NBCチャプター広島第2戦メガバスCUP

概要

　GWに入るまでは水温12℃だった弥栄ダムは,4月18日に行われた弥栄チャプター第2戦でも28人中ウェイインが11人など非常に厳しい釣果だった。GWに入ってから水温が一気に16℃以上に上昇し,水温が高いところでは20℃に達するエリアもあった。魚の動きも一気にスポーニングに向けて動き始め,ネスト戦になることが予測されたが,スポーニングが早いエリアや,大潮の谷間でネスト個体による状態を見極めることがキーとなった。
　優勝はやっぱりこの人かという,広島チャプターのネストのスペシャリスト河井プロ。最終フライトだったにもかかわらず,他の選手の動きを読んで3,823gをたたき出した。準優勝の丸子選手も得意のネスト,得意の小瀬川筋を攻略して優勝でもおかしくない3,550g。3位の森川選手も同じく小瀬川筋で1,800gの今大会のビッグフィッシュをキャッチして,賞品の短いロッドと光るリールを手に入れた。4位の宮本は試合開始後20分で2,700gをキャッチするものの後が延びず。5位のネスト専用のワームを持っていなかったにもかかわらず,参加賞でもらったエコ・ガードのルアーを駆使して,ネストを攻略した溜選手だった。
　今大会では,ウェイイン率100%,リミットメイク率も77.8%と弥栄ダムらしい好釣果となった。
　最後に,開催にあたり,今年も冠を持っていただき賞品を提供いただきましたメガバス様,弥栄湖レンタルボート様にこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

上位のフィッシングパターン

(1)優勝　河合 大助
　プラクティスで何処にどんなネストがあるのか全て頭に入っていた。メインエリアを美和町方面と考えていたが,先にスタートした選手の動きをみて,朝一に大竹側スロープ下流にて1,400gをキャッチ。さらにレンタルボート対岸のワンドにて2匹キャッチした。 トータルで5本キャッチしたが1本しかメスが混じらなかった。リグは自作スモラバとエコスワンプ 。
(2)準優勝　丸子 精二
　金曜日のプラで見つけていたネストを攻めた。サイトにて小瀬川にて朝一に1,300gをキャッチし,9時前にはリミットメイクした。ルアーはイマカツのレインボーシャッド
(3)3位　森川 昭浩
　サイトにて小瀬川にて朝一に1投目でこの大会のビッグフィッシュとなる1,800gをキャッチ。2位の丸子選手を追いかける形となり,残った魚を狙った。ルアーはカットテール。
(4)4位　宮本 洋平
　前日のプラで当日簡単に釣れそうなネストを探した。そのため,開始後20分で2,500gをそろえたが後が続かず。終了前に美和町入り口の岬で1,000gを入れ替え出来た。 ルアーは2インチ　ハンティングシャッド。
(5)5位　溜 強
　ネストを狙って10時にはリミットメイク。 ルアーはネスト用のルアーがなかったので,エコ・ガードのポークをカットしたものを使用した。

成績表

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