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JBマスターズ 第2戦 サンラインCUP 04月16日()~04月17日() 三重県 三瀬谷ダム

荒天の為、2日目は中止。初日成績がそのまま総合成績になります。

ストーリー

優勝を決めた1本のキッカーフィッシュ。
伊藤康晴選手がJBマスターズ初制覇!

ここ数年、三瀬谷ダムのバスは大型化が進んでいる。
今大会の前週に開催されたチャプター戦では3kgUPを含む3本で4,155gというビッグウエイトを叩き出したマスターズの長友政貴選手が圧勝。春の三瀬谷戦は、プリスポーンのグッドサイズを1本仕留められれば単日で上位に食い込むことができ、2日間の日程で開催されるマスターズ戦では2日間連続でキーパーを持ち帰ることが上位入賞への絶対条件となる。しかし、今大会は既報の通り、2日目は春の嵐で中止となった。

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結果から見ると、ウイニングウエイトは3,408g。2~5位までが2kg台で、3位の福島 健選手が4本を持ち込んだ以外は1フィッシュ。このシビアなコンディション下において、上位陣がどのようなシチュエーションと時間帯に貴重なビッグバスと出会ったかを紹介しよう。

優勝:伊藤康晴(3,408g)

2番のクリークを朝からライトリグで攻め続けた伊藤選手。3時間近く沈黙が続き、展開をかえようとクリーク外側に出た直後にスーパーキッカーに出会ったという。
それまでのライトリグからパンチショットリグ(10.5g)をセットしたタックルに持ちかえ、ブッシュを撃ち始めて5投目ぐらいにバイト。ちなみにワームはストレート系のドライブクローラー4.5in。掛けた瞬間はここまでデカいとは思わなかったそうだが、ブッシュに邪魔されながらもランディングに成功した。

準優勝:高山陽太郎(2,930g)

開幕戦に続いて少ないチャンスを生かした高山選手。今回は会場対岸のブッシュをキッカーバグのテキサスリグ(7g)で攻め、10時30分にバイトしてきたのが3kg近いビッグバス。口を使わせたのはボトムではなく、枝を利用ながら中層の魚にアピールしたという。終了10分前にもグッドサイズがバイトしてきたが、痛恨のバラシとなった。

3位:福島 健(2,904g)

この日、バスをキープしたのは38選手で、1本が32選手、2本が5選手、4本をキープしたのは福島選手だけだった。同選手が時間をかけて攻めたのは左岸下流のクリーク。プリのメスをダウンショットやジグで狙うも10時近くまで不発。湖面へ樹木の枝が垂れ下がったシェードにポストスポーンのバスが浮いていることを突き止めてから食わせる術が見えたという。
ルアーを追わない(追えない)低活性のサスペンドバスに口を使わせたのはノーシンカーワッキーのボウワーム。極小シンカーを仕込んだだけでも反応がなく、それほど気難しいバスを10~12時までの時間帯に4本をキープ。釣ったエリアは半径30mぐらいの狭い範囲で、アプローチ方法もすべて同じ。最もサイズがよかった4本目をキープした段階でリミットメイクを考えずにそのエリアを翌日のために温存したという。

4位:市村修平(2,320g)

最下流のB & G対岸のクリークをメインに攻めた市村選手。自らデザインしたI字系『SHU7』の1/32ozジグヘッドリグに2kgフィッシュがバイトしてきたという。時間は 9時30分ごろ。気配は感じ取っていたらしく、水深3mの中層を攻めて結果を出した。

5位:長谷川太紀(2,266g)

下流のクリーク入口にある橋脚際で長谷川選手は2kgフィッシュをキャッチ。ドライブクローラーのネコリグでゴミが溜まっている箇所へアプローチ。その少し前に手応えのあるサイズをバラしていたが、11時ごろに訪れた2度目のチャンスをモノにした。

年間ポイントランキングは福島 健選手が216Pで暫定トップ!

上位陣がバスをキャッチしたのはすべて会場周辺よりも下流エリア。10時前後からの遅い時間帯にバイトが集中し、サスペンドバスというのも共通のキーワードとなった。
マスターズは開幕戦に続いて第2戦もウェイイン率の低いゲーム展開となった。2戦連続でポイントを獲得したのは僅か7選手に絞られた。
残すは夏の霞ヶ浦戦と秋の野尻湖戦の2大会。福島 健選手が216Pで暫定トップに立ち、植田 陽選手が211P、高山陽太郎選手が202Pで続いている。

写真・レポート:バスマガ編集部K

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