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古沢プロ密着レポート5

 

11:20 大石へ移動

本日初のエンジンによる移動。

目的地は大石エリア。

11:21 混雑する大石

 

10数ハイのボートが浮いている大石エリア。

「空いているかなー」

断りを入れてから中山プロの近くでエレキをおろす。

11:24 ダウンショットをキャスト

7mラインでリーパーのダウンショットをキャスト。その後すぐにピックアップし「忘れていました」といい、シンカーを重いものに交換。2gから3.5gのタングステンシンカーにチェンジし再びキャスト。

11:30 3匹目ヒット!

移動後2キャスト目にヒット!

このエリアではニジマスも釣れるのか「バスであってくれー」

 

 

ランディングしたのはキーパーギリギリのサイズ。

7mラインで釣ったためエア抜きをする。

11:36 魚は多い様子

ディープ側に浮いていた林プロにヒット

 

シャロー側の広瀬プロにもヒット

11:54 15名が結集

近くを流す関プロ

 

泉プロ、久保プロの姿も。

この時点で大石エリアには、大引・中山・山口・大熊・今江・吉田・菊元・秋林・藤木・大熊・深江・大石プロとワールドプロシリーズにふさわしい顔ぶれが勢ぞろい。割とコンスタントにバスは釣れていたが、ディープではそれほど大きなバスは釣れていないはず。最終日とあって各選手も苦しんでいるのだろうか?

12:00 その後続かず

アライブシャッドのパープルスモークからリーパーのパープルウィニーに交換。

「あと一時間しかないですよ、どーーーーーしよう」

再び、アライブシャッドに変えてキャスト。

周りでは5本揃っている選手がキーパーを釣り上げ、入れ替えできずにリリースしているシーンを多く見かける。

「あれが欲しいなぁー、うーー。200gでいいから欲しい」

12:22 ディープはノープラ

シンカーを更に重いものに交換しながら

「ディープはまったくチェックしていないんですよ。プラのときもまったくチェックしてません。試合中にチェックしようと思ったけど、昨日まではそれどころじゃなった。」

これまでのワールドシリーズでは成績が今一つだったため、今回の試合は勝負に出たという。手堅くスコアをまとめず、とにかくお立ち台に上がりたいと。そのため、ディープでキーパーを揃える釣りは敢えてせずに、シャローでビッグフィッシュのみを狙う作戦に出たそうだ。

 

12:30 焦る

今日の帰着締め切りは13時。あと30分しかない。

タバコを吸いながら「はぁーーーー」

 

12:43 会場前へ戻る

 

残り時間がなくなり始め、他の選手も次々と戻っていく。

そして古沢プロもエレキを上げてエンジンをかけた。

結局3本のみに終わり本人の予想ウエイトは1800g。ライバルの小山プロは絶対にもっと釣ってくるだろうとの読みで、かなり悔しがっていた様子。しかし、2本目のビッグフィッシュを持ってウエイインすれば、周りからも「アイツは勝負に出た」と思ってもらえるだろう、と、充実した表情で語ってくれた。

 

 

12:49 帰着すると思いきや

 

残り時間が10分を切ったが、それでも諦めずにグラブワンドでエレキを下ろして釣り開始。

「最後の5分に救われたことが何度もあるんですよー」

「ボクは実力がない分、集中力だけで戦っているようなものです」と謙遜していたが、それだけでワールドメンバーに昇格できるはずは無いはずだ。

最後の最後までキャストを続ける。「このポイントも魚が多いんですけどね、いじめられているからなかなか口を使わない」

この時点では完全に優勝を逃したと本人は思っていたようだ。3匹で1800g。昨日までの結果から予測するに、1800gというのはダンゴ状態の真っ只中で「下手したら5ポイント」

 

 

12:57 3分前に

 

締め切り3分前にボートをつけ、全速で走って帰着会場へ。

「精一杯やりましたよ。悔いは無いです。自分を誉めてやりたいですよ」

と、この時点で優勝するとは思ってなかったようだが、充実した試合展開だったようだ。

 

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