概要

2006年の初秋、兵庫県東条湖　チャプター兵庫2006年シリーズの総決算の最終戦「タックルベリーCUP」が行われた。前週の雨の影響で水位上昇しタフコンディションと化したレイクコンディションでプラクティスデイよりバスを見失う選手が続出しローウェイトの勝負が予想され年間争いも微妙な展開で朝から緊張感が会場を埋め尽くしていた。そしていよいよ2006年最終章のスタートを切った　選手それぞれの1年の総決算を目指し全湖へと散っていったが、本湖をメインとする選手と中流域をメインとする選手で大きく二分され熱い火花が飛び交っていた。時間が経過するにつれ焦りの表情を浮かべる選手達の中でも年間優勝を争っているトップの選手達にとってはこのタフコンディションが大きなプレッシャーになりマイゲームが展開できない状況で全湖を動き回る様子が伺えた。そして運命のウェイイン!タフはタフなりのバスが獲られておりウェイイン率40%台の中、最終戦にはドラマが待っていた。
第6戦は、今シーズン　自身の不調から運にも見放されていた「キング・オブ・東条湖」の称号を受していた松村真樹プロが最後に意地を魅せ完璧なマイゲームを成立させ今大会唯一のリミットメイクを達成し今季初優勝・通算4勝目(NBCチャプター兵庫　歴代単独2位)を決めた。そして注目の年間総合争いの行方は、年間暫定トップと2位の2選手が痛恨のノーフィッシュで年間争いから陥落。その厳しい条件下で珠玉の1本を終了間際に搾り出していた今季成長著しいニュージェネレーション山下広大(ヒューマンカレッジ大阪校在校生)が最後の最後に大逆転で初戴冠を果たし、東条湖のチャプタートーナメントの新時代の幕開けを予感させる結果となった。最後に、今大会冠スポンサータックルベリー様そして当シリーズ全ての冠スポンサー様・地元東条地区の皆様方・大会運営に全面協力いただきました東条湖観光の皆様方・東条湖で繰り広げられた多くのドラマの出演者である選手の皆様・ボランティアで協力してくれたスタッフの皆様・その他多くの皆様方お陰で無事1年を終えることが出来ました。本当に有難うございました。また、来シーズンもエキサイティングなトーナメント運営を目指し少数精鋭で頑張って参りますので宜しくお願いします。東条湖では、今秋「NBCオール兵庫チャンピオンカップ」と「NBCチャプター近畿ブロックチャンピオンシップ」の2つの特別大会が控えています。兵庫県並びに近畿圏より多くの選手が集い歴史と記憶に残る勝負を繰り広げてくれるでしょう。今年最後の選手達の熱き戦いにご期待ください。

(NBCチャプター兵庫　会長　村下泰健)

上位のフィッシングパターン

●優勝　松村真樹プロ (JB生野銀山湖20)

【エリア】　①　導水路左サイド
　　　　　　②　導水路右サイド
　　　　　　③　五箇所渓谷・入り口右側岬

【ルアー】　①　　マドネスジャパン　マザーワーム3インチプロト(クリアーウォーターメロン)
　　　　　　　　　+フィッシュアトラクター(AYU)のラインニング
　　　　　　②③　ミニスワンプ

【攻　略】　①　導水路左サイドのヘビーダウンショット
　　　　　　②　導水路右サイドのネコリグのミドスト
　　　　　　③　入り口右側岬のサイドのミドスト

【使用タックル】

　①
　ROD ・・・　テムジンガゼル
　REEL・・・　シマノスコーピオンMg
　LINE・・・　東レ・スーパーハードアップグレード8lb
　HOOK・・　　がまかつ　318ワッキー
　SINKER・・　アクティブRSトーナメント　3/8
　Others・・　マドネスジャパン　フィッシュアトラクター(AYU)

　②③
　ROD ・・・　テムジンソリッドエアリアルSLMX
　REEL・・・　ダイワイージス2004
　LINE・・・　東レ・スーパーハードアップグレード4lb
　HOOK・・　　がまかつ　318ワッキー
　SINKER・・　アクティブMSトーナメント　1/32
　Others・・　マドネスジャパン　フィッシュアトラクター(AYU)


【コメント】 今年は1年大変悔しい思いをしていたので、最後に優勝できて
　　　　　　 大変うれしく思います。
　　　　　　これもサポートして頂いている東レフィッシング(株)様・(株)がまかつ様
　　　　　　マドネスジャパン様・東条湖観光BIGBITE様・フィッシングエルモ様
　　　　　　と戦友多きチームベストランの面々と兵チャプのライバルの皆さんと
　　　　　　そして最大の応援団としていつも応援してくれる家族のお陰だと
　　　　　　感謝しております。有難うございました。



●準優勝　仲　和也

【エリア】本湖Hドック

【ルアー】カットテール4”(シナモン)・キックトリック3”(スカッパノン)

【攻　略】ドックの壁のフォーリングとホットケメソッド

【コメント】「Hドック!有難う!」
　　　　　　

●第3位　梅田修司選手

【エリア】導水路

【ルアー】バークレイ3インチストレート

【攻　略】6mの4m　8mの6mラインのシューティング
　　　　　
【コメント】1年間お疲れ様でした


●第4位　山本栄二プロ(JB旭川タ゛ム12)

【エリア】水天宮岬・サーフィンワンド

【ルアー】マドネスジャパン　マザーワーム4インチ(プロト)
　　　　　
【攻　略】岬先端をなめるようにズル引く・8～13mのダウンヒル攻略

【コメント】久しぶりのお立ち台に嬉しく思います。
　　　　　　会長をはじめとする運営スタッフの皆さんのお陰です。有難うございます
　　　　　　また、サポートしていただいています、東レフィッシング様・マドネスジャパン様
　　　　　　東条湖観光様・フィッシングエルモ様に感謝します。
　　　　　　そして、いつも一緒に戦っているチームベストランのメンバーと家族に感謝します。

●第5位　吉富宏昭選手

【エリア】本湖岬まわり

【ルアー】ミニスワンプのロングリーダーDS

【攻　略】ロングリーダーのDSでリーダー分だけフォールさせて
　　　　　フォールとズル引きの繰り返しでバイトを誘う

【コメント】いつもアドバイス頂ける松村真樹プロ・山本栄二プロと
　　　　　　同じ大会でお立ち台に立てたことをうれしく思います。
　　　　　　チームベストランのメンバー・東条湖でいつもお世話に
　　　　　　なっている東条湖観光の皆様・多くの選手の皆様に
　　　　　　感謝します。これからも頑張りますので宜しくお願いします。

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