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八郎潟についてpart1

八郎潟はどこ?規模は?

今回の会場となる八郎潟は秋田県の北東部にある。
地図でみると、日本海側にポコっと飛びだしている半島が男鹿半島で、その付け根にあるフィールド。
東京から東北道〜秋田道経由で約700キロの道のり。北緯40度、東経140度ラインが交差する場所でもある。

 

 

昭和32年に干拓されるまでは琵琶湖に次ぐ面積を誇っていただけあり、ショアラインは長い。
トーナメントエリアだけで約70キロ。
全体図と概要

トーナメントエリアは東部承水路と調整池および各流入河川の1本目の橋まで。
最下流部の防潮水門は禁止エリアとなった。尚、調整池は人によって本湖・残存湖などと呼ばれるようだ。

 承水路は大ざっぱに言うと、西側がガマやアシが多く岸は自然に近いリップラップ。東側(外側)は、極めて人工的な規則正しいリップラップがメインとなる。中央に浚渫があるが、全体的に浅く、通年濁り気味で春に良いとされるエリア。

 調整池もまわりはリップラップで囲まれており、ブッシュはあるもののアシやガマ類は少ない。代表的なポイントは北岸にある第1〜第4ポンプ前のリップラップ。そして、東岸の流入河川。
こちらは、「八郎潟=マッディーウォーター」と思いこんでいるとビックリするくらい水が澄んでいる。

 そんなわけで、八郎潟はアシ・リップラップ・ナチュラルブレイク・浚渫がメインポイントで、ウィードや流入河川がサブポイント。また、霞ヶ浦などに比べてクイなどのマンメイドストラクチャーは乏しい。

 例年、冬は前面結氷しゴールデンウィーク前からアシの新芽が生え始めシーズンイン。田植え前にあたるこの時期は増水+スポーニング時期となりシャローの釣りが最高潮に達する。
田植えが終わり6月に入るとアシやガマ類が一気に成長し水温も25度を超えるようになる。そして水位は下がる。

梅雨にはいるとスポーンニング回復組が沖合に回遊をはじめ35センチクラスならまさに「入れ食い」を味わうことが可能。そして、トップウォーターゲームも最高に盛り上がる頃となる。今大会は丁度この時期に当たったのだが、例年より水位が高く、通常は死んでいるシャローも生き返っているのが大きな特徴と言える。 700グラムはいくらでも釣れるが、キロフィッシュを狙って釣るのは比較的難しいシーズンといえる。



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