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第2戦
NBCトーナメント情報2010

愛媛県 野村ダム

05月09日()

フルエコタックルルール適用大会

フィールド状況

天気 曇り
微風
気温 22℃
水温 18℃
水位 100%
水質 マッディ

釣果サマリー

参加者数 41人
検量/率 41人/100%
LM人数/率 38人/92.7%
バス総数 120匹
バス総重量 85,207g
1匹平均重量 710g

匹数内訳(リミット3)

3匹 bar38人/92.7%
2匹 bar3人/7.3%
1匹 0人/0.0%
0匹 0人/0.0%

重量内訳

4000g~ bar1人/2.4%
3000g~ bar3人/7.3%
2000g~ bar16人/39.0%
1000g~ bar20人/48.8%
1g~ bar1人/2.4%
~0g 0人/0.0%

NBCチャプター愛媛第2戦イマカツ/めがねのタカイCUP

概要

2010年5月9日、愛媛県野村ダムにてチャプター愛媛第2戦、イマカツ&メガネのタカイカップが開催されました。3月下旬のTOP50開幕戦から一ヶ月以上が経過し、新緑の眩しくなった野村ダムは、田植えの影響で白濁したニゴリが発生していた。地元商工会青年部主催の岸釣り大会、灼熱のアングラーズIN朝霧湖が同時開催され、会場は140名を越える参加者の熱気で包まれた。今回、TOP50開幕戦でワンツーフィニッシュを決めた馬渕プロ、本堂プロが特別ゲストに呼ばれ、大会終了後には二人によるセミナーやオークションが催された。チャプター愛媛の方では、チャプター愛媛会長とチャプター徳島会長のダブル石川氏が揃って表彰台に上がるという珍百景が見られた。今回優勝したのは、四国最強のトーナメンターの呼び声が高い、石川晴彦プロ。アフター回復のグッドサイズを完全攻略して、4キロオーバーのハイウエイトを記録した。

上位のフィッシングパターン

第1位 石川 晴彦 Mプロ 4116g

前日のプラクティスでは、湖の状況を把握する為に、ダム全域をチェックして周った。その結果、中流の金輪淵橋付近の冠水植物に、ポストとアフターのグッドサイズが付いている事を確認した。朝一は、金輪淵橋上流側のフラットに入り、1/16オンスのスモールラバージグにエコギア、アクア、ミルフルのトレーラーを駆使して800gを2本キャッチした。その後、金輪淵橋下の冠水植物をスモールラバージグで狙って、キロ前後の魚を複数キャッチして入れ替えを行った。バイトが遠のき出した頃、クルーズする小魚に対して威嚇行動をしている魚を見つけた。魚種までは確認できなかったが、1/8オンス、カットテールのダウンショットを静かにアプローチさせて、シェイク&ステイを繰り返していると、今大会の最大魚となった48cm、1633gがヒットした。終盤になって、岸から離れた冠水植物にサスペンドする1300gを、カットテールのノーシンカーでキャッチして入れ替えに成功。終了間際に四道橋の橋脚で、決定的とも言える1200gをノーシンカーワームでバイトに持ち込んで、4116gまでウエイトを高めた。四国最強のトーナメンターが、唯一無二とも言える圧倒的な強さを見せ付けて、灼熱の野村ダムを震撼させた。

第2位 樋口 泰祥 選手 3211g

約一週間前のプラクティスでは、中流域のワンド間にあるストレッチで、プリスポーンのメスの個体を釣る事が出来た。試合当日は、朝一からプラクティスで好感触を得たストレッチに入ったが、プラクティスの時とは一変して、野村ダムのアベレージサイズである300g前後のヒットが続いた。狙うレンジをディープ寄りに変えて、ダウンショットをノーアクションで誘ってみると、野村ダムではキッカーサイズとなる1200gがバイトしてきた。その後、ワンドの中に移動して900gを追加したが、再現性が無く後が続かなかった。時間を空けてから朝一に入ったストレッチに戻り、入れ替えとなる1300gをキャッチして、3411gをウエインした。ダウンショットに使用したワームは、イマカツのハドルフライとティムコのリトルイングリーで、フォール中か、ボトム着底直後にバイトが多かったと語ってくれた。追い越し禁止のペナルティーにより、マイナス200gが科せられたが、それでも余裕の3キロオーバーと言うスコアは、優勝してもおかしくないウエイトである。相手が悪かったと言えばそれまでだが、後一歩の悔しさをプラスに換えて、次回のお立ち台は優勝で飾ってもらいたいと思う。

第3位 越智 武彦 選手 3063g

前日のプラクティスでは、中流エリアから下流エリアにかけて、投げたら釣れるという入れ食いに遭遇した。試合当日は、本流肱川と、支流稲生川とのインターセクション手前にあるスロープ付近に入り、前日に確認していた1200gを、1/2オンスのラバージグにワンナップシャッドのトレーラーでキャッチした。その後、ニゴリの少ない稲生川へと移動してサイトフィッシングを展開。1/64オンスのネイルシンカーを装着したカットテールを駆使して、900gをヒットさせた。終了間際に最下流、取水塔付近のインレットが絡んだワンドに入り、8.8gのテキサスリグに、イマカツのダットカットをカバーに入れてシェイクさせ、入れ替えとなる900gをキャッチして3063gをウエインした。石川晴彦プロの称号が四国最強のトーナメンターならば、越智選手の称号は四国最狂のトーナメンターである。お立ち台の常連ではなく、お立ち台の住人のような安定した強さを、今回の野村ダム戦でも披露してくれた。

第4位 石川 秀夫 選手 3034g

前日のプラクティスでは、ニゴリの影響でサイトが難しいと判断。数を釣って、型を探す事に重点を置いて、エリアを消去しながらポイントを絞り込んでいった。試合当日は、朝一から稲生川に直行して、エコギア、アクア、ミルフル3インチのジグヘッドでリミットを揃えた。その後、稲生川上流部に移動して、8インチワームを使ったベイトネコでキッカーとなる1340gをキャッチした。アフターのグッドサイズを選んで釣るパターンとして、やや深めの水深を狙う事と、ワームをピックアップするまでの時間を通常よりも長く取る事がキモだったと語ってくれた。ここ数年はトーナメントから遠ざかっていた石川会長だが、2003年に早明浦ダムで開催されたJB戦で、3本リミットながら5キロ近いウエイトをマークして優勝を飾っている。今後も会長職に縛られず、トーナメントを楽しむ勝負師の姿を、参加する選手達に見せてもらいたいと思う。

第5位 野村 直也 選手 2946g

朝一に最下流、ブイで囲まれている取水塔付近のワンドに入った。ワンド内に存在するカバー下を、イマカツ、ダイナゴンの7gテキサスリグで攻略して800gをキャッチした。その後は岬周りにネコリグをフォールさせて、700gを2本追加してリミットを揃えた。終盤には板ヶ谷橋付近のカバー下を、またしてもダイナゴンのテキサスリグで攻略して1500gをキャッチ。大幅なウエイトアップに成功して2946gをウエインした。野村選手が師匠と慕うのは、2006年、2007年と2年連続で年間タイトルを獲得した絶対王者こと大石道明選手である。師匠を倒しての2戦連続5位入賞は、今後更なるステップアップへの弾みとなるだろう。

成績表

順位ゼッケン氏名重量ポイント
11位 M032 41164,116g 33匹 3030Pts.
22位 44635 32113,211g 33匹 2929Pts.
33位 45122 30633,063g 33匹 2828Pts.
44位 45420 30343,034g 33匹 2727Pts.
55位 44806 29462,946g 33匹 2626Pts.
66位 44960 29102,910g 33匹 2525Pts.
77位 JII四022 28562,856g 33匹 2424Pts.
88位 45552 27122,712g 33匹 2323Pts.
99位 45181 26652,665g 33匹 2222Pts.
1010位 45326 26232,623g 33匹 2121Pts.
1111位 44603 25582,558g 33匹 2020Pts.
1212位 45261 24312,431g 33匹 1919Pts.
1313位 45358 22832,283g 33匹 1818Pts.
1414位 JII四025 22682,268g 33匹 1717Pts.
1515位 45123 22512,251g 33匹 1616Pts.
1616位 JII四004 21732,173g 33匹 1515Pts.
1717位 44530 21382,138g 33匹 1414Pts.
1818位 JII四029 20602,060g 33匹 1313Pts.
1919位 JII四015 20472,047g 33匹 1212Pts.
2020位 44675 20092,009g 33匹 1111Pts.
2121位 44757 19551,955g 22匹 55Pts.
2222位 45202 18811,881g 33匹 55Pts.
2323位 45437 18641,864g 33匹 55Pts.
2424位 M034 18561,856g 33匹 55Pts.
2525位 45461 18361,836g 33匹 55Pts.
2626位 JII四027 17891,789g 33匹 55Pts.
2727位 45356 17501,750g 33匹 55Pts.
2828位 44994 16651,665g 33匹 55Pts.
2929位 45174 16331,633g 33匹 55Pts.
3030位 44995 15921,592g 22匹 55Pts.
3131位 45254 15511,551g 33匹 55Pts.
3232位 45411 15281,528g 33匹 55Pts.
3333位 45325 14881,488g 33匹 55Pts.
3434位 45362 14871,487g 33匹 55Pts.
3535位 JII四024 14611,461g 33匹 55Pts.
3636位 45056 13911,391g 33匹 55Pts.
3737位 44974 13881,388g 33匹 55Pts.
3838位 45667 13881,388g 33匹 55Pts.
3939位 JII四031 13061,306g 33匹 55Pts.
4040位 45495 12201,220g 33匹 55Pts.
4141位 44570 824824g 22匹 55Pts.

※項目名クリックで並べ替えが出来ますが、ゼッケン・氏名の並べ替えは完全ではありません。

関連ページ

大会スナップ

優勝 石川晴彦 選手
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2位 樋口泰祥 選手
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3位 越智武彦 選手
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4位 石川秀夫 選手
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5位 野村直也 選手
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TOP5
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集合写真
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イマカツ 本堂様
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めがねのタカイ 高井様
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会場
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セミナー中
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野村ダム 湖上
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本堂プロ 馬淵プロ セミナー
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