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第4戦
NBCトーナメント情報2010

愛媛県 野村ダム

08月29日()

フルエコタックルルール適用大会

フィールド状況

天気 晴れ後曇り時々雨
弱風
気温 29℃
水温 28℃
水位 60%
水質 クリア

釣果サマリー

参加者数 37人
検量/率 37人/100%
LM人数/率 36人/97.3%
バス総数 110匹
バス総重量 74,921g
1匹平均重量 681g

匹数内訳(リミット3)

3匹 bar36人/97.3%
2匹 bar1人/2.7%
1匹 0人/0.0%
0匹 0人/0.0%

重量内訳

4000g~ bar1人/2.7%
3000g~ bar3人/8.1%
2000g~ bar11人/29.7%
1000g~ bar20人/54.1%
1g~ bar2人/5.4%
~0g 0人/0.0%

NBCチャプター愛媛第4戦エバーグリーン/バードCUP

概要

2010年8月29日、愛媛県野村ダムにてチャプター愛媛最終戦、エバーグリーン&バードカップが開催されました。記録的な暑さとなった今年の8月、灼熱の野村ダムは日に日に減水の一途を辿っていた。本流の肱川上流は、水門から上が瀬になっており、ボートでの遡上が困難となっていた。干上がったブッシュに枯れたインレット、5月に開催された満水時での第2戦から一転して、貯水率は60%を切ろうとしていた。バックウォーターパターンの壊滅によりローウエイトの試合が予想されたが、結果的には50オーバーが3本、キロフィッシュは10本近くウエインされ、予想に反して非常に釣れたトーナメントになった。優勝した菊川選手は50cm前後のバスでリミットを揃え、2位に1キロ以上の大差を付けて初優勝した。チャプター愛媛発足20周年となった2010年度の年間タイトルは、最終戦で8位に入賞した香川の石川晴彦プロが獲得した。四国のトーナメント史上最高の戦歴を誇る漢が、四国リザーバー最強の称号をも手中に収めた。

上位のフィッシングパターン

第1位 菊川 裕也 選手 4703g

前日のプラクティスにおいて、ゴロタエリアに大型のスクールを確認し、フットボールジグヘッドで強力なパターンを掴んだ。試合当日は、肱川中流のブイ付近にあるゴロタエリアに入り、1/2オンスのフットボールジグヘッドにダットカットを使用して、今大会の最長寸となった53cm、1800gのビッグバスと1400gをキャッチした。続いてワンド入り口の岬で1200gがヒット、朝9時の段階で4キロを超えるウエイトを確保した。その後、エリアを大きく支流の稲生川へと移動。ここでもゴロタをフットボールで攻めて1500gをキャッチ。50cm前後の個体でリミットを揃え、4703gをウエインした。菊川選手は参戦2年目から頭角を現し、これまで5回の表彰台を経験して来たが、今回が初めての優勝となった。チャプター参戦4年、バスフィッシング暦7年の菊川選手が短期間で急成長した背景には、互いに切磋琢磨するチ-ムSTGの存在が有っての事だろう。有望な新人選手から、誰もが認める実力者へのステップを、確実に歩んでいると感じた。

第2位 貝原 康弘 選手 3593g

岡山チャプター会長を勤める貝原選手。野村ダムに訪れるのは、約2年振りの2度目で、貝原選手にとって野村ダムというフィールドは全く未知の存在であった。事前情報を元に前日プラクティスを行い、スコーンリグ5gとクランクベイトHU200でキロアップをキャッチした。ポイントの見極めはベイトの存在で、エビを食っている個体の食わせ方を確認した。試合当日は、プラで手ごたえを感じた肱川と稲生川とのインターセクション付近のワンドに入った。ベインのスワンプを5gダウンショットリグで使用し、ボトムで跳ねさせるようにアクションさせ、スタートから1時間程で600gを頭に10本以上をキャッチした。バイトが遠のいてから稲生川上流の岩盤に移動し、今大会の最大魚となった50cm、2238gの個体を、1.8gのラバージグに4インチグラブのトレーラーでキャッチ。大幅なウエイトアップに成功して3593gをウエインした。交流戦として岡山からの参戦となった貝原選手。今後もお互いに選手を送り込むなど、中四国ブロックの交流を深めて行けたらと思います。

第3位 窪田 卓郎 選手 3116g

前日プラクティスは出来なかったが、過去の経験から肱川下流の板ヶ谷橋付近にある岩の岬にポイントを絞り込んだ。シャローからディープまでの広いレンジを、3/64オンスのジグヘッドワッキーで攻略した。時間の経過と共に次々と供給されてくる個体にタイミングを合わせ、数をこなしてウエイトアップを測った。ルアーはベインの5.5インチストレートワームで、余計なアクションは与えずフォールのみでバイトに持ち込んだ。かつては愛媛の釣りバカ1号と称された窪田選手だが、最近は大食漢ネタの方に注目が集まっていた感がある。年間タイトルを狙えるだけの技術とフィッシングセンスがあるだけに、来年も期待をせずにはいられないだろう。

第4位 真木 新 選手 3061g

前日のプラクティスから、板ヶ谷橋付近に魚影が濃い事と、リアクションを絡めた縦の釣りに確信を持った。試合当日は、板ヶ谷橋付近の岬からスタート。1/96オンス、カットテールのネコリグをフォールさせキロアップをキャッチ、僅か30分程でリミットメイクに成功した。その後、稲生川中流に移動して、ハドルフライ3インチのダウンショットを駆使して800gをキャッチ。その後はリアクションを意識した縦の釣りを展開。1/2オンスのフットボールジグにダイナゴン4インチを、岩や岩盤に転がす様なイメージで使用して、800gと900gをキャッチした。終盤、肱川中流の岩盤にフットボールジグをフォールさせて、入れ替えとなるキロアップをキャッチ。3061gまでウエイトを高めた。チャプター愛媛の競技委員長を務める真木選手。2007年の開幕戦となった大渡ダムで記録した5235gは、現在も破られていないチャプター愛媛のウエイトレコードである。しっかりとした理論と経験を武器に、来年も上位に食い込んでくるだろう。

第5位 尾崎 広司 選手 2976g

約2週間前にプラクティスに入り、肱川下流にある板ヶ谷橋付近の赤土エリアで、ベイト絡みのパターンを見つけていた。フライトがあまり良くなかったので、試合当日は肱川中流域から釣りをスタートした。釣れてくるサイズが小さかったので早々にポイントを見切り、プラで感触の良かった赤土エリアへと移動した。ドシャローに点在する岩のシェードに、ラッシュクローの1/4オンス、フットボールジグヘッドをフォールさせて、グッドサイズでリミットを揃えた。その後、支流の稲生川に移動して、岩周りをフットボールで攻めてキロアップをキャッチ、2976gをウエインした。岩のシェードとフォールによるリアクションが、ベイトを意識したグッドサイズの個体に口を使わせたようだ。尾崎選手は、早明浦ダムで開催されたチャプター戦で優勝経験を持つベテラン選手である。今季で4回目の年間ランキング2位を獲得した強豪、越智武彦氏率いるチームSTGに所属していて、今回は越智塾長を抑えての5位入賞となった。

成績表

順位ゼッケン氏名重量ポイント
11位 45254 47034,703g 33匹 3030Pts.
22位 45014 35933,593g 33匹 2929Pts.
33位 45552 31163,116g 33匹 2828Pts.
44位 45202 30613,061g 33匹 2727Pts.
55位 45356 29762,976g 33匹 2626Pts.
66位 44974 27842,784g 33匹 2525Pts.
77位 45122 27712,771g 33匹 2424Pts.
88位 M032 27642,764g 33匹 2323Pts.
99位 44603 26092,609g 33匹 2222Pts.
1010位 45743 25932,593g 33匹 2121Pts.
1111位 45326 25792,579g 33匹 2020Pts.
1212位 JII四022 25162,516g 33匹 1919Pts.
1313位 45461 23962,396g 33匹 1818Pts.
1414位 M034 21712,171g 33匹 1717Pts.
1515位 44960 21622,162g 33匹 1616Pts.
1616位 44995 19471,947g 33匹 1515Pts.
1717位 45181 19041,904g 33匹 1414Pts.
1818位 JII四015 18231,823g 33匹 1313Pts.
1919位 44530 17521,752g 33匹 1212Pts.
2020位 45958 17261,726g 33匹 1111Pts.
2121位 45437 17041,704g 33匹 55Pts.
2222位 JII四004 16891,689g 33匹 55Pts.
2323位 JII四027 16091,609g 33匹 55Pts.
2424位 45123 15801,580g 33匹 55Pts.
2525位 JII四025 15301,530g 33匹 55Pts.
2626位 44570 14951,495g 33匹 55Pts.
2727位 45667 13941,394g 33匹 55Pts.
2828位 45358 13571,357g 33匹 55Pts.
2929位 45362 13501,350g 33匹 55Pts.
3030位 44635 13341,334g 33匹 55Pts.
3131位 44671 13191,319g 33匹 55Pts.
3232位 JII四024 12861,286g 33匹 55Pts.
3333位 JII四029 12831,283g 33匹 55Pts.
3434位 45056 11161,116g 33匹 55Pts.
3535位 45325 11081,108g 22匹 55Pts.
3636位 44675 955955g 33匹 55Pts.
3737位 44806 866866g 33匹 55Pts.

※項目名クリックで並べ替えが出来ますが、ゼッケン・氏名の並べ替えは完全ではありません。

関連ページ

大会スナップ

優勝 菊川選手
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2位 貝原選手
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3位 窪田選手
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4位 真木選手
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5位 尾崎選手
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野村ダム
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