。
良かったです。
ありがとうございました。

 


第2位 M493 菊池 隆徳
栃木県 2270g/ 5匹

 

「今日一番最初に行ったポイントはどちらの方ですか?」

一番最初はですね、そこの島の裏側の護岸されているシャローですか。 護岸の方のところで、プラの時良かったんで、ベビーシャッドで1本獲って、その後続かないんで、南に行ったんですけど11時ぐらいまで釣れなくて。

で、京ヶ森の奥の流れ込みの先の、岬になっているところが誰も居なかったんで、そこで4本…5本ですか。
リミット揃って、その後に終わる直前で、そこの岬の脇の護岸されているところでキロフィッシュ。

「サイズどれくらいでした?キロは。 」

サイズが44ぐらいでした。

「じゃあ、もしかしてプリプリ?」

そうですね。

「大きいのはなんかプリ入っていたみたいですね。 ウエイイン見るとね。 30後半から40過ぎのものって殆ど。 なんか釣った場所も凄い浅い所っていうことで、入ってたみたいですね。 じゃあ、その京ヶ森で獲ったリグってのは何ですか?」

1/16オンスのジグヘッドと1/8。 サワムラのリッジ3インチを。 それを交互に。 で、目で見える1mぐらいの岩ですか…。

「あの、ちょっといいですか。 リッジってどっち付けてます?」

どっちも付けます。 ダメだと横にしたり縦にしたりで。

「これっていうわけでは無いんですね。 」


それを1/8と1/16で、見える岩をひたすら湖じゅう駆けずり回って、走り回って。

「じゃあ、ここだというポイントでは無くて、どっちかって言ったらランガンに近い。 」

そうですね。

「他に何かありますか?」

いえ。


優勝 M41 吉田 博史
埼玉県 2366g/ 5匹

「本当久しぶりですね。 イースタン以来じゃないですか?」

いやーあの、プロ戦では初めてなんですよ。
チャプター出なくなってからしばらく経ちますけど、それから初めて。 お立ち台自体初めて。

「じゃあ、どちらの方で?」

場所は、今回いろいろあって、アルミで出ることになったんですけども、スタートも自分(が抽選くじを)引いたんですが、第1フライト取れなかったんで、近場で勝負しようという事で、馬の首って言うんでしたっけ?あそこから北のエリアのみ。
その中でキモというか、自分が狙ってったのはインレットとあとは岬。
それで何カ所か釣れるところが昨日見付かったんで、まあそこで勝負しようと。
南にもいいエリアはあったんですけど、おそらく銀座になるだろう、自分の入りたいところ入れないだろうなと。
で、たまたまピン狙って行った所に、去年のディフェンディングチャンピオンの大西プロが居ましてですね。
何とかその近くで入れてもらって、その近くを何とかやらせてもらうことが出来て、魚が、キロがというような感じですね。

「そこでは何本拾えたのかな?」

何本ですかね。 あそこでは4つ。
今日全部で6本しか獲れなかったんですけど。

「リグは?」

リグは岸に向かって投げる時は、スピンムーブシャッドのピンク色のやつなんで、スプリングブロッサムという色。
ちょっとワカサギとは違いますけど…。

「クリアっぽい背中がピンクっていうやつね 」

ピンク色のやつなんです。
それとあと、沖のところをやるときはミニミノーという、エバーグリーンの目ん玉が付いたワーム。
今有名なアライブシャッドみたいなやつですね。
あれでもうちょっと固い、尻尾振るようなタイプなんですけど。
それを自分で、ここの湖の好きな色のピンクに近いような色にしたものを、1/16のライデンのジグヘッド。
この時期っていうか、やっぱり当たっても乗らないことが多いんで、そういった刺さりのいいジグヘッドリグじゃないと、殆ど魚は獲れないという感じだったんで。
それで、まあ何とか獲れましたんで、大変助かりました。

「全部で、そうすると何本?」

全部で6本。

「1本だけいいの入れ替え?」

そうですね。
1本、下が350と400というのがいたんですけど、350だけ入れ替えで、一番下が400。

「バラシも無く?」

バラシも無かったですね。
あまり、あの…自分で掛けたらバラさないだろうという自信がありますんで。
掛けられないというのは一杯あるんですけど、まあバレないだろうなと。 それは心配なくやりました。
ラインの方も、今回この湖で助けられているんですけど、スーパーFCスナイパーの2ポンド。
1匹丸飲みされて、あーヤバイなと思ったんですけど、間違いなく。
切れるかなとちょっと心配したんですけど、切れずになんとか魚獲れましたんで、操作性良く大変助かりました。

「他にありますか?一番高いところということで 」

そうですね。
あの…、私、山形出身で、今埼玉の方出てマスター出てますけども、ここの東北シリーズ始まってから、年間チャンプとか…去年は新潟の方が取ってくれましたけども。
一年目、全然東北の人が歯が立たないというような感じがあったんで、なにくそ、こりゃなんとか東北の人がやってやらなきゃならないと思って、去年から気合い入れたんですけど、なかなか自分も結果出せなくて。
やっと今回、自分で結果が出せたんで、非常に嬉しく思っています。
本当、色々な方にお世話になったので、この場を借りてお礼が言いたいです。
どうもありがとうございました。

真冬の桧原湖での「穴釣り」が雑誌に紹介されているように、スモールマウスバスを釣るにあたって「低水温」という逃げ口は無い。ただし僅か2週間ほどで結氷がとけ雪代が入り水温が一気に上昇と目まぐるしく変わったフィールドコンディションに悩まされた選手も多かったようだ。

インタビューにもあるように上位の選手はシャロー〜ファーストブレイクでのサスペンドシャッド、ジグヘッドが今大会のアタリパターンだった様で正に春の釣りと言う感じ。

TOP10までが僅か300グラム差という接戦を制した吉田プロは、冠スポンサーであるエバーグリーンとサンラインの契約プロという美しい結果で終わった東北シリーズ第1戦であった。

第2戦は6月18日に開催されます。



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