茨城県も遅咲きの桜がようやく満開となった会場・北浦。前日は南西風が吹き荒れせっかくの桜も散り、前日プラクティスもほとんど船を出せない状況だったが、大会当日は北浦チャプターでは珍しいくらいの穏やかな天候・ぽかぽか陽気につつまれた。
しかしフィールドコンディションはというと、水位は減水傾向、そして何故だがスロープ前も小魚のライズもなく、全体的になんとなく生命感がない...。そんな状況の中、日頃の練習の成果、そして今年まだ見ぬ幻の魚(!?)ブラックバスを追い求め、エコタックルをフル装備した40名の選手が集まった。冠スポンサー(株)ケイテック様より新製品「ケイテック・ブラシガードジグヘッド」が配布され、午前7時、選手達は思い思いの場所へプレーニングし散っていった。
午後1時、帰着する選手は声を揃えて「ノッてもすっぽ抜ける」「鯉やハクレンのバイトばかり」と一日中穏やかな天候にも関わらず、減水傾向そして日差しが強いこともあいまって厳しい状況が伺えた。シャローではヘラや鯉がノッコンでいるのも気になるところ...。そんな中、2匹で1990gを釣り上げた北浦チャプター2勝目・そして2004年の年間優勝者のE霞144柏木昇選手がタフコンデションの中、優勝を決めた。柏木選手はなんと当日うっかり!ボートにフック類を積み忘れたのが功を奏した。大会当日に配られたケイテック・ブラシガードジグヘッドを使用し、タフコンデションしかも釣り人の多い北利根川の「深いアシ」をじっくり攻めた。「細いラインでバスをアシから引きずり出すのにドキドキした」とトーナメントならではのバクバク感!を味わい、狭いストレッチで2本を釣り上げ結果を出した。4位の玉川選手も同ジグヘッドを使用し貴重な一本を釣り上げた。2位のビッグフィッシュ賞も獲得した高田選手の初お立ち台でのインタビューは、「諦めかけていたが、自分の釣りを信じてやりとおした!うれしい!」と、喜びを押さえきれずにいい笑顔をしていたのが印象的であった。
多大なる協賛をしていただいた㈱ケイテック・林圭一社長様、馬路様、いつも協力していただいているポパイ・アングラーズサイト51北浦店スタッフ様、潮来マリーナさま、そして快くゴミ拾いをしていただいている選手のみなさま、本当にありがとうございました。
(報告・松熊孝広)
優勝 柏木昇 2匹1990g
タックル
ロッド:インスパイアエアリアル
リール:ダイワ トーナメントZ2000
ライン:東レ・フロロ3lb.バリバス エコライン4lb.
ヒットルアー;ケイテック ブラシガード付ジグヘッド(参加賞のもの)+レイン・ミートヘッド(グリーンパンプキン)
ヒットパターン
北利根川のアシ(1m以浅、なるべく深さのある場所)で、アシ下に入るようにキャストし10~15秒ロングシェイク!
何かひとこと!
北浦チャプター2回目の優勝ですごくうれしいです。今年もまだまだがんばります。
2位 高田直人 1匹 1570g(ビッグフィッシュ賞)
タックル
ロッド:ダイコーカリスマスティック7.1ft
リール:ダイワ・ミリオネア
ライン:東レ・フィールドメイト8lb.
ヒットルアー:ヤマTYPE2 ウォーターメロン
ヒットパターン
北浦スロープ上流側のハードボトムをヘビキャロでずる引き
何か一言!
初のお立ち台の準優勝!うれしいです!
3位 大木壮一 1匹 1340g
タックル
ロッド:ダイワ・バトラー(スペクター)
リール:チームダイワ
ライン:バークレイ・IRONシルク12lb.
東レ・フィールドメイト12lb.
ヒットルアー;バークレー・クロー3inch(グリーンパンプキン)5gテキサスリグ
ヒットパターン
武井の浚渫で、魚が底についているようだったので5gのテキサスをズル引きしキャッチ!
何か一言!
今年の北浦初バスで3位になれました!北浦チャプターは楽しいです。是非みなさんも参加してください!!
4位 玉川成浩 1匹 800g
タックル
ロッド:シマノ・シャウラ
リール:ダイワ・カルディア
ライン:エコライン4lb.
ヒットルアー:ゲーリーエコグラブ(黒)+参加賞のケイテック・ブラシガードジグヘッド1/16oz
ヒットパターン:北利根川のアシ
何か一言!
4年目にしてやっとお立ちにのる事ができてとても嬉しいです。これからもがんばっていきます!
5位 吉崎明男 1匹 710g
タックル
ロッド:コンバットスティックセカンドジェネレーション・レーザーショット
リール:TD-Zレフトハンドル
ライン:東レ・バウオ6lb.+フィールドメイト8lb.
ヒットルアー:レイン・エコブラッシュホッグ
ヒットパターン
常陸利根川のへら台
なにか一言!
チャプター2戦とイースタン霞でデコったあとだったのでうれしかったです!