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[インデックス][トーナメントレポート][ジャパンスーパーバスクラシック桂川到プロロングインタビュー] |
10月24日大会最終日
帰着〜
メインステージでインタビューを受ける山木プロ
ステージには呼ばれませんでしたが、、
編集部注:検量の際、クラシックフォトレポート(A HREF="/special/classic99/7.html">http://www.jbnbc.jp/special/classic99/7.html)に掲載しているように、優勝に絡みそうな選手は、メインステージに呼ばれて個別にインタビューを受けていたのだが、桂川プロはステージに呼ばれなかった。
そうそう、ステージを尻目に見ながら、あそこに呼ばれる人は、お立ち台に立ったりするんだろうなーって思ってた。もう、ステージを見ながら、検量したら「はい、桂川さん1388」ってサラっと言うわけね(笑い)。サラっと。あーじゃ、その時思ったのは、やっぱり5本で1300は小さかったのだなって。そうっかー、あーあー向こうでは日があたっているステージがあるなって思いながら、その場をサクって去って。
300(グラム)で5本揃えれば、1500はいくかなと思ってて、5本でもがんばったなーって言えると思ったんだけど、1400切っていたからねぇ、なんだーって思って、しょぼくれてね、そこでも夢が離れていったっていうか。まぁいいか、それ以上はオレには釣れないから、まぁいいかって。
そこで後輩達が話しかけてきてくれて、じゃ腹も減ったし、なんか食べに行こうかって、屋台いったりブース見たりね。
あークラシックってやっぱり、こういう雰囲気で良いねーって。
そうですね、あの時は普通にブースをまわってましたね。
で、バリバスのブースに居たら、柳が飛び込んできて「桂川さん今日はどうだったんですか?」って聞くのね、で「今日は5本」って言ったら、凄く驚いてね「いくとこ行きますよー」って叫んでね。でもそん時は、シングル入ればどうでもいいやって。
で、そん時に夢が一つあってね、バイクの車検を通すって(笑い)。
いやいや、決して車検切れに乗っているんじゃないよー。絶対に乗ってないよー(笑い 車検を通せればいいやって。
150位で賞金もらえるって話だったからね。とりあえず5本揃えようって思ってたから。まぁ満足。
ウエイインの時、周りは下野さんと釘崎さんの一騎打ちって雰囲気でしたけど、下野さんの成績は気になりましたか?
いあぁ、釘崎君もがんばっているけど、下野さんってやっぱり凄いなって。格が違うなって思ってた。
ところがどっこい
しかもね、下野さんのボートの後ろにオレのボートを係留してたんだよねー(笑い)
そんで、やっぱり下野さんって格が違うから、取材陣が凄いでしょう、囲んじゃって。 んで、その後ろでセコセコとルアー片づけていたよー。こっちには誰も来ないんだもん。 その時点でまぁお立ち台は無いなーと思ったねー
表彰式で6位まで名前を呼ばれませんでしたけど、その時の気持ちは?
いやー、なんかねー、お立ち台に絡めば、賞金いっぱいもらえるでしょう、バスボートとかも並んでいるしね。で、下野さんバスボートは要らないだろうって(笑い)ってね、ぼーっと思ってた。
3位まで発表されて、少し間が空きましたがあの時はバクバクだったですか?で、あの時、中腰になって2位で呼ばれる準備をしてましたよね?
もうね、バクバクだったね。で、次はもうオレの番だと思ってね中腰に。そろそろ呼んでくれよーって。でも、2位が下野さんだったわけよ。マジか?本当かって、一瞬力が抜けたよオレは。「じゃなくてー」って言うんじゃないかってね。いやー。で、最後に呼ばれました。
ステージに上がったときの感想は?トロフィー持って叫んでいましたけど。
そうそう、今日NBCのホームページ見たらそう書いてあったねー。よく覚えてないよー。でも、その前にね、テンテンテンって階段上がってね、確か最初に会長と握手したんだよね、で、会長の顔見たら、涙が出た。いやーなんかね、不思議な感じだった。でも、泣いちゃいけないってね。
周りの仲間に「泣けー」って言われてましたね
そうそう、言ってた。でも、確かね、その後会長が「泣くな」って言ったんだ、それで「ハイ」ってこらえてね。そしてトロフィー持ってね。凄いねー2万人くらいいたでしょう全員こっち見てた、みんなと目があったよ。で、カメラのレンズがまん丸なのよ、横向いていないだもん、全部こっち向いているんだもん、すげーなーって。まあー凄かった。 で、宮本さんみたいなすばらしい方にインタビューをしてもらって最高でしたー。
べタな質問ですけど、あのとき、優勝を一番最初に誰に伝えたかったですか?
誰だろーって思った。っていうかね、近い人ばっかりだったからね、トーナメントに関してはさ、あの場にいた人じゃない、会長をはじめ堀内さんとかさ、もちろん小山さんもそうだし。まわりの選手もお友達な訳じゃない。みんな苦労しながらさ、車ぶっこわしながら琵琶湖いったり、一緒にやってきた連中に報告したかったけど、みんなあの場に居たからねー。みんな、おめでとうおめでとうって握手してくれてね、すげー嬉しかったね。
その後インタビュー攻撃にあってましたが
聞かれたことは極力答えようというのが、昔からのスタンスだったんだけど、ちょっと詳しくしゃべりすぎたかなって。馬鹿正直に全部しゃべったから、何回も何回も同じ事しゃべったよ。大変だねあれ。トロフィーもずっと持っててね重かったー最後の方は、顔が引きつってたねー。
最終日は飲みました?
ウン、家に帰ってからね。浴びるほど?
いや、疲れていたから、すぐ回ってね、あんまり飲んでない(笑い)