[インデックス][JBトーナメント情報2002][JBマスターズ琵琶湖第4戦]

JBマスターズ琵琶湖第4戦<


トーナメント概要初日結果2日目結果最終結果上位のフィッシングパターン写真


JBマスターズ琵琶湖シリーズ第4戦「バークレー」カップが9月13〜14日に開催された。会場の琵琶湖は梅雨時期から降雨量が少なく、大会初日の水位は-78cmまで低下。まだ日中は厳しい残暑が続き、すくすくと生育したウイードが水面を覆い隠しているエリアが各所に見られた。
天候は弱い寒冷前線の通過でやや不安定であったが、概ね曇り時々晴れ。風も弱く穏やかな日和となった。
バスのコンディションは、減水傾向で水の動きが悪く全体的にスロー。ウェイインの列はかなり長くなったが、いつもの琵琶湖よりもグッドサイズが少なく、ウエイトが伸び悩んだ。
しかし、そのタフコンディションをもろともせずにビッグウエイトを持ち込んだのが今シーズンのJBワールドチャンプに大手をかけている井手隆之選手だった。大会初日、なかなか5kgUPが出ない膠着状態の中でなんと9,150gをマーク。2日目も6,675gを持ち込んでJB琵琶湖大会での初優勝を飾った。
井手選手といえばシャローの名手として知られるが、今回は下物沖のウイードの中へ12gシンカーのテキサスリグ+パワーホッグの5inなどをねじ込んでグッドサイズをつぎつぎとゲット。当初、シャローのトップ系の釣りを考えていたそうだが、サイズが伸びず沖の釣りに切りかえて結果を出した。
準優勝の宮廣祥大選手もウイナーと同エリアで、カナダモが水面まで伸びたエリアをこちらも12gシンカーのテキサスリグ(パワーホッグ4inバンジーテール)で攻略。初日に8,245g、2日目に4,920gを持ち込み、8月の前大会に続いて連続上位入賞を果たした。
3位入賞の山口博史選手は南エリアのマンメイド、北エリアのウイードをストレートワームのライトリグと、デッドリンガーの“マキマキ”で狙ってトータル10,070gをキャッチ。
4位には山ノ下湾の4.5mラインをダウンショットとジグヘッドリグ攻めきった山崎正義選手、5位にはノーシンカーリグやバズベイトなどで人工島のシャローを攻略した三木昌幸選手が入賞した。
琵琶湖マスターズは2週間後の最終戦を残すのみとなった。


一つ前の画面へ戻ります。 インデックスページへ戻ります。