NBCチャプター広島第3戦スミスCUP

概要

土曜日はまとまった雨が降り,開催は大丈夫かと思うほどだったが,当日は天気予報が外れて曇りで時々晴れ間がみられる状態だった。雨による濁りが予測されたが,濁りもそれほどではなく,放水により水位が30cm弱低下していた。そのためシャローが不発で,27人中11人しかウェイインできないという厳しい大会だったが,釣れればキロアップという土師ダムらしい大会となった。
優勝は,サイト戦だった広島チャプター第2戦メガバスカップを制した河井プロが2連勝を飾った。これで年間暫定1位だった丸子選手を交わして年間トップの座に躍り出た。河井選手が今年年間優勝となると3連覇となり,誰がこの勢いを止められるのか次戦以降の展開が気になる。準優勝は,釣れない大会に強い大谷プロ。JB旭川第1戦シマノカップに続く準優勝。3位の益元選手はペンシルポッパーで,4位の安並選手,5位の渡邉選手はゲーリーヤマモトヤマモトのエコカットテール4in(グリパン)のダウンショットでキロアップを釣り入賞した。
それにしても,お立ち台3人がゲーリーヤマモトのエコカットテール4in(グリパン)のダウンショットで釣ってきた。土師ダムでは定番ベイトとなりつつある。
最後になりましたが開催にあたり,今年も冠を持っていただき賞品を提供いただきましたスミス様,土師ダムサイクリングターミナル様にこの場を借りてお礼を申し上げます。どうもありがとうございました。

上位のフィッシングパターン

優勝　河井 大助プロ
プリプラ,前日プラもずっと凄い雨で,バスがカバーにつかずに回遊しているように感じていた。ディープのストラクチャーをみてまわったが,噴水の基礎にベイトが絶え間なく付いていて,バスの魚影も確認できた。基礎は水深6mにありトップは4m。1/8ozのダウンショットで,ゲーリーヤマモトのエコカットテール4in(グリパン)とプレッシャーがかかったときはハンドクラフトのロイヤルシャッドを使い分け,4本搾り出した。

準優勝　大谷 慎一プロ
プラクティスなしでバズベイトだけ投げるつもりできたが,最上流でワンチェイスあったのみだった。中流オイルフェンス上流の中洲にある,沈んだ木をベイトブレスのベイン3.8in(ブラック)で釣った。釣れた場所を確認すると水深20cmくらいだった。

3位　益元 浩之選手
プラクティスでは島周りのトップが良かったが,当日はダメで下流に下りてライトリグをやったがダメだった。再度,島上流の西岸に入りなおし,12時過ぎにエバーグリーンのシャワーブローズで仕留めた。

4位　安並 太郎選手
朝一,島周りに入ったが釣れなかった。下流に移動してスロープ対岸の大きな岬を回ったところにある立ち木が沈んでいるところで,ゲーリーヤマモトのエコカットテール4in(グリパン)のダウンショットを4～5mの立ち木に引っ掛けてはずしたときにバイトがあった。釣れたのは9時ごろ。

5位　渡邉 信治選手
6～7mの底べったりに,ベイトが写っていたため,ずっと1位の河井選手と同じ噴水周りを釣っていた。10時30分ごろゲーリーヤマモトのエコカットテール4in(グリパン)のダウンショットで仕留めた。

成績表

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