
5月31日、JB旭川第2戦ジャッカルCUPが岡山県・旭川ダムで開催された。
前回の試合時のフル満水に比べると約2メートル減水し、ほぼ通常水位。しかし、前夜かなりまとまった雨が降り水温は低下。この時期特有の田んぼの水による濁りと気圧変化による強風。こういった状況変化の中で、プラから厳しいとの声が聞かれたが、約半数の選手がウエインし大いに盛り上がった。
この難しいアフター時期の旭川ダムを制したのは「ボギー横山のバーディーを目指せ!!」でお馴染みの、横山修史プロ。前日プラで魚を見つけていた上流部の流れが当るカバーを、ダイナゴン3インチ、3.5インチをテキサスとノーシンカーで攻略し,唯一4キロ台を叩き出した。準優勝には若手成長株、川上十美男プロ。中流域のシャローフラットと、その周辺の岩盤をワンナップシャッド5インチと、スワンプのネコリグを使い分け3キロ台を持ち込み、プロ戦初お立ち台となった。3位には第1戦でも5位入賞のベテラン三谷浩志プロ。下流域の冠水ブッシュやストラクチャーをサステキクローで攻め、2戦連続の入賞となり、年鑑で暫定トップにつけた。4位には昨年の旭川年間優勝の池田信彦プロ。前日プラに見つけていたパターンが崩壊したが、状況変化に上手く対応してカバーフィッシングに変更。ナイスフィッシュをウエインした。5位にはスロープ下のフラットを表層系で攻めた岡田義広プロ。2本ながら見事な魚を持ち込んだ。
チーム戦では優勝した横山プロの活躍もあり、イマカツVが第1戦に続き2連勝となった。2位には疑似餌屋エンジェルス、3位にはこれまた2戦連続となる桃太朗が入賞した。
開催にあたり、冠スポンサーのジャッカル様、中島公園事務所.島田様、関係各所にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。