概要

7月23日、山梨チャプター第4戦が河口湖で開催された。全国的に例年よりも梅雨明けが遅れているという状況ではあるが、明け方を過ぎてからは当日は何とか天候は曇りにとどまり、今年は第4戦目にして初めて、雨の大会を逃れることができた。当日は計85名の参加があったが、前日の状況でも釣れないという声が多く、53名が魚を持ち込んだもののリミットメイクはわずか8名であった。今大会にあたって、最後の放流は6月の末頃で、これをあてにしてリミットを揃えるのは難しく、ディープではかなりテクニカルだがグッドサイズが釣れるという前評判であったが、結果を見てもその通りの結果となったようである。優勝の永松選手は、朝一は各方面をランガンしたが、午後近くなって入ったハワイ沖のディープでパターンを発見してリミットメイク・入れ替えを行い、最終的に3700gを持ち込んで第4戦のウイナーに輝いた。
なお、今回は参加選手一同によるゴミ拾いを念入りに行い、いつもよりもたくさんのゴミを集めることができました。参加者の皆様に御礼申し上げます。また、今回冠スポンサーのゲーリーインターナショナル様には、たくさんの商品を用意していただきました。重ねて御礼申し上げます。

上位のフィッシングパターン

1位　EKA43　永松洋介選手
鵜ノ島東で400g、KBH桟橋で400g、ハワイ桟橋で200gを釣った後、ハワイ沖へ移動し、スモールラバージグで2投目に800gが釣れた。その後、同エリアでジグのウエイトを変えて1200g、スピナーベイトをドラッギングで使用してキロフィッシュを追加した。ジグのウエイトは1/16ozと1/20ozを使用した。
2位　EKB106　長谷川勇選手
スタートが最終フライトで、狙っていた鵜ノ島にはすでに船団ができて入れなかったため丸栄の沖へ移動し、魚探にベイトが写る場所でスモールラバージグをロングキャスト&カーブフォールさせ、まず1本。その後、鵜ノ島沖の船団が散りはじめたため8～9mのピンスポットに入り、ベイトの写るタイミングを狙ってスモールラバージグ&エコスワンプで攻めた。カラーを頻繁に変え、魚を飽きさせないように狙った。
3位　EKA292　田中新一選手
鵜ノ島東の航路側のハンプでグッドサイズを釣り、台地状の5～6mエリアでは比較的小さな魚が釣れた。ベイトは特に写らなかったが、ウイードの周辺でバイトが集中した。1/16ozのスモールラバージグにゲーリーの4インチグラブをトレーラーに使用した。
4位　EKA127　大内直美選手
2名乗船のノンボーターで参加した。丸栄沖の8～9mでベイトが絡むエリアで、スモールラバージグに4インチグラブをトレーラーにして使用。ボトムでステイさせたときにバイトが集中したため、ロングステイを心がけて釣った。
5位　NBC38336　中村太輔選手
前日プラには入らなかったが、前週に入ったプラで丸栄が良かったため、当日も朝から入った。さかなやボートで売っているハンドメイドのスモールラバージグ(1/16ozと1/20oz)にクロステールの組み合わせで3～5mにあるウイードを狙った。

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