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古沢プロ密着レポート9

フィッシングパターン

流れ込みパターン

寺川の流れ込みで使ったパターン。

流れ込みは夏の定番パターンとも言えるが、河口湖的な狙い方として、、

1.体力を失った放流バスはシャローをうろつくオイカワなどのベイトフィッシュを追いかける元気もない。

2.流れ込みは流木や草、ゴミなど上流から色々なモノが流れてくる。

3.バスは何を食べているかは不明だが、虫であったり川から落ちてくる瀕死の小魚かもしれないし、ミミズかもしれない。

以上の理由から古沢選手は

1.前出の小池リグを流れ込みのブレイクより岸側にキャストしフォール。

2.そのまま、余計なアクションを加えずに、ボトム付近の流れにうまくワームを流す。

3.アタリはロッドに出ないので、ラインの変化だけを見る。

4.ラインの動きに変化があればフッキング。

このような釣り方を3日間通したそうだ。最終日の大きな2匹もこのパターンでゲット。尚、このパターンは流れ込みが生きているこの時期のみ有効とのことだ。

 

ボサ(冠水植物)パターン

 

 

同じく寺川の流れ込みで使ったパターン

スポーンから回復しつつある元気なバスは、深場から流れ込みにフィーディングに上がってくる。ハワイは基本的にプアなエリアなので、ボサなどのストラクチャーがあれば、一旦そこに立ち止まる。流れ込みから流れてくる流木などにもバスはつくが、河口沖にあるボサはまさに絶好のコンタクトポイントとなる。

ボサからボートを10m程度離してマーカーだけを頼りに、ボサへ向けてゲーリーのノーシンカーをキャスト。ちょっとでもキャストがズレたら即回収しやり直す。

うまくキャストが決まったら、そのままフォールさせ一旦木に引っかかる。

次に、ボトムに居るバスの目の前を横切るようにフォールさせるのがキモとのこと。

まっすぐではなく、斜めに横切る動きに良く反応したとの事。

また、前述したように、学習能力が高く、同じ色のワームには2度と反応しなかったので、キャスト毎にカラーチェンジしたとのことだ。

 

最後にあらためて、古沢プロを紹介しましょう。

99年度ワールドプロゼッケン38

古沢勝利プロ

  • 98年度マスターズ総合ランキング8位
  • 99年度マスターズ第2戦準優勝
  • スポンサー:ゲーリーヤマモトカスタムベイツ、グラン、モーリス、フラッター
  • NBC東京チャプター副会長

次回のワールドシリーズは10月1日〜3日まで滋賀県琵琶湖(全域)で開催されます。NBCNEWSでは次回も現地取材する予定です。お楽しみください!

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