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JBワールドプロシリーズ第2戦ケイテックCUP 総合成績
開催日 2000年5月19〜21日
開催地 三瀬谷ダム(三重県)

上位のフィッシングパターン
1位 小島 宏  
ポイント 不動谷川のクリーク〜浦谷川(本間橋)のクリークまでの区間、つまり中流〜下流域。 この区間にあるワンドには、プリプラ(2週間前)のときには多くのスポーニングベッドが確認できた。その時点で、試合当日にはこれらの大型はほぼ全てポストスポーン〜アフタースポーン状態になるだろうと少し期待していた。 そういったクリークの出口付近にある岩盤+レイダウンor立ち木+シェードというピンスポットで、大型のポストorアフター狙い。 25〜30cmクラスのキーパーは、ガレ場・オーバーハングのシェード・岬状の地形・ストラクチャー(旧道跡や橋脚跡など)
メインタックル・ルアー タックル1: ゲーリーヤマモト・カットテールのワッキーリグ・ノーシンカー(マス針チョン掛け)用
ロッド:フェンウイック・テクナAV TAV66SLJ
ライン:DUELハードコアフロロプラス4lb

タックル2 :1/16ozジグヘッドリグ・ゲーリーカットテールor3インチリングワーム(スモーク系)用
ロッド:フェンウイック・ゴールデンウイングコンペティションGWC60SLJ
ライン:DUELハードコアフロロプラス4lb

タックル3 :(ベッド狙い用)ゲーリーメタルフレークジグ1/8oz or リーチダウンショットリグ用
ロッド:フェンウイック・テクナAV TAV66SMLJ
ライン:DUELハードコアフロロプラス5lb
フィッシングパターン 最初は直前プラで見つけたベッドを狙いたかったが、フライト順が遅く、いい場所に入れなかった。釣り残されているベッドのバスはプレッシャーが高く、途中であきらめる。 大型のポストorアフターを狙う場合は、ここぞというピンスポットに、透明度が高く警戒心が強いので十分離れたところからキャスト。ルアーはゲーリー4インチカットテール・ウォーターメロンのノーシンカーリグ。フックはワッキーリグ(ワームの中央部分にチョンがけ)にセットして、限りなくスローフォールするようにした。これをゆっくりフォールさせ、十分にバスに見せて食わせた。長いときではフォール後に1分か2分ぐらいワームを動かさずに待った。
25〜30cm程度のキーパーは、前述のクリークマウス間を移動する間に流しながら狙っていった。ルアーは1/16ozジグヘッドリグ。
結果、必ず毎日1匹の40オーバーをワッキーリグで釣ることができ、初日3匹、2日目2匹、3日目3匹と一度もリミットメイク出来なかったにもかかわらず優勝できた。
読者へのメッセージ 第一戦の河口湖で5点ボーズをやってしまい、今年は開幕からいきなり戦線離脱か?と、がっかりさせてしまいゴメンナサイ。 正直言って私自身も少しがっかりしていましたが、それ以上に悔しい気持ちも大きく、今回の試合中もひそかにメラメラと燃えておりました(笑) 初戦で外してしまったにもかかわらず、フィッシングショーをはじめ各イベントやトーナメント会場に応援に来てくださった皆さんから、「後半戦がんばってくださいね」と温かい声援を頂いたことは忘れません。 そして、今回三瀬谷ダムまでわざわざ応援に来てくださったファンの皆さん、おかげさまで優勝できました。ありがとう!
2位 反町裕之
ポイント

スタート地点より上流左岸。ネストのバスは皆が気づくため狙いからはずし、岸から1〜3m沖の水面近くへサスペンドしているバスを狙った。初日〜3日目までの水位の上昇に伴い、上流エリアのバスの活性が高くなる傾向があった。

メインタックル・ルアー

タックル1: ルアー・リグ:ゲーリーカットテール、メガバスハゼドンノーシンカー用
ロッド:がまかつラグゼNORM454S
リール:マミヤOPエイペックス700
ライン:東レスーパーハードプレミアムプラス3lb

タックル2: ルアー:ケイテックラバージグタイプI 1/4oz+ゲーリー3インチグラブ用
ロッド:がまかつラグゼカマー456S
リール:マミヤOPエイペックス800
ライン:東レスーパーハードプレミアムプラス7lb

フィッシングパターン ゲーリーカットテール+がまかつWORM300の#1フックorメガバスハゼドン+がまかつWORM300の#1/0フックを交互に、岩やガレ場の小さな岬やテラス場になった浅場の岸ギリギリにキャスト。バスの口元にルアーを持ってくるのではなく、バスと同じ水深である岸近くの水深10〜50cmの浅場にリグをステイさせることによって、ポストorアフタースポーンの見えバスを食わせることに成功した。
読者へのメッセージ その時々のバスのポジションや状況に応じて攻略するスタイルをとる釣り。特に見えバス攻略を一年を通して行っているので、私の釣りを知れば、見えバスに対する考えがかわり、皆さんにも手にできるバスの数が多くなると思います。
3位 坂内 博     
ポイント

初日:スタート地点〜上流
2日目:中流(宮川大橋〜州山橋付近)、12時頃からスタート地点〜下流
3日目:スタート地点周辺〜下流
サイトフィッシングから6mくらいの水深をスーパースローフォールのみで狙う

メインタックル・ルアー

タックル1:ケイテックリトルスパイダーネイルシンカー用
ロッド:TeamDaiwa BATTLER 661LXS SPARROW
リール:TD-Z2506C
ライン:ダイワBRAVE 3lb

タックル2:ジグヘッド用
ロッド:ダイワハートランドZ601MMLXS-Sti
リール:TD-Z2004C
ライン:ダイワVERTICE 3lb

タックル3:超軽量ツネキチ用
ロッド:TeamDaiwa BATTLER 601LXS SKYFLASH
リール:TD-Z2004C
ライン:ダイワVERTICE 4lb

フィッシングパターン アフタースポーンのバスが沈木、竹グイ、木の根、倒れ込んでいる木、他の少しでも沖目にあるストラクチャーのまわりに一時的につく。そのバスをできるだけロングスタンスでスーパースローフォールで狙う。使用したリグはリトルスパイダーにネイルシンカーをカットしインサートさせ、マス針で蓋をする様にチョン掛けしたもの。ウエイトの調整が自由にでき、水平フォールする。
3日目はワンドのシェイドに付くバスをサイトで狙った。リグは同じ。この日だけはワンドのシェイドにバスが差し込んできたようで、全てのバスをサイトでとった。
読者へのメッセージ 今回入賞できたのは、小〜高校生の頃、ダム湖のオカッパリでサイトフィッシングをしていた頃の経験をフルに活かせた様な展開になり、2日目終了時点での16位から3位までジャンプアップできるとは思っていませんでした。
自分の釣りをとことん押し切れた結果だと思います。今後も様々な体験をし、自分の蓄えを増やしていこうと思います。
4位 柳 栄次  
ポイント 初日は下流部
2日目、3日目は上流部
メインタックル・ルアー

タックル1:ロブワームダウンショット用
ロッド:メガバスデストロイヤーF1-61XS
リール:ダイワTD-Z2004C
ライン:スーパーFCスナイパー3lb

タックル2:オカシラヘッド+ケイテックミニチューブ用
ロッド:メガバスデストロイヤーF3-61X
リール:ダイワTD-Z105HL
ライン:スーパーFCスナイパー7lb

フィッシングパターン 初日はサイトフィッシング
2日目以降はロブワームのダウンショット
読者へのメッセージ (株)ナッソで商品開発をしながらトーナメントに出場しています。
ワールドチャンピオンとバスオブザイヤーを目指して頑張りますので、よろしくお願いします。
5位 泉和磨
ポイント ほとんどのバスを2つ目の橋より上流で釣りました。
増水していたので、毎日少しづつ上流にメインエリアを移動していきました。
水深は岸際から7〜8mまで、その岸の状態により決めていました。
岩がゴロゴロ崩れているところや、岩盤が壁のようになっている大場所では粘る釣りを。その他はゆっくり流して釣りをしました。
メインタックル・ルアー

タックル1:サターン3インチツネキチリグ用
ロッド:TeamDaiwa BATTLER 601LXS SKYFLASH
リール:TD-Z2506C
ライン:ダイワブレイブ 3lb

フィッシングパターン いろいろ本番中に釣り方を試してみたのですが、2gのMZ-19を使用したツネキチリグをシェイクせずスローにズル引きとポーズの繰り返しが、私には釣れる様な気がしました。
読者へのメッセージ 今年は各トーナメント毎に、かならず3日以上プリプラをすることにしていますので、もしかしたら強いかもしれません?

関連情報
各選手のタックルの写真はこちら
お立ち台インタビューはこちら


総合成績表
順位 20ゼッケン 名前 宮P合計 宮重量合計 宮重量P 宮総合P 宮川P
1 W4 小島 宏 120 4562 149 269 50
2 W10 反町 裕之 121 4534 148 269 49
3 W16 坂内 博 113 4220 146 259 48
4 W1 柳 栄次 111 4228 147 258 47
5 W14 泉 和摩 111 4068 143 254 46
6 W7 深江 真一 108 3882 141 249 45
7 W29 加藤 誠司 104 4196 144 248 44
8 W8 清水 盛三 102 4196 145 247 43
9 W49 小泉 岳司 106 3834 140 246 42
10 W39 関 千俊 91 6020 150 241 41
11 W21 半田 光宏 98 4056 142 240 40
12 W2 今江 克隆 101 3782 139 240 39
13 W35 平沢 和徳 96 3508 136 232 38
14 W20 濱田 禎二 92 3550 137 229 37
15 W19 川越 忠之 87 3728 138 225 36
16 W26 渡辺 新吾 85 3182 132 217 35
17 W45 佐々木 近恵 80 3368 135 215 34
18 W30 古沢 勝利 81 3220 134 215 33
19 W51 黒木 良作 82 3152 131 213 32
20 W48 庄司 潤 81 3080 130 211 31
21 W17 関和 学 80 3048 129 209 30
22 W28 千葉 隆 83 2920 126 209 29
23 W42 小森 嗣彦 74 3202 133 207 28
24 W41 中山 春美 84 2614 123 207 27
25 W32 大石 智洋 79 2964 127 206 26
26 W53 星野 和正 76 3000 128 204 25
27 W54 大隅 浩典 82 2524 121 203 24
28 W9 河辺 裕和 77 2802 125 202 23
29 W23 大塚 茂 75 2596 122 197 22
30 W22 成田 紀明 79 2240 118 197 21
31 W18 秋林 義継 70 2680 124 194 20
32 W11 沢村 幸弘 73 2442 120 193 19
33 W34 奥村 哲史 65 2420 119 184 18
34 W27 大引 要一 69 1996 115 184 17
35 W56 広瀬 有紀 64 1950 114 178 16
36 W60 清水 國明 60 2168 117 177 15
37 W50 川口 直人 65 1624 112 177 14
38 W52 黒沢 孝 64 1612 111 175 13
39 W44 林 圭一 58 1892 113 171 12
40 W6 藤木 淳 49 2074 116 165 11
41 W3 小野 俊郎 53 1436 109 162 5
42 W33 井上 健一 48 1400 108 156 5
43 W15 小山 隆司 52 1226 104 156 5
44 W57 吉田 秀雄 45 1322 105 150 5
45 W43 いしい その 35 1358 107 142 5
46 W36 高久 祐則 36 1354 106 142 5
47 W31 宮本 英彦 31 1566 110 141 5
48 W13 大熊 一徳 37 1156 102 139 5
49 W38 櫻井 英雄 34 1070 101 135 5
50 W25 下野 正希 26 866 99 125 5
51 W24 赤嶺 吉蔵 24 1016 100 124 5
52 W40 吉積 健司 15 1190 103 118 5
53 W47 久保 勝彦 23 382 95 118 5
54 W37 増田 聖哉 15 692 98 113 5
55 W55 江波戸 寛明 15 628 97 112 5
56 W46 川瀬 玲子 15 516 96 111 5
57 W5 菊元 俊文 15 0 94 109 5
58 W12 徳永 兼三 10 0 93 103 5

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