4月29日、今年のJ2霞戦が始まった。水温16度前後、気温は23度。
マスター戦で吹き荒れた風も収まり、爽やかな初夏を思わせる天候でのスタートとなった。
霞水系ではスポウニングの真っ最中で、プリ、ポスト、アフターが混在する状況。
大会後半には南東の風が強く吹き、場所によっては相当な荒れ模様ではあったが気温も上がり、
数日前に行われたマスター戦よりも霞全体の活性はかなり上がっているようで、多くのバスが持ち込まれる大会となった。
1位 峰正寿・羽生剛 4,150g 3匹
羽生選手
自分は本湖で釣りをしたかったんですが、峰さんが川だよ川だよって。
なんか5本取って来なきゃダメなんだよって言いたげな感じで、勘違いしてたみたいなんです。
それでも常陸利根川に行ったら誰もいないんですよ。
だーれも居ないからとりあえず釣って見ようよって釣ったらキロ近いのががボンボン上がって。
それでもあんまり重いルアーは食わないんですよね。
殆どテキサスリグにしてたんですけど、小さいガン球みたいのを1/32ぐらいのを。それをベイトで投げてました。
それで結局駐艇場の人がフリクションゼロという潤滑剤を貰ってきたんですけど、それを家に転がっていたボコボコのリールに差したら結構調子よくて。
軽いルアーも投げられるようになりました。
前半は自分が魚を掛けていって、峰さんに掬って貰うというスタイルで(笑)
3キロぐらいを取りました。
峰選手
結局10本ぐらい捕ってから常陸利根川を出まして。
リミットが3本なら本湖に行って勝負だよってことに気が付きまして(笑)、3キロ取れた事だし、キッカー捕りに行くということで古渡に入りまして。
ま、なかなか釣れないんですけどギルバイトは沢山あるんですよ。それで霞の活性が上がっていると思いましてポイントは間違っていないと自分に言い聞かせまして。
ここまで来たら一本欲しいと言うことで1/2のフットボールラバージグにエスケープのリトルツインウォーターメロンを漬けて浚渫のブレイクで2キロを狙ったら、来たんですよ!
それでも最初はキャットとだろうとネットを出してくれないんですよ(笑)。近くに寄せてバスだと気が付いてヤバイよっと。
キャッチできたときはコレは行けるよ、と思いました。
その後は二人とも入れ替えをしようとしたんですけどダメで、早めに帰着をしました。
いつも2位ばかりなので周りが気になって気になってしかたなかったんです。
2位の楯は2枚持ってるので絶対優勝したかったんですよね。
この霞で優勝できてホントにうれしいです。次回は私、結婚式なんですけど、時間いっぱいまでJIIをやりますんでヨロシクお願いします。
2位 柏熊良一・糸賀一欽 3,190g 3匹
朝からなんと200を食らってへこんでいたんですが、なんとか3キロオーバーを釣ってこれました。
朝からエンジントラブルで大変でしたがボートをを取り替えてタックルチェックをしなおしまして。
釣りを始めたのが結局9時過ぎになってたんですけど、最初は浚渫を巡って釣りをやろうという話だったんですけどこりゃダメだと言うことになって、先日のマスター戦で釣って頂いた魚を狙いに大山の桟橋で心中しました。
5位の星野さん?とは本当に近くでやってました。
リグは軽いラバージグにジグツインの小さなヤツ、それで殆どやってました。
3位 堀哲朗・堀龍一 2,735g 3匹
朝イチから大山の浚渫の2~3mらいんをばーっと流していきました。
釣り方はダウンショットです。ベイトで。ワームはパワーホッグです。
それにラバージグとバイブレーションとヘビキャロをローテーションしながら釣って行く感じです。
最初に1300が入って、そのあとちっちゃいのしか入らなかったんですけどまめに入れ替えて微妙にウェイトアップを図ってこのウェイトになりました。
4位 小堀孝行・遠藤貴之 2,720g 3匹
朝南東の風が吹いていたので古渡に行きました。
プリ狙いでサスペンドミノーを30分ぐらい引いたんですけどちょっと違うかな、と感じまして、
食いはちょっと渋いだろうとラバージグのリアクションで彼がフォローで常吉。
それで全部で四本を取って終わりました。
1500クラス狙いの1/2のラバージグに400が釣れたときには驚きました。
5位 星野誠・清水浩之 2,645g 3匹
最初は大山で桟橋などのマンメイドやその周囲をを攻めました。
800を頭に2200ぐらいまでウェイトを上げたんですが続かず、古渡の奥の方に入ってアシを打って1200ぐらい良い魚が捕れましてお立ち台にあがることが出来ました。
大山でのルアーはカットテールとバレットのワッキーです。ボクの方がワッキーで星野君がベイトのヘビーダウンショットの組み合わせでずっとやってました。アシはベビーブラッシュホッグ5グラムテキサスを、落として誘うアクションで良いのが出ました。
報告:桂川いたる