JBII霞ヶ浦シリーズ第1戦
成田・関和チームぶっちぎりで優勝
今日の霞ヶ浦は朝はあいにくの雨となったが、その後は回復に向かい、西風が吹く天候となった。
霞ヶ浦の最近のコンディションは芳しくなく、気まぐれな春バスをどう捉えるかが今大会のキーポイントであろうと予測された。
出場艇数は47艇。その頂点に立ったのはワールドプロチームの成田・関和ペア。
唯一5本のバッグリミットを揃え、5450gというぶっちぎりのトップウェイトを叩き出し、地元ガイドの実力を存分に発揮した。浅いレンジの単発ストラクチャーをとことん回り続け、春になりきっていない気むずかしいプリスポーンバスに時間を掛けて攻略した。リグはそれぞれの得意タクティクスを使用。成田選手はテキサスリグ、ヘビーダウンショットを多用。関和選手はヘビーダウンショットのステイでそれぞれ3本ずつをゲットした。表彰台のインタビューにて関和選手が「お互いの釣りを再認識し、ブラックバスの生体論や環境について語り合いつつの釣りであり、その結果チームとしての信頼関係を新たして協力してバスを追うことができた事こそが今回の勝因である」と熱く語っていたのが印象的であった。
準優勝の羽生、峰ペアは古渡エリアの奥方面の杭打ち、玉造でのヤマセンコーノーシンカーによるシャロー攻略、浚渫2.5mでのダウンショットなどにより3750gをゲットした。
3位の稲村、中島チームはシャッドをメインに使用、麻生エリアでボトムをゴリゴリと叩きリアクションバイトを誘った。6本を掛けたが持ち込めたのは残念ながら3本のみであった。
報告・写真:桂川到
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