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10月24日大会最終日
そしていよいよ迎えた最終日
昨日のそれがバネになってね、それがあってね、もうクランクベイトのヘビキャロの全てをやり尽くそうと思って、ラインを全て巻き換えて、3セット用意してあったんだけどね 、全部巻き換えて、リールに油さして。フックポイントを全部研ぎなおして。 最初からボートに、どーんと置いて、全てをさらけ出してね。真似できるもんならして見ろって感じで。これで釣れなかったら誰にも釣れないだろうっていう気合いで全力投球。一投入魂って柳が言っているけど、もう一投集中の勢いで。
スタート前の緊張というか気合いは今までに感じたことがないほどでした?
ウン、でもね、これは作り話じゃなくてね、前日2本ミスした時点で、もう優勝は無いと思ってたのね。水の状態からして7本3日間揃えればお立ち台って思っていたから。怖いのはシャローだけで、3日間デカイのを持ってくる宇宙人みたいのが居るかもしれないからね。
2日目はシャロー組もコケたっぽいですね
柳が釣れなかったからね、野村君は釣ってたけど。でも、オレはもう気取りを捨ててクランクに賭けると。悔いを残さないようにやり尽くそうと。なんか青春ドラマみたいだけど、本当にそう思った。この大舞台で、もう、良いじゃないかと、目標は10位以内に入ろうと。今日は(競技)時間が短いから、7本なんて宇宙人みたいなことはいわず、5本揃えようと。5本を目標にした。ペース的に5本が限界だろうと。ちょっと目標を高くしたんだけどね。そんな感じで挑みました。
で、もう初っぱなから、やる気全開で挑んだ。一投集中一投集中で。
場所は変えましたか?
場所はもうより魚が密集しているところを限定して。細かく細かく探っていく感じで。具体的にはさかなや前の溶岩帯に一番時間かけたかな。それと、鵜の島西岸、南岸のディープの絡む溶岩帯のヘリ。あそこは凄く複雑なかたちしているから、いろんな角度から攻めていった。
同じ場所に2〜3回(クランクを)通すともうダメだから、飛ばし飛ばし、あっち行ったらこっちって感じでずーっと繰り返してた。
どんなペースで釣れました?
ポロっと。朝イチは、黒岩屋沖で8時過ぎにポロっと釣れて、やっぱりこのパターンは絶対に釣れると。更に確信、今日もいけるぞってさかなやまで流して、ポロリポロリと11時までに5本揃って。
帰着は何時でしたっけ?
12時だったから、あと1時間で2本取れれば、ひょっとして、いっちゃうかなって(笑い)お立ち台に行っちゃうんじゃないかって。もう神に祈る気持ちでとにかく集中。
でも結局釣れずにタイムアップを迎えて、もう帰着したときにはもうヘロヘロで。ヘロヘロだけどもう気持ちよかった。本当に気持ちよかった、充実感っていうのかな。
もう順位なんて、どうでも良かった。でも短い時間で5本揃えたから、まぁまぁの順位だろうと。