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JBトップ50第1戦ベイトブレスCUPストーリー

JBプロトーナメント情報2006

JBトップ50
第1戦
ベイトブレスCUP
ストーリー

岡山県 旭川ダム

04月14日(金)~
04月16日()

JB2006 INDEX

ストーリー

TOP50第1戦

カバーを撃ち抜き、江口俊介選手が優勝!!

2006年JBトップ50シリーズの開幕戦「ベイトブレス」CUPが岡山県・旭川ダムで開催された。戦前の予想通りかつてないタフコンディションとなったが、3日間ブッシュを撃ち抜き、連日1本ながらグッドサイズを持ち込んだ江口俊介選手が優勝カップを手中にした。

旭川ダムは一旦12℃まで水温が上がったが、大会3日前(火曜日)の大雨で大増水し、その後も花冷えの天候が続いたため水温が10℃前後まで低下。ショアラインは大半がブッシュに覆われ、インレットからの濁りが回り、オマケにマスターズ戦でメインのエリアとなった旦土橋上流エリアが地元への配慮のため禁止エリアとなるなど、悪条件が重なってしまった。

DAY1

大会初日にバスを持ち込んだのは9選手で、唯一2本のバスをキャッチした宮本英彦選手が2,436gでトップに立った。

2日目はフィッシングプレッシャーによる沈黙が心配されたが、水位が40~50cmほど下がり、濁りが少しずつ収まったためウェイイン率は上昇。数名の選手が小型ながらダムサイト周辺のディープパターンでキーパーをキャッチし、全体では13名がバスを持ち込んだ。

DAY2

2日目のトップウエイトをマークしたのは大塚 茂選手で、今大会のビッグワンとなる1,620gをキャッチ。2日間のトータルでは、野村俊介、江口俊介、石川晴彦の3選手が2日連続でバスを持ち込み、優勝争いに大きく近づいた。エリアはともに中~下流で、江口選手はクリーチャー、石川選手はバグアンツを使用し、ともにテキサスリグのカバー撃ち。野村選手は各ワンド入口周辺の比較的ブッシュが少ない赤土スポットを選んでのジグヘッドワッキーで押し通した。

大会3日目、ファイナルステージに残った選手は定員30名に満たない19名。2日目終了時点まで水況は少しずつ回復していたが、前夜に降ったまとまった雨で再び濁りが回った。この日、バスを持ち込んだのは、なんと4名…。その内、3選手がダムサイトのディープパターンで手堅くまとめた田畑二郎、小森嗣彦、中島成典の3選手で、2、3日目と連日バスを持ち込んで上位陣を猛追した。

top5

そして、最終日にダムサイトエリア以外でキャッチされたバスは1本。その黄金のバスをキャッチしたのは、江口俊介選手だった。PEライン3号のテキサスリグ、クリーチャーにスゴイフック4/0という掛けたバスは絶対に獲るという執念が伝わってくるヘビータックルで1日1バイトの厳しい戦いを制し、開幕戦で頂点に立った。

報告・写真:バスマガジン編集部K

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