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NBCチャプター愛媛第3戦サンライン/めがねのタカイCUP

NBCトーナメント情報2009

高知県 大渡ダム

06月28日()

フルエコタックルルール適用大会

フィールド状況

天気 曇りのち晴れ
微風
気温 32℃
水温 25℃
水位 60%
水質 クリア

釣果サマリー

参加者数 49人
検量/率 43人/87%
LM人数/率 31人/63.3%
バス総数 114匹
バス総重量 65,396g
1匹平均重量 573g

匹数内訳(リミット3)

3匹 bar31人/63.3%
2匹 bar9人/18.4%
1匹 bar3人/6.1%
0匹 bar6人/12.2%

重量内訳

4000g~ bar1人/2.0%
3000g~ bar1人/2.0%
2000g~ bar7人/14.3%
1000g~ bar22人/44.9%
1g~ bar12人/24.5%
~0g bar6人/12.2%

NBCチャプター愛媛第3戦サンライン/めがねのタカイCUP

概要

第3戦に予定されていた早明浦ダムが渇水に見舞われ、急遽会場変更となったのは、開幕戦の舞台にもなった高知県大渡ダム。開幕戦の冬水位とは異なり、夏水位での戦いとなった今大会は、ネスト、アフター、アフター回復といった3タイプの個体が存在していた。空梅雨の影響から各インレットの流入量が少なく、上流の放水口エリアと、中流の竜王ワンドで多くのグッドサイズが確認されていた。今回優勝した神野選手は、放水口の滝をハードベイトで攻略して、アフター時期の大渡ダムでは驚異的とも言える3本で4528gをウエインした。いよいよ次回が最終戦となり、年間成績の行方も気になってきた。暫定ポイントランキングは、今回5位に入賞した井原浩二プロが、64Pで首位に踊り出た。井原プロを5P差で追うのは、四国三狂の鬼斬り師、越智武彦選手。過去には2位を2回、3位を1回獲得と、毎シーズン年間王者に最も近い男と呼ばれている。井原プロが逃げ切るのか?越智選手が悲願達成となるのか?可能性が残されている選手は、全力でタイトル獲得に挑戦してもらいたいと思う。そして8月30日の最終戦に予定されているのは、またしても高知県早明浦ダムだ。早明浦の水位は回復するのか?引き続いて大渡になるのか?それとも野村になるのか?プラクティスの関係上、この3つの候補地をめぐる微妙な駆け引きにも注目したいと思う。

上位のフィッシングパターン

1位 神野 龍介 選手 4528g

前日のプラクティスでは、上流エリアをアイスクリームビルのドラッギングで流すと、グッドサイズばかりがヒットしてきた。エリアに自信が持てたので、試合当日は上流、鳥居付近から釣り上がっていった。前日のエリアとアイスクリームビルは沈黙したが、先行者が移動したタイミングで爆釣となる放水口に入った。ガンクラフトのスクリューベイトを滝の落ち込みに通すと、一投目から800g、次にはキロアップがヒットしてきた。釣り場の確保とポイントを休める目的から、あえて喰わないライトリグを15分ほど投げた後に、スクリューベイトを20投するといったサイクルで、600gをキャッチしてリミットを揃えた。その後、午後1時過ぎに1500gと、今大会の最大魚となった51cm、2082gをキャッチして4528gまでウエイトを高めた。神野選手は、旧吉野川を主戦場とし、今季のJBII四国シリーズ開幕戦では井原プロを陰で支える優勝の立役者にもなった。かつて四国中にその名を轟かしたチーム凡人会のメンバーだった神野選手。石川晴彦プロ、横山修史プロ、井原浩二プロといった元TOP50メンバーを制し、アフターメインの大渡ダムでは驚異的とも言えるハイウエイトを記録した。

2位 石川 晴彦 プロ 3377g

前日のプラクティスでは、時期的にアフター回復からサマーパターンの個体を探して魚の濃いエリア、インレットをチェックした。朝一は会場スロープ対岸のインレットに入り、1/16オンスのスモールラバージグに、ダイナゴン3インチのトレーラーでキーパー2本をキャッチした。その後、中流のカレントが発生するインレットに移動して、1/8オンスのスモールラバージグで2000gと600gをキャッチした。終盤は上流エリアに移動して、岩陰にサスペンドする800gをカットテールのノーシンンカーで仕留め、入れ替えに成功して3377gをウエインした。使用したラインは、サンラインのスーパーFCスナイパー4ポンドで、スモールラバージグのトレーラーには、エコギアのパワーカプセルチューンを施していた。石川プロは四国最初のワールドメンバーで、渡辺健司プロ、本堂靖尚プロと肩を並べる四国三強の一角である。もしトーナメンターとして四国最強の称号を手にしたいのならば、石川晴彦の存在を抜きにしては語れないだろう。倒すべき目標とされるアングラーの一人として、今後も活躍してもらいたいと思う。

3位 横山 修史 プロ 2807g

前日のプラクティスは、午後1時から開始と遅めのスタート。ダム全域を周った結果、竜王ワンドとバックウォーターでグッドサイズを確認した。試合当日はフライト順が悪かったので、朝一のバックウォーターは諦め、竜王ワンドに直行した。ワンド幅が狭くなるポジションにボートをステイさせ、最奥のインレットに差して来るスクールを、1/32オンスのスモールラバージグに、ワッキークローラーの組み合わせで狙い51cm、1800gをキャッチした。その後、300gから400gを2本追加してリミットを達成、バックウォーターへと移動した。そして、岩盤をスモールラバージグで攻略、600gで入れ替えに成功して2807gをウエインした。前日の3時間程で魚を見つけ出し、きちんと結果を残した横山プロ。流石は元TOP50メンバーと言えるだろう。5月末に開催されたJB旭川第2戦で優勝を飾り、好調と勢いをキープしている様だ。是非とも来季のTOPカテゴリー復帰に、期待を膨らませたいと思う。

4位 赤松 美陽 プロ 2674g

前日のプラクティスでは、竜王ワンド入り口付近にある岩の張り出しで、延々釣れ続くピンスポットを発見する。試合当日は最終フライトだったが、予定していた竜王のピンスポットは空いていて、1/16オンスのスモールラバージグに、イモグラブのトレーラーを使って10分ほどでリミットを揃えた。その後はバックウォーターに移動したがノーバイト、昼前から吹き始めた風のタイミングで竜王に戻り、ジャッカルのマイキーを岩盤のエグレにぶつける様にアクションさせると、朝一よりもワンサイズ大きな個体がバイトしてきた。その後、会場スロープ対岸の岩盤エリアに移動して、キッカーとなる42cm、1300gをまたしてもマイキーでヒットさせ2674gをウエインした。徳島発、チームぼりぼりの隊長を務める赤松プロ。表層系ジョイントプラグ、マイキーを使って見事岩盤エリアを攻略し、ジャッカルフィールドスタッフとして大きな仕事をやり遂げた。

5位 井原 浩二 プロ 2423g

前日のプラクティスから、ネスト、アフター、アフター回復の3タイプの個体がいるのを確認した。朝一は下流、会場スロープ対岸に入りサイトフィッシングを展開。1/16オンス、ポークのダウンショットで一本目となる800gをキャッチした。その後は岩盤のシェードに入ってくるアフターの個体に狙いを絞り込み、カットテールのノーシンカーでリミットを揃えた。その後、上流エリアに移動したがノーバイト、中流の岬裏となるディ-プレンジをノーシンカーで攻略して入れ替えを行った。昨年はTOP50シリーズに参戦していた井原プロ。TOP50最終戦の遠賀川では、3日間を通して単日のトップウエイトをマークするなど、存在感を充分アピールしてくれた。今季は惜しくもTOP50残留は逃したが、JBII四国シリーズ開幕戦では見事優勝に輝いた。場所を選ばない安定した実力に、TOP50シリーズを経験した井原プロが、次回の最終戦を年間首位で迎える事になった。







成績表

順位ゼッケン氏名重量ポイント
11位 44164 45284,528g 33匹 3030Pts.
22位 M017 33773,377g 33匹 2929Pts.
33位 M136 28072,807g 33匹 2828Pts.
44位 JII四034 26742,674g 33匹 2727Pts.
55位 M137 24232,423g 33匹 2626Pts.
66位 43356 22382,238g 33匹 2525Pts.
77位 43745 21802,180g 33匹 2424Pts.
88位 43399 21142,114g 33匹 2323Pts.
99位 43634 20852,085g 33匹 2222Pts.
1010位 43646 19651,965g 33匹 2121Pts.
1111位 43673 19541,954g 33匹 2020Pts.
1212位 43835 19011,901g 33匹 1919Pts.
1313位 JII四017 18381,838g 33匹 1818Pts.
1414位 43662 17741,774g 33匹 1717Pts.
1515位 43635 17071,707g 33匹 1616Pts.
1616位 43588 16021,602g 22匹 1515Pts.
1717位 43401 15881,588g 33匹 1414Pts.
1818位 43517 15651,565g 22匹 1313Pts.
1919位 JII四032 15361,536g 22匹 1212Pts.
2020位 JII四043 14771,477g 33匹 1111Pts.
2121位 42933 14291,429g 33匹 55Pts.
2222位 JII四020 13771,377g 33匹 55Pts.
2323位 43159 12901,290g 33匹 55Pts.
2424位 JII四038 12551,255g 33匹 55Pts.
2525位 43090 12051,205g 33匹 55Pts.
2626位 JII四021 11851,185g 33匹 55Pts.
2727位 43935 11841,184g 33匹 55Pts.
2828位 43167 11771,177g 33匹 55Pts.
2929位 JII四033 11671,167g 33匹 55Pts.
3030位 43502 10311,031g 33匹 55Pts.
3131位 JII四009 10251,025g 33匹 55Pts.
3232位 43077 970970g 33匹 55Pts.
3333位 43695 930930g 11匹 55Pts.
3434位 JII四008 921921g 33匹 55Pts.
3535位 JII四019 901901g 22匹 55Pts.
3636位 43085 878878g 33匹 55Pts.
3737位 JII四037 773773g 22匹 55Pts.
3838位 JII四0025 647647g 22匹 55Pts.
3939位 43613 611611g 22匹 55Pts.
4040位 M132 600600g 11匹 55Pts.
4141位 43107 595595g 22匹 55Pts.
4242位 42552 589589g 22匹 55Pts.
4343位 43862 323323g 11匹 55Pts.
4444位 42848 00g 00匹 55Pts.
4545位 43031 00g 00匹 55Pts.
4646位 43579 00g 00匹 55Pts.
4747位 43655 00g 00匹 55Pts.
4848位 43802 00g 00匹 55Pts.
4949位 JII四024 00g 00匹 55Pts.

※項目名クリックで並べ替えが出来ますが、ゼッケン・氏名の並べ替えは完全ではありません。

関連ページ

大会スナップ

優勝 神野選手
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2位 石川選手
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3位 横山選手
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4位 赤松選手
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5位 井原選手
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TOP5
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集合写真
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