概要

三寒四温で着実に春が近づきつつある季節となった。真冬並みの寒波が過ぎ去ったあとのポカポカ陽気が「釣り日和」を演出し、放射冷却で寒い寒いと集まった参加選手たちも競技時間いっぱいまで集中力を切らさずに挑めたようだ。ただし上流吉野川から流入してくる水温はやや冷めており、水中の活性は非常に低下していた。そのなかでも鋭い推察力を活かした新人選手や長年の経験値をフルに発揮してバスの着き場を見定めていったベテラン選手が、これまでにない厳しいコンディションにもかかわらず貴重なバスを手にすることになった。今回のウェイイン人数は参加選手数の半分以下、スタートダッシュに遅れたルーキーや常連組が第2戦以降どのような巻き返しを見せるのか、波乱(?)のシーズンは始まったばかり、今後も目が離せなくなりそうだ。

上位のフィッシングパターン

優勝:阿部大吾、2480g
コメント:今切川全域にて勝負しました。応神橋下流アシ島のリップラップでエコスワンプ1/16JHWでキロアップ、モータースワンド外側リップラップでエコマックスベイト1/32根こリグで1400gを獲りました。使用ラインは信頼してやまないサンラインFCスナイパー3lb、やっぱ最高のラインです。やっと優勝でき本当に嬉しいです!石川晴彦チャプター会長をはじめスタッフの皆様、チームSの皆さん、本当にありがとうございました。これからも頑張ります!

準優勝:藤本和昌、2365g
コメント:TOP50プロでもある石川晴彦チャプター会長が一緒にプリプラをしてくれ当日には急遽ボートも貸して頂きました。そのプリプラと感謝の念を踏まえてシャッドメインで戦いました。三つ合堰リップラップ3mレンジではプレデター(オリジナルカラー:フジカズレモン)で1200g超、丸須テトラでは臨機応変にワッキーワーム1/16JHWで1100gを仕留めました。サンラインFCスナイパー4lbと5lbを使用しました。

3位:大道真之、1920g
コメント:中～下流域のマンメイドストラクチャーをメインに戦いました。新広島橋下流テトラ地帯ではスリムヤマセンコー5in1/16JHWで攻め、長岸橋テトラ地帯では6.5inカットテール1/32根こリグで狙っていきました。初戦だったのですが好成績(唯一のリミットメイク)を出せて嬉しいです。

4位:大谷貴志、1725g
コメント:朝、旧吉野川最下流を目指していたところ長岸橋を誰も攻めていなかったので入りました。スワンプ根こリグでは反応無かったので、得意のクランク(マッドペッパーマグナム)にチェンジしたら一発で食ってきました。サンラインFCスナイパー8lbを使用。

5位:川田賢治、1715g
コメント:今切川応神橋上流の1.5mレンジ、サンラインスーパーFCスナイパー16lbにモグラジグ1/2oz+ビッグダディでラッキーフィッシュを引きずり出しました。サンラインCUPで表彰台は嬉しい!この調子で今シーズン頑張ります!

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