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JBトップマスターズ第5戦<

トーナメント概要初日結果2日目結果最終結果上位のフィッシングパターン写真


8月30日〜31日滋賀県琵琶湖でJBトップマスターズ第5戦DUELカップが開催された。2日を通して残暑が厳しく南西よりの風が強い天候となった。琵琶湖に詳しい平村氏によると、例年この時期の琵琶湖は夏と秋の境目となり釣りにくい状況。プリプラクティス期間中とは状況が変わるため、プリプラで良い思いをすると悪い方にハマるケースがある。また、放水量が少ないことと南よりの風向きのため、湖流が弱く、真夏に好調だったディープホールも不調。ウィードエリアでノンキー〜キーパーギリギリは容易に釣れるが、グッドサイズを持ち込むのは、困難な状況だという。

1日目
朝8時過ぎからいきなり30℃を超える残暑。スタート時弱かった風も10時頃から強まりだした。ウエイイン率は70%だが、1〜2匹が多く4キロ持ってくれば「立派」な状況。1074gがポイント獲得のボーダーとなった。初日トップはW86の堀勇介、7780gと見事な成績。余談だが、堀は去年までヒューマン生徒として、大会運営の手伝いをしていた。1年後には選手としてこの成績を残した。2位は同じく7キロオーバーの藤尾年輝。3位に長嶋純、4位は江波戸 寛明でともに6キロ台。2日目に「6キロ、5キロ」で優勝のセンが濃厚となった。また、春ほどではないが、2500クラスのビッグバスも多く持ち込まれ、琵琶湖のパワーを見せつけられた。

2日目
初日と似たような天気。やや雲が多い。気温は相変わらず高い。この日も強めの風がふき白波が立っていた。競技時間が短く、プレッシャーも高まる2日目、予想通り全体的なウエイトはややダウン。2日目トップは松熊孝広の6,495g、2位は田畑二郎の6,340g。2名とも初日は良くなかったため、初日上位陣への注目がいっそう高まる。初日5位の黒沢が 5,420g 、同じく4位の江波戸寛明が5,085gを持ち込む。初日トップの堀、3位の長嶋がウエイトダウンし、黒沢、江波戸の一騎打ちとなる。2名の間に何名割り込むかで順位が決まるため、最後の最後まで優勝の行方はわからなかった。

お立ち台のラストコールは黒沢孝。トータルウエイトでは4番目だが、2位の江波戸に2ポイント差でお立ち台の頂点に。詳細は別ページに掲載しているが、黒沢は、ワールド琵琶湖戦でずっと使用していたスワンプクローラーのワッキーリグのみの1本勝負。プリプラなし、前日プラで、このリグが使えそうな場所をチェック。本番では南エリアのマンメイドストラクチャーをメインに打ち抜いた。ガードなしマス針のワッキーだが、そのリグを完全に自分のものにしているため、ウィードに絡むことなく釣り続けられたという。

次回最終戦は09月20日(金)〜21日(土)茨城県霞ヶ浦で開催される。

 


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