■上位のフィッシングパターン
1位 TM5
江波戸 寛明
エリア:初日は、ロイヤルワンド2日目は、グラブワンドで水深が2m前後にある溶岩やウィード
パターン:基本的にはサイトで。ただ誰にでもはっきり見える魚ではなく、よく見ると溶岩やウィードの隙間などに隠れていて尻尾や背中の一部が見える魚を狙いました。この魚は、朝からずっといるのではなく、水温が上がってフィーディングのためかシャローにさしてくる魚で、タイミングがありました。そのタイミングは、水温が何度上がったとかゆうのではなく、自分の体の体感気温みたいなもので理屈で説明できないのですが初日に感じた感覚を大事にして2日目もさしてくるであろう場所にそのタイミングで入りました。釣り方は、何かに寄り添って隠れているつもりの無防備なやつは、目の前にワームを持っていけば簡単に口を使ってくれたので、特に難しいことはしてないのですが、体力がないのか吸い込む力が弱いのであえてダウンショットにしてシンカーはただ沈めるだけに使い、リーダーをうまく使ってノーシンカーの状態で口元に持っていき吸い込むときに抵抗を少なくし、しっかり食わすことに成功しました。ロッドもエアリアルよりも柔らかいスーパーエアリアルを使うことでロッドによる抵抗を減らし、無駄にラインスラッグを出さずにやれたのでフッと吸い込むわずかなバイトも取れました。
タックル:E.Gビビットテール2.5インチのダウンショットリグ+ インスパイヤースーパーエアリアル6・6UL+シマノツインパワー+E.Gバスザイル・マジックハード2.5lb
偏光グラスはスワンズのスナイパーで同社のサイドカバーをつけて使用
メッセージ:ふだんは、京都のルアーフィッシングショップ主にいますので機会があれば寄ってもらって今回のことや他のことでもなんでも気軽に声をかけてください。
2位 W27 千葉 隆
エリア:さかなや前の溶岩滞、1〜2メートル
パターン:バスマガ1月号「とっておきシーズナルテクニック」に書いたとうり!
タックル:mt's シャド 2インチ、2,3インチ+1.8g,2.5gジグヘッド+スペシャリスト
EXS62-U+ダイワ IGNIS2004C+DUEL ハードコア フロロプラス2.5lb
3位 TM23
神田 雅貴
エリア:浅川ワンド南側の水門、及び、水門沖の3mのブレイク+枯れウイ-ド。水門は昨年の放流魚中心で200g前後の魚が多く、比較的簡単に釣れた。ブレイクはネイティブ中心でウエイトが200〜400gとサイズが良かったが釣りにくく、水温が上昇する10時以降にならないと食ってこない。また、ルアーを雑に動かすと全く釣れなかった。
パターン:ライトジグヘッドのステイ&シェイク。ラインスラッグを多めに取りルアーをステイさせ、時折、ルアーが動いてしまわない程度の細かいシェイクする。バイトは手元に伝わらないほうが多く、ラインのたるみ具合に何か変化があったときにあわせてみると5回に1回位はバスがフッキングしているといった感じだった。水中のラインのたるみ具合もバイトを取る上で重要であり、また、できるだけルアーを動かさないようにする為にはラインを張り過ぎないことが重要でラインの見易さは生命線で、サンラインのFCスナイパーは必需品。オレンジ・ピンクのマーカーはちょうど、渓流釣りの目印のような役割をしてくれる。
メッセージ:トップマスターズの表彰台に立つことで夢が一つ実現されたと思います。少しずつではありますが釣りが上手になっていることを感じるときもありますが、今回はやること全てが上手くいきすぎ、結果的に3位に入賞したと捉えています。もっと、もっとバスフィッシングが上手くなりたいし、狙って上位に入賞できるような実力をつけたいと思います。練習あるのみ、これからもがんばります!
タックル:ミニチューブ 1/32ジグヘッドリグ(アボガド スモークペッパーパープルフレーク)+5.8ftダウンショット用ロッド+サンライン FCスナイパーBMS 2.5lb
4位 TM145 茂木 孝一
エリア:さかなやボート前、水深2〜3mの溶岩帯にある5m四方のスポットを2日間釣り続けた。2月に放流されたバスが多く残っていて、溶岩の隙間にタイトに付いていた。
パターン:溶岩の穴をサイトして(魚は見えない)ジグヘッド+2インチワームを落とし込んでいった。食いが浅かったので、ややハリのあるロッドでラインスラッグを出した状態でシェイク。魚の重みでフッキングさせるのがキモだった。
タックル:がまかつROUND29 1/19、1/11ozジグヘッド+クリープフライorゲーリー2インチグラブ+6ftスピニング+TDイグニス2004C+東レバウオスーパーハードプレミアムプラス3lb
5位 W5
深江 真一
エリア:狙ったエリアは畳岩!見やすい範囲(1.5m)にいる放流バスや、体力もなく動けないバスは除外!
釣り方:ボートが近づくと、逃げるバスがターゲットで、プッチ見えぐらいの水深にある溶岩の隙間に、数匹で移動し、隠れた時がチャンス!ライトライン・超ライトリグにより、吸い込みやすくして、ショートバイトに備えた!
タックル:最初の一匹はコエビチャン2インチのD.S・その後、クリープフライのD.Sです。ロッド:もちろんフカシンシェイク・BEAT1+ステラ2500FW+Xテックス・スーパーライト2.5LB
メッセージ:まもなく発売のエックステックス・スーパーライトは、まさに今回のトーナメントのような状況にベストマッチ!そのしなやかさ・飛距離は、フロロラインの約1.2倍、もちろん、コブラと同様にカモフラージュカラーです。この冬に、あえて河口湖を選んで、テストした甲斐がありました!フカシンの、こだわりの一品です。なので、発売が遅れちゃった!ゴメンナサイ。