[インデックス][トーナメント結果データインデックス][ワールドプロシリーズ99年度総合成績]

順位 ゼッケン 名前 住所区分 第1戦
早明浦ダム
第2戦
北浦水系
第3戦
利根川
第4戦
河口湖
第5戦
琵琶湖
年間総重量 年間ポイント
重量 ポイント 重量 ポイント 重量 ポイント 重量 ポイント 重量 ポイント
1 W11 柳 栄次 東京都 10,146g 38 13,020g 21 9,519g 34 6,728g 32 9,225g 32 48,638g 157
2 W3 今江 克隆 大阪府 7,434g 35 14,565g 34 8,450g 30 6,074g 22 10,929g 35 47,452g 156
3 W1 小野 俊郎 滋賀県 6,145g 22 13,195g 23 10,527g 38 6,724g 36 8,526g 30 45,117g 149
4 W24 小島 宏 兵庫県 7,382g 34 15,145g 39 6,336g 17 6,486g 30 8,463g 28 43,812g 148
5 W23 菊元 俊文 大阪府 6,922g 28 15,285g 37 7,356g 27 6,510g 31 7,914g 22 43,987g 145
6 W20 藤木 淳 京都府 8,112g 39 14,645g 38 5,168g 5 6,032g 24 14,277g 36 48,234g 142
7 W10 深江 真一 大阪府 3,950g 5 13,720g 28 11,466g 40 6,220g 28 12,138g 37 47,494g 138
8 W21 清水 盛三 大阪府 4,988g 19 14,615g 33 8,604g 31 6,038g 29 10,785g 26 45,030g 138
9 W19 河辺 裕和 山梨県 6,716g 27 12,567g 13 9,216g 35 5,910g 19 16,050g 40 50,459g 134
10 W15 反町 裕之 東京都 7,410g 36 11,738g 5 8,204g 25 6,516g 33 10,891g 33 44,759g 132
11 W30 吉田 秀雄 京都府 3,466g 12 14,440g 35 7,324g 21 5,998g 23 12,811g 38 44,039g 129
12 W13 沢村 幸弘 山梨県 9,192g 40 10,052g 5 10,671g 39 5,956g 25 4,480g 5 40,351g 114
13 W14 徳永 兼三 東京都 7,422g 37 11,301g 16 9,900g 36 5,154g 5 7,506g 19 41,283g 113
14 W39 大熊 一徳 福岡県 2,526g 5 13,010g 19 8,156g 28 6,940g 38 7,276g 18 37,908g 108
15 W5 泉 和摩 東京都 5,884g 20 14,000g 31 8,157g 26 5,086g 5 7,795g 24 40,922g 106
16 W2 小山 隆司 埼玉県 2,602g 5 13,231g 24 7,768g 23 7,924g 39 6,714g 15 38,239g 106
17 W46 坂内 博 東京都 7,152g 31 14,765g 36 7,048g 20 5,618g 14 3,412g 5 37,995g 106
18 W44 関和 学 東京都 5,678g 18 15,750g 40 9,004g 33 4,322g 5 6,658g 5 41,412g 101
19 W18 秋林 義継 山梨県 6,104g 25 13,955g 29 4,378g 5 5,470g 16 8,372g 25 38,279g 100
20 W43 川越 忠之 滋賀県 5,856g 23 11,977g 5 4,824g 5 6,866g 34 9,094g 31 38,617g 98
21 W16 濱田 禎二 静岡県 6,402g 26 11,565g 5 9,998g 37 5,628g 17 5,812g 11 39,405g 96
22 W6 半田 光宏 埼玉県 4,882g 16 12,491g 22 6,538g 15 7,264g 37 1,794g 5 32,969g 95
23 W42 成田 紀明 茨城県 4,020g 5 13,805g 25 7,546g 22 5,556g 13 7,900g 23 38,827g 88
24 W9 大塚 茂 埼玉県 7,420g 32 14,450g 32 5,016g 5 4,648g 5 6,932g 13 38,466g 87
25 W36 赤嶺 吉蔵 埼玉県 7,368g 33 12,295g 5 6,128g 13 4,892g 5 8,266g 27 38,949g 83
26 W27 下野 正希 滋賀県 3,352g 5 13,870g 27 9,316g 32 5,012g 5 5,980g 12 37,530g 81
27 W7 渡辺 新吾 埼玉県 1,834g 5 14,015g 30 6,336g 14 6,128g 27 5,120g 5 33,433g 81
28 W45 大引 要一 大阪府 3,586g 5 12,227g 12 6,830g 18 5,294g 5 15,415g 39 43,352g 79
29 W41 千葉 隆 神奈川 2,114g 5 11,930g 5 5,142g 5 7,626g 35 8,695g 29 35,507g 79
30 W12 加藤 誠司 石川県 4,704g 15 13,195g 20 6,758g 16 5,654g 18 3,352g 5 33,663g 74
31 W22 山口 徹 山梨県 1,560g 5 13,150g 18 8,372g 29 5,316g 12 6,070g 5 34,468g 69
32 W38 古沢 勝利 東京都 2,384g 5 12,308g 14 4,302g 5 8,374g 40 5,286g 5 32,654g 69
33 W4 宮本 英彦 東京都 4,126g 11 13,615g 26 7,240g 19 4,228g 5 2,786g 5 31,995g 66
34 W37 大石 智洋 神奈川 4,660g 14 10,710g 5 3,124g 5 5,920g 21 7,068g 21 31,482g 66
35 W33 井上 健一 東京都 5,666g 21 12,027g 5 5,990g 12 5,750g 20 5,594g 5 35,027g 63
36 W40 奥村 哲史 京都府 4,198g 13 8,180g 5 4,830g 5 4,164g 5 10,466g 34 31,838g 62
37 W8 平沢 和徳 山梨県 6,706g 29 12,670g 17 2,926g 5 5,060g 5 6,988g 5 34,350g 61
38 W34 高久 祐則 栃木県 5,990g 24 9,945g 11 5,236g 5 4,606g 5 7,112g 16 32,889g 61
39 W25 増田 聖哉 静岡県 4,710g 17 11,560g 15 3,918g 5 5,052g 5 7,322g 17 32,562g 59
40 W47 櫻井 英雄 東京都 1,482g 5 11,950g 5 7,790g 24 3,562g 5 7,540g 20 32,324g 59
41 W32 広瀬 有紀 京都府 7,209g 30 11,291g 5 3,556g 5 4,306g 5 3,694g 5 30,056g 50
42 W29 関 千俊 埼玉県 900g 5 11,416g 5 5,024g 5 6,024g 26 5,218g 5 28,582g 46
43 W26 吉積 健司 京都府 3,535g 5 10,618g 5 5,880g 5 5,420g 15 2,966g 5 28,419g 35
44 W49 中山 春美 大阪府 3,402g 5 12,181g 5 3,050g 5 4,912g 5 6,322g 14 29,867g 34
45 W35 小森 嗣彦 千葉県 4,100g 5 12,406g 5 4,474g 5 5,408g 11 5,598g 5 31,986g 31
46 W31 いしい その 東京都 418g 5 3,706g 5 6,166g 11 4,380g 5 2,874g 5 17,544g 31
47 W17 林 圭一 山梨県 3,038g 5 12,525g 5 5,330g 5 5,042g 5 4,336g 5 30,271g 25
48 W50 佐々木 近恵 東京都 1,290g 5 9,056g 5 2,262g 5 4,602g 5 2,690g 5 19,900g 25
49 W48 川瀬 玲子 東京都 882g 5 7,218g 5 2,860g 5 3,416g 5 3,700g 5 18,076g 25
50 W28 久保 勝彦 兵庫県 2,332g 5 2,062g 5 3,990g 5 5,194g 5 1,168g 5 14,746g 25

第5位 菊元プロのインタビュー

イ:四国に始まって琵琶湖で終わったんですが、一年間振り返ってコメントをお願いします。

みなさん、菊元です。今年の展開としましては、本当に自分の一番好きなスタイルである、ラバージグ主体の釣りでやってきまして、嫁はんのお腹の中に子供がいたこともあって、絶大なツキというのが自分にはあったような気がします。

ジグの展開でこの最終戦が始まるまでは非常に良い展開で持ってきたんですが、この琵琶湖を見失いまして、自分の得意な展開に持っていけなかったっていうのが、最大の今年の敗因だと思います。
あとはね、子供が出てきちゃったこともあるかもしれないですけど(笑)。

イ:いつ産まれたんですか?

それはね、9月の18日に、結婚記念日の前の日にですね。ちょうど1年後産まれまして、そのことに関してましては、僕が生きてきた中で一番ハッピーな出来事でしたね。

この1年、この試合は苦しかったんですが、本当に自分で納得のいく楽しい戦い方が出来たと思います。これもひとえに、いつも応援して下さるファン、ならびに私のスポンサーあってのことだと思います。この場を借りて感謝の言葉にかえたいと思います。本当にどうもありがとうございました。

第4位 小島プロのインタビュー

イ:この中では27才、一番年下ですよね。

28になりました。

イ:あ、28になった?小島プロです。コメントをお願いします。

僕ワールド初年度から出てまして、今年3シーズン目になるんですけど、初年度、2年目と、いかにベテランの方が強いかっていうのを、僕たち若手っていうのは、いつもこの下の低いところから見てただけだったんですね。
最近になってようやく若手の中でも、例えば僕の仲いい深江くんとかと一緒にね、いっつもね「いつかは僕らもこの台の上に立たなあかんな。どうやったらえぇんやろ」と言ってて、で、なんとかね。実は昨日の時点まで僕、この一番高いところを狙えるポジションにいたんですけども、さすがに一番高いところは、まだまだ高いところにあるっていうか、壁は厚いですよね。でも、この4番っていうところに、こうやって上がってこれただけでも、凄く満足しています。

ベテランの壁は厚いですけども、その壁が厚いからって言って下から見てるだけでは、いつまで経っても壁は破れないと思います。ですから、努力する以外には這い上がって行く方法は無いというのを学んだ1年でした。

 

イ:去年、最終戦の野尻湖だったっけ?

野尻湖でね、深江くんと・・・。野尻湖で上位勢の顔を見て、「若いヤツはもうアカンのか」と。
「上がられへんのか」ということで、深江くんと急遽、野尻湖の表彰式の最中に「打倒ジジイ連合」というのを結成しまして、こんだけしょっちゅう上に行きはる人は、もうジジイ!強い人達みんなジジイ(笑)。ということで僕と深江くんは「打倒ジジイ連合」を作ったんです。

イ:私、去年の野尻湖でこうやって表彰してますと、ここからですね「なんや!ジジイばっかりやんけ」って二人で声を出して言ってたんでね(笑)

そういう言い方してないんですけど、まあそうですね(笑)。で、僕と深江くんとで固く誓い合いまして、どっちかが仇をとってここに立つということで、見事目標を達成できました。

イ:まだまだいくつか余ってますから。

いや、そんなに甘いもんじゃないと思います。そんなポンとね、いきなり真ん中の一番高いところに来てしまうほど、ワールドプロシリーズの壁は容易くないと思ってますんで、まだまだこれから何年かかるかわかりませんけど、真ん中に立てるまでは諦めずに、努力は怠りません。

第3位 小野プロのインタビュー

イ:小島プロと1ポイント差で第3位です。

去年の一番のジジイの小野です(笑)。ということで、冗談はさておいてね。去年はワールド参戦して1年目だったってこともあって、また湖のタイプ。これも全部クリアレイクで、ヒュンヒュンって俗に言われるダウンショットで押し通せる1年間だったんですよ。そういった意味で初年度ってこともあるし、パターン的にもどちらかっていうと幅は狭いパターンだったんで、何が何だか分からないうちに、気が付いたら一番高いところにいたという感じなんですね。

ただ、今年は当然ワールド参戦2年目ということもあるし、湖のタイプも初戦の早明浦から始まって、その後マッディあり、こういう琵琶湖のような大きな湖あり、あるいは戦い慣れた河口湖ありっていうことで、いろんなテクニックや幅が要求された1年間だったと思うんですよ。

そういった中で自分がこのポジションにいれるってことは、非常に上出来だったと思います。満足しています。

やっぱり、こうやって気持ちよく毎回ね、楽しくトーナメントを出来るのも、何よりもこうやって天気の悪いときにも集まってくれるファンのみなさんのお陰、それから僕のスポンサーであるチームダイワのダイワ精工さんですね。
それから今年、実は自分がこういう会社立ち上げるために、琵琶湖に引っ越して来たんですよ。元々、喋ってる言葉を聞いてもらえば分かるとおり、関東の人間なんですけどもね。言葉も、あるいは習慣も違うような関西でも、家族を含めてみんなでサポートをしてくれる、下野さんをはじめリブレバスクラブの面々、それから会社のみんな、そして最後に家族ということで、みんなの協力があってここにいれるっていうことを、改めてこの台の上からみなさんにお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

第2位 今江プロのインタビュー

イ:次は1年間本当に盛り上げてくれました。今江さん、どうぞ。

盛り上げ役の今江です(笑)。
1点差負けっていうのは、沢村さんと前にバスオブザイヤーを争った時に、一度経験してるんですけど。あのね、15年間に渡って最終戦の最終日までずっと1位争いを続けてきたんですね。一度たりとも途切れる事無く。そうするとね、これ変な予知能力みたいなものが身に付いちゃうんですよ。
今日はもうビデオでも言いました。「これ僕の1点差負けや」と。沢村さんの時に負けた時も、ウエイインの始まる前に「1点差で俺負ける」という風に分かるんですよ。その分かるものは何かっていうとね、2番と1番の違いというのは凄く分かるんですよ。1番の人には、さっきも小島くんが「ジジイ」って言ってくれたけど、俺まだ27ぐらいの気分でおんねんけど35なんですが、勢いとツキっていうもののがね、必ず勝負事では必要なんですよ。その勢いとツキが今年の僕には無かったと。これも僕、口癖のように言うんですけど、僕はツキの無い人間なんですよ。全然。今までずっとクジ運も何も無いし。
ところが、これ変な話なんですけど、僕の回りにいる人は凄くツく。割とツキを与える方の人間みたいで、自分にはあまり運が無いと。だから、こう必死に努力して、辛うじて生き残れるところを維持出来ると。いう風な性格だなと、自分では思ってますね。だから、今回の今年の戦い方を見てると、実を言うとお立ち台一度も無いんですよ。

 

イ:そうでしたっけ?

えぇ。6位が2回ありますけど。
今年はね、なんかこう色々とツキの無いことが凄く多くて。去年はあったんですけどね。去年は1年の厄が一発で来てしまいましたからね。池原で。
今年は、今回のビデオ3日間乗ってますけど、それ見てもらったら「あんまりツいてへんな」って良く分かると思うんですが。最後までツキを取り戻す事が出来なかったけど、例えば人間努力すればここまで来れると。ただ、あと一つの階段を上る為には、それから更に気の遠くなる程の努力しなきゃならない。
それを15年間やってくると、さすがに予知能力じゃないけど、直感めいたものが磨かれてきますよね。ただ、まあ15年間やってきて、15回1位取ってたら面白ないんでね。悔しいから続けるんであって、さっき小島くんが「ジジイ軍団」って言ってくれたけど、実際若いコらには勢いがあると思う。今日の吉田にしても、小島くんにしても、深江にしても凄い勢いを感じるんだけど、ジジイはジジイの代表として、よくあるセリフで「若いものには負けておられん」ということで、ジジイが頑張っとったら若いのも頑張るやろと。まあ、越えれるもんなら越えてみいと(笑)。ということでね、柳くんは強かった。

僕はね、最近えぇ人になってきてますからね。もう一度、もう少し極悪になって(笑)。

(ここで菊元プロが横から「もう、ならんといてー(笑)」と横やり)

まあ、2位、3位ときてるから。来年はね取りましょう。 イ:ビッグタイトルこれだけですね。 まあ、一つくらい目標ある方がいいですしね。なにはともあれ柳くん、おめでとうございます。悔しいけれどね。以上です。

第1位 柳プロのインタビュー

イ:さあ、次は小島さんと同じ歳にも関わらず、ジジイ呼ばわりされてます(笑)

一つ学年は上なんですけどもね(笑)。

イ:ついにワールドチャンピオンになってしまいましたね。

一つね、自分は感じてることなんですけど、やっぱり僕バスオブザイヤー欲しいんですよ。それで、どうすれば取れるかって言ったら、強くなれば取れるんですけれども、強くなるためにワールドシリーズって凄くいいんですよ。凄く勉強になって。そんな事を考えながら、また今年もですね、バスオブザイヤーの方が2位でですね。2年連続2位なんですよ。これは今江さんがずっと2番だとか、3番だとか言ってますよね。僕もそういった意味では同じような運命を持っているのかな。 (横で頷く今江プロ)

イ:どっかの雑誌でも読んでますと、ずっと「バスオブ、バスオブ」言い続けてますもんね。

えぇ、やっぱり夢なんですよね。それがね。それを取るために一生懸命こう、少しづつですけども、力を付けていくということが、今、一番ここで感じてることですけども。

 

イ:一番高いところに立ちましたから、せっかくですからもう好きなこと言って下さい。

あとですね、一番大きかったのは、今年からですね、ナッソという会社の社員になりまして、商品開発をやらせていただいてるんですけれども、凄く厳しい会社なんですよ。それで、バスオブザイヤーを逃した時にも、真剣に怒っていただきまして。やっぱり2番で「お疲れさん、よくやりました」とか、頭撫でられるよりは、厳しくしていただいて、僕はその厳しさが凄く嬉しかったんですよ。気持ちよかったんです。それで勇気が湧いてきまして、あの勇気が凄く今大会を支えててくれたなという風に思いますね。それと、あとはそういう大きな勇気が僕の気持ちずっと支えてて、やっぱり昨日の最後の1投の1800フィッシュですとか、今日の2本とかですね。もしかしたらきてるのかなっていう・・・うん。それで、もしかしたらバスオブザイヤーを取る時も、こうやって取んなきゃと思います。来るのを待って。一生懸命努力するんですけども、来るときがあるって信じてやっていくしか無いですよね。そうだと思うんです。僕も来年・・・深江くんが「バスオブ取りたい」って言っていましたけども、気持ちだと思うんですよ。僕も取りたい、深江くんもバスオブザイヤー取りたいっていう。どっちが本当に取りたがっているのか、もう気持ち勝負みたいな。あとは、その年の流れの勢い勝負になりますね。コテっと僕はコケちゃう癖がありますんで。それをコケないように、固定フィッシングの充実をマスターズではテーマにしてます。リミットメイクを一番に考えて。

 



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