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古沢プロ密着レポート1

今回で3回目となる密着レポート。今回は初日3,478gを持ちこみ2位に、2日目も2,958gで2位、2日目終了時点で暫定トップとなった古沢プロに同船しました。

関和プロ、深江プロとNBCNEWSレポーターが同船すると優勝するというジンクスもチラホラ、、、、

果たして今回はどうなることでしょうか!?ってもう結果は出ていますが、試合中は割とハラハラした展開になりました。

*文中の赤い文字は古沢プロの言葉です。

7:07 スタート準備

 

スタート時は雲が厚く今にも雨が振りだしそうな天気。気温は昨日よりは若干低めですごしやすい。風は無風。

写真はスタート準備をする古沢選手。

「あんまり釣れないんですよ。釣れれば500gって感じで昨日も揃ったのは12時過ぎですからね。結構キツイです。」

「流れ込みがメインなんですけど、雨降るといいんですよ。」

雨が降って流れが出るとバスの活性も上がるとのことだ。

「そこには放流バスと回復気味のアフターが回って来るんです」

サイトですか?の問いには

「いや、見えないんです。というか見えたら釣れないんです。止まる場所を見つけておいて、そこに居るであろうバスを狙うんです。サイトではありません」

 

 

7:10 沖へ出る

エンジンでゆっくりスタート地点へ向かう。その途中に暫定2位の小山プロに声を掛けられ激励される。

「いい人ですよねー小山さんは」

 

 

 

7:17 スタート

今日は運悪く50番目のスタート。

大橋を越えて右側(古沢選手と同じエリア)へ向かうボートを見つつ不安げに

「みんな右に行きますね」

「緊張してきたー。ドキドキですよー」

 

7:22 エンジン停止

ポイントの100m手前でエンジンを止めエレキを降ろす。

ボートのコースをエレキで横切り寺川の流れ込みへ向かう。

既に2名の先行者が居た。

 

7:25 ファーストキャスト

先行者とオカッパリアングラーが大勢居るため、昨日までのポジションに入れず少し動揺している様子。

オカッパリが立ち込んでいるところを見つつ「本当はあそこやりたいんですよ」

リグは通称「小池リグ」。(後で詳しく説明しています)

初日はゲーリーのカットテールにカン付きマス針で釣れたらしいが、日を追う毎にアタリが渋くなり今日はカンなしのマス針を使っているとのこと。

7:28 沖目へキャスト

先行者のプレッシャーを考えて、沖目へアライブストレートのダウンショットをキャスト。

釣り方は、着底後ラインを張らずティップを細かく速くシェイクしゆっくりズル引き〜ラインスラッグを巻き取りの繰り返し。

7:34 小池リグにチェンジ

小池リグに変え、また沖側にキャスト。小池リグもダウンショットと同じようなロッドアクション。

沖側へキャストするときは寺川のリバーチャンネルに向けてキャストしているそうだ。

2位男

古沢プロは自称「2位男」だそうだ。昔から色々なトーナメントで「いいとこいった!と思っても2位ばっかり」。津久井湖で50アップのキッカーを持ってても2位だったことがあるという。今年もマスターズ戦で2位になったとのことだ。

しかし、関東近郊ではレベルが高いことで有名な津久井湖オープンで優勝したとのことで、かなりの実力の持ち主であるのは間違い無い事実だ。

7:38 焦り?

頻繁にロッドを持ち替えながら

「パパパパーって釣れるとホッとするんですけどねー」

トランプのボトルにワームを浸してキャスト

(バスは)お留守ですかねー」

7:49 フッキング!

流れ込みに向かってキャスト後、アワセの動作を見せリーリング。上がってきたのは草。

「草でしたー」

流れ込みで釣りをするときはワームを流れに任せて流し(ナチュラルドリフト)、ラインの変化だけでバイトを取ると言う。そのため、川から流れてくる草木が引っかかるとラインに変化が出るためバスと勘違いすることが多いとのことだ。

8:01 先行者移動

先にポイントに入っていた徳永プロが去って行く。若干スペースは空いたものの、オカッパリが5人ほど流れ込み(一番おいしいピンスポット)に立ちこんでおり、思うようにキャストできない。

ダウンショットと小池リグを頻繁に交換しながら周囲を狙う。

「キツーーーーー」

一時間経過しでノーバイト。辛い展開となってきた。

8:14 SHINGOプロにヒット

目の前でSHINGOプロにヒット!ナイスフィッシュだ。

「いーーーなーーーー」

 

*顔が切れてしまいました。申し訳ありません<SHINGOプロ

8:14 小野プロにもヒット!

沖目のミドルレンジを流していた小野プロにもナイスフィッシュがヒット!

「いーなー」

「難しいーー」

色々な状態のバス(放流バスやネイティブのアフター)が居るので状況を読むのが難しいとのこと。

この頃から弱い南よりの風が出始める。

8:25 ライバル登場

暫定3位の半田プロも同じエリア。肉眼でハッキリ見える距離で釣りをしている。

古沢プロはダウンショットに持ち替えて沖目のチャンネルにキャスト。

すこし沖側を流していた千葉プロも連続ヒットさせていた。

「みんなにまくられちゃうなーもーーー」

 

 

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