概要

残暑厳しい8月26日、台風4号の影響で延期となっていたチャプター北兵庫第5戦フィッシングエルモCUPが開催された。朝の受付時には18度と少々肌寒い気候だったが昼頃には30度を超える暑さとなり、選手の体力を奪う過酷な状況での大会となった。プラクティスに入った選手の話では急激な増水で“魚の動きが掴めない”“かなり厳しい”といった声が聞かれ大会成績が心配されたがウェイインが始まると次々に魚が持ち込まれた
80%を超えるハイウェイイン率となった同大会で優勝を飾ったのは神吉秀樹選手。キロフィッシュ1本を含むリミット3本を持ち込んだ同選手は多くの選手がバスの動きを見失っている中で的確にバスの動きを観察しシェード撃ちを丁寧に行い2176gで優勝となった。最近の神吉選手は目を見張るものがあり、一皮むけたように思える
2位となった八田和也選手は上流の黒川エリアでタイミングを計り3本1508gをウェイイン。他の選手も黒川を狙う中、3本を手にしたのは八田選手のみ。長年の銀山経験が生きた結果となった。3位の金子三郎選手は中流～下流にかけてベイトをチェックし活発な400g台のバスを的確に獲り、入れ替えをしながら3本1378gを持ち込んだ。4位の豊田洋一選手も1378g。同選手は下流域の岩盤に狙いを定め活性の高い400g台のバスを3本手にした。5位の須藤功司選手はリミットメイクを心がけ300～400gのバスに狙いを絞り、シャローから少し下がった個体の入れ替えでウエイトを少しずつ上げ1236gにまとめた
最後になりましたが大会開催にあたりサポートして頂きました冠スポンサーのフィッシングエルモ様、朝来町ディスカウントショップ酒市場様、この場をお借りして御礼を申し上げます。ありがとうございました。次回はチャプター北兵庫最終戦となるFINA/ハヤブサCUPが9月9日に開催されます

上位のフィッシングパターン

●優勝　WG59神吉秀樹プロ
[エリア]中流
[釣り方]サイト・シェード撃ち
[キモ]バスの動きをよく観察する

タックルSet1
ロッド:RR5100LS
リール:イージス
ルアー:自作スモラバ
ライン:サンライン3lb

◆コメント◆
やっと優勝できました。サポートして頂いているフィッシングエルモCUPで勝てて本当に嬉しいです。福島さんありがとうございました

●第2位　MW33八田和也プロ
[エリア]黒川上流
[状況]上流エリアでキーパーを獲るのは難しい状態。平均サイズ200gとかなりウエイトは低い感じがした
[釣り方]サイトフィッシング
[キモ]サイトでいい魚を獲る事が出来てラッキーでした

タックルSet1
ロッド:ノリーズ
リール:ダイワ
ルアー:スワンプクローラー
ライン:サンラインスーパーFCスナイパー
リグ:ネコリグ

タックルSet2
ロッド:エッジ
リール:ダイワ
ルアー:ジャバスティック
ライン:サンラインスーパーFCスナイパー
リグ:ダウンショット

◆コメント◆
いつもお世話になっているフィッシングエルモ様、ありがとうございました

●第3位　WG5金子三郎プロ
[エリア]潮流から下流のエリア全域
[状況]スタート直後からベイトが泳いでいるエリアをチェック
[釣り方]ダウンショットでシャローを流しながら撃っていった
[キモ]気温が上昇する前にキーパーをキャッチ

タックルSet1
ロッド:エバーグリーンインスパイア　ウルトラエアリアル
リール:アブカーディナル
ライン:バウオ3lb
リグ:ダウンショット

◆コメント◆
前日のプラが出来なかったので朝から準備でバタバタしましたが3位になれて嬉しいです。最終戦も頑張ります

●第4位　NBC38997豊田洋一選手
[エリア]下流南側岩盤
[状況]ナイスキーパーが浮いている
[釣り方]フォーリング
[キモ]ボディウォーターのあたる所・飲み込まれるほどほっとくメソッド

タックルSet1
ロッド:デストロイヤーF1-61XS
リール:TD-X2004
ルアー:マザーワーム3インチ
ライン:FCスナイパー3lb
リグ:ダウンショット

◆コメント◆
加古川の陸釣りクラブを休んで来た甲斐がありました

●第5位　MW116須藤功司プロ
[エリア]下流
[状況]前日と違いシャローにキーパーがこなくなっていた。前日より少し深いところにキーパーがいたようです
[釣り方]スプリットのフォーリング
[キモ]自分の得意な釣り方を信じてやりぬくこと!

タックルSet1
ロッド:テンリュウJBロッド
リール:シマノアルテグラ
ルアー;4インチカットテール
ライン:サンライン3lb
リグ:スプリット(1g)

◆コメント◆
いつもながら厳しい銀山湖でした。プロ戦も集中力を切らさず頑張ります!　

成績表

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