JBII東条湖第2戦「イマカツCUP」が開催された。開幕戦が終わってから東条湖は減水へと向かい夏の定番「導水路パターン」が炸裂するかと思われたが、梅雨に入ってから大雨も多く一度減水しかけたものの一気に増水し満水状態へと変わった。
この増水が7月の東条湖のパターンを変貌させバックウォーター本命になり狭いエリアの争奪戦になった。そしてその権利を獲得したのが一昨年・昨年と2連続年間覇者のTOP50片岡壮士プロ、そして昨年1ポイント差で惜敗した田村正敏プロの一騎打ちになった。大会後語られたように接近戦のまさに腕の勝負だったようだ。釣れた釣られたミスしたミスしてしまったの繰り返しで緊張感ある頂上合戦。
互角の勝負に勝敗を決めたのは意外や意外に釣りの技ではなくシステムの調整だった。緊張感ある戦いを制したのは田村正敏プロ 東条湖プロ戦初の栄冠を手にした。
2位には燻銀のベテラン三木晃プロ、3位には新鋭プロ ヒューマン戦士の一角 北風プロが入った。僅差の勝負の醍醐味もプロトーナメントの醍醐味であることを再認識した面白い大会だった。
写真・レポート:JBローカルスタッフ